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第59回関屋記念(予想)【△ー◎ー無決着】

過去の関屋記念の好走馬を見ると、別定戦ですがどうも格(底力が問われるレース)ではないように)感じます。
実際、1人気馬はある程度信頼性があいますが、2-3人気はかなりひどい成績です。

それと、3勝Cを勝ち上がって間もない馬が、よく好走していたりもします。

<2023年>
1着 アヴェラーレ 2走前に3勝C1着
<2021年>
1着 ロータスランド 3走前に2勝C1着
2着 カラテ 3走前に3勝C1着
<2020年>
3着 アンドラステ 2走前に3勝C1着

過去4年間で4頭もいます。

この理由は何かなと考えてみました。

まず、新潟芝1600mは以下のコースです。

初角まで距離が長く、狭いコーナーを廻って、最後の直線も長いです。
ラップで言うと、速い>遅い>速いになります。

過去2年の関屋記念のレースラップを見てもらいます。

過去2年は中間に(平均よりも)緩みがあります。

これを踏まて、次のデータを見ていただきます。
<2023年>
出走馬の過去12か月の芝1600mのレースで
・3勝C1着
・OP・G3は2着以内
・G2・G1は0.5秒差以内
のレースラップをまとめたものです。

注目していただきたいのは、右から2番目の「後3Fー中3F」の数値です。
これは中間3Fよりも後3Fがどれくらい速くなったかと表しています。
表はその数値の小さい順に並べていますが、一番上のアヴェラーレが1着でした。つまり、最も中間3Fよりも後3Fが速くなったレースで勝っていたアヴェラーレが関屋記念の1着馬ということです。
3着馬も上から3番目に該当しています。
2着馬はG1で「-1.7」のヴィクトリアMで好走していたディヴィーナが好走しています。

つまり一度緩んでからの速い上り勝負に強い馬が好走したと言えます。

もう1つ覚えておいて欲しいのは表の上段の下2レース
5着馬と4着馬が該当しています。
これは上がりの遅い(底力を問われる)レースで好走した馬も、関屋記念への適性がある可能性を示しています。

<2022年>

※集計期間は16か月

また、表の一番上のウインカーネリアンが1着です。
比較的上部のシュリが2着です。
3着はG1組で「-2.3」のマイルCSで3着のダノンザキッドです。
また、ウインカーネリアンは上段の表の下から2番目(底力が問われる)でも該当しています。

ここまでの検証で、スローになるなら「後3Fー中3F」の数値が大きくマイナスになるレースで好走した馬を狙えばいいんじゃないかという仮説が出てきます。


次に3年前と4年前ですが、レースラップは以下のとおりです。

中間があまり緩まずに、最後失速しています。

この場合どうなるかと言いますと

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