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山吹賞(好走条件)

大阪杯は昨年的中出来ていて、だいたいの分析も終わっているので週末にまとめて予想記事をアップします。


土曜日の中山9Rに予定されている山吹賞の好走条件を紹介します。

その条件は
① 上がり1位で1着の馬(上がりタイムが速い方が良い)
② 後1F:12.0以上で1着の馬

上記2つは一見矛盾するように思えますが、私の中では整合性が取れています。(説明は割愛します。)

また上記2つの条件の捕捉として
★芝2200m以上の実績はマイナス(主流距離ではないし、ペースについて行けない可能性)
★9番手以下の位置取りがある場合はマイナス
★条件②で上がり36.6以上は遅すぎるのでマイナス
★条件②で2番手以内で記録している場合はプラス
があります。

そして条件①合致馬がいると1着候補です。
条件②は2-3着候補ですが、条件①合致馬がいない場合は1着馬を出します。

では過去6年分の検証結果をご覧ください。

<2023年>

条件①合致馬は3頭いますが、グレーのかかっている箇所はマイナス評価箇所です。
完全に合致しているのは2頭ですが、より速い上りを記録して馬が1着でした。もう1頭は3着です。
1頭は距離も位置取りもグレーで2箇所マイナス評価で4着でした。
条件②合致馬は3頭いますが2頭はグレーの箇所があります。
完全に合致した馬が2着でした。

<2022年>

条件①合致馬は3頭いますが1頭はグレーです。残り2頭で1-2着でした。上がりの速い方が1着馬です。
条件②合致馬は3頭いますが、1頭は条件①合致馬で、残りの2頭のうちグレーが無く、且つプラス評価の2番手以内だった馬が4着、残念ながらグレーが1箇所ある馬が3着ですが、この馬まで手を広げて買う事はさほど難しい話では無いと思います。


<2021年>

条件①に合致している馬が3頭いますが、完全合致は1頭です。
しかし上がりが36.1と遅いです。条件①は切れのある脚を持っている馬を求めているので、正直微妙です。
アオイショーはグレーが1箇所ありますが、3角と4角はグレーで無く、且つ上がりも速いです。結果的にこの馬が1着でした。
条件②合致馬は5頭いますが、プラス評価且つグレーが無い馬が2-3着です。

<2020年>

条件①合致馬は5頭いますが、グレーの無い馬は1頭しかいません。
但し先ほども言いましたが条件①は切れのある馬を探すための条件なので逃げて上がり35.4というのは正確に言うと条件①で求める馬ではありません。
どの馬も帯に短し襷に長しという感じです。
結果的に条件②から1着馬が出ています。この1着馬は全く同じ条件で水仙賞で2着に入った実績を持っていた馬です。
この年はどの馬も決め手に欠ける印象ですが、最終的には距離を伸ばしで成績が向上してきたリスペクトが2着で、1600m1着からいきなり若葉S(2000m)に距離延長(400mの壁)で5着に好走していたサーストンカイドーが3着でした。
(決定的な馬はおらず)波乱の予感はする年なので、手を広げて買えば的中できた感じです。
2人気8着エターナルボンドと5人気リスペクトの違いは、同じ東京2400mでもエターナルボンドが1-2-3着馬が上がり1ー3位の馬で占めたレースに対して、リスペクト方は上がり1位ですが2-3着は5位7位の前残りレースを差し切っている点だと思います。(上がり2位は8着、3位は4着・6着)レースなりに速い上りを使った馬と、レースの流れよりも速い上りを使って差し切った馬の違いです。


<2019年>

条件①の完全合致馬、速い上りを使った馬が1着
条件②から2-3着で素直に買えば良かった年です。
1人気のスマイルは11-12-10-12の位置取りから上がり2位(25.1)で1着だった馬です。


<2018年>

条件①にグレーなし馬がいない年です。
結果的に条件②から1着馬、条件①から2着馬が出ています。
3着馬は条件②で上がりは遅いですが逃げて勝って(0.6秒差)いた馬です。

という感じで条件①②合致馬が少ない年は割と簡単に的中できます。


という事で、今年の出走馬ですが、好走条件に当てはめてみると以下のとおりです。

1着馬候補はシャンパンマークですね。休み明けですが、ここは期待したいですね。
2着候補は水仙賞2着の実績があるマイネルフランツ。
3着候補はレイデラルースかラファミリアでしょうか。

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