yo yo 人生の反省を強制で一斉に要請 yeah

私は、マジで努力ができない。

そんじょそこらの自称努力不能人間とは違う。私は"ガチ"なのだ。"マジ""ガチ"で努力ができない。スーパーウルトラミラクル超絶怒濤ゴッドドラゴン弩級に努力ができない。要するに、オワリだ。

小学生の頃は先生が「今回のテストは一人だけ百点がいました!」と言えば必ず最初に私の名前が上がったし、字が綺麗だと学年全員の前で褒められたし、全校の前で作文を読んだし、図書館で借りた本の冊数は全校一位だったし、学力テストは学年一位だった。そう、私はかなりの優等生だったのだ。お前が?と思った奴、あとで先生のところに来なさい。

それが今となっては、エグい頻度で病んでは数日連続で欠席し、電気もつけずに布団にくるまって泣き、全授業大爆睡をかまし、課題は提出せず、全テストに一夜漬けで挑み、赤点を回避しただけで大喜び、教室の隅で友達にヒス構文を披露しては腹を抱えて蹲り大爆笑している...

ほな、死のか...

という感じである。

おそらく小学校時代に真面目に頑張りすぎたせいで、その反動が来てしまっているのだろう。昔の私は上手なサボり方なんて知らなかったし、力の抜き方も分からなかった。常に全てに対して全力で取り組んでいた。

でも、努力ができなくても不思議となんとかなってしまうのだ。どんなにテスト勉強をしていなくても毎回赤点はギリギリ回避できているし、めんどくさくなって課題提出を諦めても提出期限が伸びてちゃんと提出できたり、期限が伸びなかったとしても先生の機嫌がよくて成績に響かなかったり(期限と機嫌で韻を踏んでいてかっこいい)、なぜか全てがなんとかなる。

つまり、昔に積んだ徳のおかげで私の人生が保たれている、ということだ。そう、これは神のおかげ。全ては神の御加護のおかげ。

おお神よ______________


????「チクショーーーーー‼️」



そ、その声はまさか...!?



コウメ太夫「どうも、コウメ太夫です(ツーン)」



こ、コウメ太夫!?本物だー!?

何故そんなツンとした表情をしているんですか...?(ドキドキ)



コウメ太夫「ッッッカァアアアアァァアアアァァアアアアアァアアアアァアアァアアァ‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️」



!?



コウメ太夫「失礼。使用言語を、間違えました」



気をつけてね。次は、ないからね。



コウメ太夫「はい」



気を取り直して………何故そんなツンとした表情をしているんですか?



コウメ太夫「それは...」



コウメ太夫「お前が、神に縋ってばかりで努力をしていないからッッッ‼️」



は?



コウメ太夫「だから、お前が」



だから、誰に向かってお前って言ってんの?



コウメ太夫「は、はい...」



まぁいいや。それで?



コウメ太夫「結果とは自分の努力で掴むもの!結果を努力なしに手に入れようなんて、そんな甘ったれたこと__________」



え?私、頑張って生きてますけど?



コウメ太夫「えっ」



私、毎日しんどいの我慢して頑張って生きてますけど?じゃああなたは私が生きていることなんてどうでもいいっていうんだ?私が必死にもがいて苦しんでそれでも生きていこうとしている努力を見ずに私のこと評価するんだ?じゃあ私なんて生きる努力をやめてさっさと死んじゃえばいいって思ってるんだ?



コウメ太夫「い、いや、そんなこと言ってな...」



もういいよ、私なんて生きてる価値ないんだから。コウメ太夫はいいよね、全国の皆に好かれてて。私なんて誰にも好かれてないんだから。私なんて死んでも誰も悲しまないよ。



コウメ太夫「違う...ッ、違う‼️」



コウメ太夫「そんなこと、ないッ‼️」



コウメ太夫!?



コウメ太夫「俺は、お前を愛しているッ...‼️どうしようもなく、だッ‼️」



コウメ太夫って一人称"俺"だったっけ?



コウメ太夫「この想いが伝わらないなんて...ッ‼️」



コウメ太夫「チクショッ!」



こ、これは__________!?



コウメ太夫が"本当に愛している者に対してしか言わない"という、伝説の__________!?



高速チクショー__________!?!?!?



ま、まさか本当に私のこと__________


コウメ太夫「俺は、お前を愛しているッ‼️これは嘘偽りのない本物の"愛"だッ‼️」



こ、コウメ太夫...(泣)



コウメ太夫「俺の重い想い、伝わったか...❓」



うん(泣)全部、伝わったよ(泣)



コウメ太夫「ウッヒョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️」

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