アンパンマンも変わってほしい〜!

以前からセミナーなどで「アンパンマンもそろそろ変わってほしい〜」などと呟き続け、しまいには。。。

糖質制限の漫画で有名な「おちゃずけさん」に、ポツリ 。


アンパンマンも変わってほしい!
おちゃずけさん、何か描いてくれません?
と、冗談半分で言ってみたところ、なんと描いてくれた!

普段から、セミナーなどでジャムおじさんも少しは考えてほしい!と、お話しているので、超嬉しい。

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さすがです!チーズに置き換えてくれました!

いまの日本人はほんとにパンが大好きで、アンパンマンも子供のヒーローにはぴったりですね。

しかし我々糖質制限人にしてみれば、あんぱんはヤバイでしょ。となるわけです。

あんぱんの糖質は一個約60gはあります。
あの小さいのが5個入った薄皮なんとかというシリーズでも、1個15gくらいはあります。
もちろん売れ筋なので、コンビニでもスーパーでもこれらのないお店は見たことがない。

なんでこんなに人気で、それが定着したんだろ〜。。。で、ちと調べてみました。

パンは幕末から明治にかけて、東京、横浜、神戸にできた外国人向けホテルで焼かれていました。当時幕府はフランスから軍事的支援を受けていたので、その関係からホテルではフランスパンを焼いていたそうです。

そのあと明治政府に移ると今度はイギリスから支援を受けるので、山型のイギリスパンに変わっていく。現在の食パンのはじまりですね。

で、アンパンはというと元祖は銀座木村屋の創業者 木村安兵衛氏により考案された。
日本酒の発酵に使う米麹を生地に練り込み、それで中に餡を詰めて焼き上げる。
ザ日本!という感じ。1875年のことだそうです。

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日本人がパン好きになったのはなんでだろう。

あんぱんだけのせいでもなさそう。

ひとつには戦後の食糧難の時、アメリカから大量の小麦粉が支援物資として送られ、それを家庭に支給。それらを預かりパンに作り直したのが「委託加工所」これがのちにヤマザキになります。

もう1つの原因は、1946年小学校の給食でコッペパンと脱脂粉乳が始まった。

で、その彼らが大人になる10年後くらい1955年ころに全国に大きなパン工場が作られ、
ここでパンの消費がそれまでの600%を超える。
つまり、パンが売れる時代のはじまりですね

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高校の購買部ではダントツ人気の焼きそばパン(明治27年東京荒川区 野澤屋)や

あちこちで見かける「世界で二番目に美味しいメロンパン」のメロンパン(1910年)

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毎年東京でフェスが開かれるくらい大人気!

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何れにしても、とくに女性から「パンが止められない!」と聞きます。
ま、そのパワー、もはや「魔力」とでも言いたいくらい。

私は主食が鶏卵、肉なのでほとんど代替え品も必要ありませんが、なかなかパンの魔力は手強く
多くの女性の人気に支えられて、どんどん新しいパン屋さんも増えていきます。

最近なかなか止められない方には、普通のパンでもいいんで食べたい時は食事の最後に少しだけ。あとは冷凍してどうしても!というときに。と、勧めたりします。

それと、少し食べてもいいけど、その分卵を増やしましょうね!と。

うっすら、パン好き→→→→卵大好き!に変身してくれないかと願っているわけです。

というわけで、アンパンマンも変わってほしいというお話でした。

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