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カオスルーラーはまだ許されるのか?オーバースペック墓地肥やし竜の考察

この一ヶ月、とあるカードがずっと話題になっている。

カオスルーラーである。11期初頭より極めて強力な墓地肥やし兼疑似サーチカードとして「壊れ」の名声を欲しいがままにしている。ドラゴン族、闇属性、レベル8シンクロと、チューナーが無理なく出せるステータスでありながら豊富なサポート圏内であり、そこからの展開にも使用できるなど、シンプルに優秀の一言に尽きる。今日ではビーステッドやティアラメンツといった闇属性の環境テーマには十中八九入っていると言っていい。
また、来月発売のパックに収録される新規カードにカオスルーラーを展開するのに最適かつそこからレベル1で蘇生出来るチューナーの情報がすでに出ており、レッド・デーモンズ・アビスに繋がるようになるとのこと。

僕も大分現代遊戯王に毒されて味オンチになっているのだが、こんなバカみたいにデッキを回した挙げ句になんでも妨害なんて立てることが許されるかと言われるとやや首を傾げてしまうだろう。

そんな訳で現在このカードは事前規制が行われるのでは無いか、と言われているのが今期注目の的となっているわけだ。
しかし、僕個人の意見としてはこのカードは直ぐに禁止になることは無いと思っている。強いのは確かである。そもそも、カオスルーラーはいつか禁止になることは確定していると言ってもいい。こんな汎用的の塊みたいな墓地肥やしするエクストラデッキのカードが許されるわけがない。将来的にはチェインと同様の扱いになるだろう。但し、今では無い。
ハッキリ言って現環境化ではまだ制御できている部類のカードであり、他の禁止カードや禁止制限候補と比較すれば召喚のために必要な最低限のコストはかかっている。つまりイシズやティアラメンツがおかしい。
というわけで、僕は今回の禁止改定でルーラー禁止は無いと思っている。もしかしたら制限くらいは来るかも知れないが、特性上このカードはエクストラにピン刺しが殆どなのであまり意味はないだろう。それよりはある日突然処刑台、というストーリーが遥かに現実感があると思う。

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