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性と向き合うことは恥と向き合うこと

性の部分と向き合うことは、自分の恥の感情と向きあうことだ。

だってアダムとイブのあの頃から、性には羞恥心と罪悪感が埋め込まれてる。性の問題を語ることはタブーとされ、その本来の意味をずっと隠されてきた。性は単なる生殖のための行為、男性のための行為という意味づけがされ、女性の性は抑圧され続けた。女性が性に積極的になることは許されず、それどころか自分の身体にさえ興味を持つことを禁じられてきた。私たち女性は自分の女性器を見ることも触ることもタブーとされ、自分の身体なのにブラックホールを抱えているような得体の知れない不安をずっと抱えてきた。私たちはずっと眠らされてきたのだ。

ずっと握りしめてきた性に対する罪悪感、恥の意識を超えない限り、本来の自分と繋がることは不可能なのだ。

性にまつわる恥の意識にまずは気付くこと。例えば「女性が性欲を持ってはいけない」とか「わたしの身体は劣っている」「わたしの身体は不完全だ」「女性器は汚い」など、たくさんの性にまつわるネガティブなコアビリーフをわたしは持っていた。

まずはそれを持っていたことを認める。そして恥の感情と自分の間にスペースを作る。

いつのまにかわたしと一体化してわたし自身となっていた恥の意識を自分と分ける。それは自分の一部分であってわたし自身では無いのだと自分によくよく染み込ませる。

わたしはそんな思い込みを持っていたけれど、それはわたし自身ではないし、真実でもない。

絶対に見たくなかった、一生気付きたくなかった、ずっと憎んできた大嫌いな自分をまるごと受け入れて、本来の自分と統合した時、私たちは性の本来の意味に気付き、宇宙と繋がる道が拓かれる。

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