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どの情緒 感情でも無い状態に鎮む ために 鳴る

始まり方のニュートラルだが明るい光の繰り返しが無理なく誘う
パッと見えるものがある 共感覚なのか音の意匠の別の情報なのか
香りのような

空間性
このテイクの中に我々が包まれる ような
元のは、われわらの空間の中に侵入する ような 存在の仕方だった 変わった

サステイン 余韻の波の中で フレーズ感が作者性を感じる
限られた鍵盤の中で重なってできる余韻の明度
押される鍵盤のタイムが呼吸を導く

新しいれっくは何をしているかがみえやすくなぅている
遅れてくる残像や倍音を操っていたのか

打点よりもその一瞬後に重点がおかれている
音色でもなく、色彩でもなく、もちろん構造でもない、
明滅の滅のないままの、不定形ではない、流動だけではない、道みたいな、敷物みたいな、のよう

あと、喋ってますよね __が・___を通して
これが1番明確に感じます

くれてゆく赤い光 
のぞく白い光
ともに 風の中に現れる
かたいベールの外側に息づくものが 響きになって表れてくれる
温度を伴う水鏡に
踊る光の   粒
水面にうつり 揺れる光の断片
たかく ゆれる 煙
その香りは



そして録音方法云々ではなく解像度が違う

どの情緒 感情でも無い状態に鎮む ために 鳴る



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