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音楽がずっと好き

すっかりご無沙汰になっちゃいました。

今日はワタシの趣味のお話を。

音楽好きが高じてYouTubeまで始めてしまったという。そのタイトルは「もきちの部屋」

息抜きでここにこもってビールやハイボールを飲みながら、ダラダラと好きな音楽を聴いています。主にjazzが多いかなあ。

いつから音楽が大好きになったのかというと、小学校の高学年あたりから。  そのころ学校の放送でよく「峠の幌馬車」という曲が流れていましたが、楽しくて良いなあと。そのころあたりからですかねえ。

はっきりとは覚えてないんですが、親にねだって初めて買ってもらったのが確かコレ。😓

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マセてたのか、どこかおかしかったのか、どっちかです。😅コレを斜め向かいの電気屋さんで。実は昔、電気屋さんでレコード針やレコードなんかも買えたんです。

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中学に入ると、洋楽にどっぷり〜。東芝とかがラジオで洋楽のヒットチャートものを毎週流して、夢中で聴いていましたねえ。気に入った曲の歌詞を必死でカタカナでメモしたり。。😊

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お小遣で初めて買ったのがこれだったと。確か。東芝はいろんなレコード会社と契約しててLibertyなんかもその一つ。ビートルズも東芝系だったです。

ここら辺りまでは、ちょっと音楽好きの男の子程度だったんですが、遊びに行った友達んちで聞かせてもらったその兄貴のレコード、これにビックリし、そして怪しい音楽の道を歩み始めるわけで。。

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そう、この四人組。名前をはっぴいえんどと言います。いわゆる電気が走る〜みたいなやつ。つまり感電しちゃったわけです。今でこそ、知らない人はいないというくらい有名ですが、その頃は誰も知らない、知ろうともされない、そんなグループ。後に日本のPOPSに深く影響を与えるなんて、だれも思ってなかった。なんですが、中学生の坊やは痺れた。たしか1970年かそこらのことです。

歌にできるのかわかんないような難解な歌詞にリズムとメロをつけ、曲を作っていた。その頃はよくこう言われた。「日本語のロック」にこだわるバンドと。確かにそれは事実なんでしょうが、それだけではなかったんですけどね。

今や日本を代表する作詞家として有名な松本隆氏。そして、もはやカリスマ的な細野晴臣氏。ここら辺りの音楽に関わっていた人たちが世に送り出したアーティストは数知れず。そしてスゴイ。ま、一人あげるとするとユーミン。

長くなっちゃうんで、興味が湧いた人は調べてみてください。ユーミン誕生秘話みたいな感じで。

で、話を戻します。はっぴいえんどに痺れた少年はそのクレジットに書いてある「Thanks」に目が止まり、そこに登場するミュージシャンを片っ端から調べ始めるわけ。もう、ドツボ。つまり、彼らが影響を受けたミュージシャン(ほとんどが海外の)にものめり込んでいきました。

この「はっぴいえんど」という入り口が、はじめっからニッチなわけなので、その関連はさらに誰も知らない。興味も持たれないそんな超ニッチな音楽の世界。

高校のころギターに興味をもって、夏休みにバイトで稼いだお金で36,000円もするアコギを買っちゃいまして、その流れで高校の文化祭とかで初めて人前でやっちゃう。その頃はやっていた、みんなが弾いていた吉田さんとか井上さんとかの曲はまったく弾かず、小坂忠という謎の。。。

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高校を卒業するとケーキ屋さんに就職。

するとお給料がもらえるわけで、その頃は42,000円。。。

そのうち家に10,000円いれて、残りのうちから10,000円をレコード代に。お給料日には、会社の近くにあったレコード屋さんに寄って、10枚くらいカウンターに積み上げ試聴させてもらって、5枚くらい買うという感じ。毎月です。。。

そしてまたまた出会っちゃうわけです。

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これまた、少し話題になるくらいで、大ヒットしそうにない、実際ヒットしなかったグループ、シュガーベイブ。ところが大好きすぎて、もったこともないエレキギターというものをもち、コピーバンドまで作っちゃった。自宅の屋根裏部屋を練習場にして。。。警察から何回か「うるさい!」と苦情がはいっているとのやさしくお叱りを頂戴しながら。。。

いま、その頃の練習を録音してあったものを聴くと、初期のシュガーベイブより少し下手か?くらい。😅

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実はここからが本題。前置きが長すぎ😓

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偶然YouTubeで見つけた大貫妙子と山下達郎の対談。興味のある方は上の画像を手がかりに探してみてください。

先に挙げたはっぴいえんどの細野晴臣氏、松本隆氏、さらに鈴木茂氏、残念ながら亡くなった大滝詠一氏。そして大滝詠一氏のプロデュースでレコーディングされたSongs。そのいずれも、今も生きている。ガンガンに生きている。多分、走り出した頃は、みなさん自身、今こんなところまで来るとは想像していなかったんじゃないかなあと。

シュガーベイブも確か1971年あたりから3年くらいの地味〜な活動を経て解散。はっぴいえんども同じく地味〜な3年くらい活動のあと解散。

その彼らが、全くうけなかった彼らが、今では頂点の一つとして受け入れられています。50年近くたった今。

彼らのお話を聞くと、共通するのは「自分のやりたいことしかやらない」「自分を曲げてかせぐこと稼ぐことはやらない」

たとえば、ライブでウケるであろう「ジョニービーグッド」はやらない。お客さんに乗ってもらおうなどとは思っていない。

そして今、その結果、高い評価を得て、その世界で生きている。奇跡のような話ですね。

彼らが目指したのは、多分「素敵な音楽」だったのでは。自分たちにとって、そしてリスナーにとっての素敵な音楽を目指し続けたんじゃないかなあと考えています。

ワタシも生まれ育ちがケーキ屋、そして今、家業もケーキ屋。

仕事としてケーキ屋をはじめてからそろそろ46年が経ち、いまも変わらずケーキ屋でいられる。という奇跡のような話。

で、ワタシにとっていま最も素敵だと感じられ、目指しているのが「どんな方が食べてもストレスなく、楽しめる低糖質のスイーツ作り」なんでしょうね。

音楽の世界で「自分のやりたいこと」を貫き続け、そして生き続けているかれらの存在は、その「作り出す音楽」と同様に、とても励みになり、そして共感できます。

というわけで「ずっと音楽が好き」という、個人的なお話でした。

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