見出し画像

妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活37

■シークレットなワールドで座席が無かった初ワンマン武道館

1994年、ピーター・ガブリエルさん初のワンマン来日公演が決定。
過去にチャリティー・イベント等で来日した事はあったのですが。
洋楽ばかり聴き始めてた若者としては行かなきゃいけないと思い。

ヤバめな人一覧 どれも素敵です、はい

ピーター・ガブリエル、元々はジェネシスにいた見た目ヤバイ人。
ジェネシスよりクリムゾンな私はピーガブのソロの方を聴いてて。
特に1992年に出たUsというアルバムが凄く好きで繰り返し聴いて。
過去のモノも繰り返し聴いてましたがこのアルバムが特に好きで。

そんな繰り返し聴いてた矢先ピーガブさん来日公演やるとの情報。
しかも初の単独ライブでトニー・レヴィンだって来るじゃないと。
東京は武道館の二日間だったので取り合えず一日だけでもと思い。
思いの外、簡単にチケットも取れまして意気揚々と当日武道館へ。

あれ?俺の座席が無ぇ、、、え?え? どこにも無ぇ、、、ぞと。

チケットに記載されてた番号の前後も含めごっそり見当たらない。
何だ?何ごと??と数分クルクルしていたら係員に声かけられて。
あ、すいません!座席探してますか??チケットを見せて下さい。
あ、はいはいこれですこれですと見せた途端、あぁすいませんと。

実は大幅なセット変更があり座席が変わってしまってるんですと。
チケットを交換させていただきます!と渡された小さなチケット。
元々も簡単な印刷チケでしたがこれまた簡易なチケに様変わりし。

これが当日の交換されたチケットでございます、、、

ご迷惑おかけしましたと丁寧にお詫びされ席も前の方になってると。
元々あったであろう座席よりもっと前の方に変更になったと思われ。
変更された恩恵をありがたく頂戴して、始まったライブに感激して。

簡素なステージで後方に大きめなスクリーンと中央に電話ボックス。
何で電話ボックス?と思いつつ音が凄く良かった記憶があり感動で。
繰り返し聴いてたUsからの曲やら、その前のアルバムの曲を中心に。
幅広くではなかったんですけど、とにかく音が良いしカッコよくて。

トニー・レヴィンは言わずもがなでドラムのマヌ・カッチェ最高で。
ギターのデヴィッド・ローズも勿論ですが皆の音が綺麗に聴こえて。
感動の夜はあっという間に終わりを告げライブビデオ出ないかなと。

そんな思いが伝わったか否か判りませんが半年後に出ましたビデオ。
これもレーザーディスクで買いました、意気揚々と再生ボタンオン。
あれ?後方にあったスクリーンが傾いたりクルクル回ったり?あれ?

ステージに花道あって電話ボックスから出てきたり、、、あれ、、、

そうなんです、多分ですけど大幅なセット変更ってコレなんだなと。
花道が無くなってステージを奥へ押し込んでスクリーン固定してと。
その結果、他の国ではビデオと同じ演出なんだけど日本では簡素に。
まぁ座席も近くなったし他の国でやってない曲も聴けたしいいかぁ。

■Sledgehammer/Peter Gabriel

ヤバイおじさん、変なおじさん、性欲強そう!なおじさん(失礼)。
最初の印象はこんな感じでしょうか、ジェネシスの方がヤバさ倍増。

この曲は聴いた途端なぜか性欲絶倫男の歌って勝手に思ってました。
ミュージック・ビデオを見たらもうそのまんまじゃん!と思ってて。
因みにイントロから尺八の音を用いておりまして生命を感じますね。

今は自分の好きなタイミングで色々ミュージック・ビデオ見れる幸。
この他にもヤバイおじさんのビデオが沢山見れますね、幸ですさち。

初めて出会った性欲絶倫おじさんではございますが素敵な曲だって。
スレッジハンマーやスティームだけではございませんワールドです。

あ、ケイト・ブッシュさんやシネイド・オコナーさんとアレですわ。
ま、やっぱり私の中では性欲絶倫おじさんのままで思い続けますわ。
最近、やっとこさ出した新作でも、まだまだ頑張ってくれてますわ。

■恋もから騒ぐ嵐が丘 ケイト・ブッシュ

ケイト・ブッシュさんといえばやはりこの曲、嵐が丘が有名ですか。
イントロだけなら絶対どこかで聴いた事あるはずだしから騒ぐはず。

まぁケイト・ブッシュさんもある意味ヤバイお姉様でございますが、
やっぱりこういった演劇っぽいアーティスト好きなんだなぁと思い。
ボウイ様が元々パントマイムやってたりしてるし英国の方々は良き。

声も素敵だし佇まいがなんとも素敵でございます

ピーガブ来日前年にレッド・シューズというアルバムが発売してて。
こちらも結構良くて繰り返し聴いてたしボックスとかも買ったなぁ。
そこから過去作を繰り返し聴いてたり足りないシングル曲探したり。

あ、90年代は洋楽が結構イケイケでボックスセット祭りだったような。
今は周年記念でアルバム単位のボックスが毎年出る様になりましたな。
ま、ケイトさんそこまで頻繁に活動しないし一回だけで済みましたな。

と、今回は性欲絶倫おじさんとかヤバイ人とか言ってしまいましたが、
本当に好きなアーティストであり色々とこの方から教わった事も多く。
まだまだ小僧な私でしたがアーティストを通して世界を勉強したりで。
見えて無い事や知りえなかった事を曲やら言葉から派生させ調べたり。

今みたいにネットが無いから調べられない事を大人に聞いたりしてて。
映画や曲からの一方通行な情報だけじゃなく取捨選択出来る様にとか。
自分の見てない感じてない知らない事を考えられる様になったかなと。

最後に日本だけでやってくれたこの曲、リーサル・ウェポン2思い出す


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?