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第40回マイルチャンピオンシップ(分析~予想)【単勝勝負で的中!】

今週のマイルCSの分析から最終予想はこの記事に加筆していきます。

最初の大前提で、場合によってはセリフォス・シュネルマイスターが凡走するかもしれない大事なお話をします。

個人的なレース分析の大事なノウハウの公開になりますので、有料とさせていただきます。


まず、中央競馬の古馬マイルG1は安田記念とマイルCSの2つです。
昔はこの2つのレースで、異なる適性が求められることが多かったので、なかなかリンクしませんでしたが、最近はその傾向も変わってきています。

最近ちょくちょく分析記事でPCG(ペースチェンジグラフ)を紹介してますが、安田記念とマイルCSのPCGを作成していて新しく気が付いたことがあります。もし私の分析が間違っていなければ、先ほど述べたセリフォス・シュネルマイスターが飛ぶというストーリーもあり得ます。

では、それはどんな内容なのか説明します。


今年久しぶりの京都コースでのマイルCSになります。
直近の京都開催マイルCSは19年になります。
その19年以前の安田記念の結果と京都開催のマイルCSのPCGを作成していて新しい理論に気が付きました。

まず、19年~16年のマイルCSのPCGをご覧ください。
初めての方もいるかもしれないので、念のため説明しておくと
個別の馬のタイムは、走破タイムと上がり3Fタイムしか発表されていません。なので、走破タイムー上がり3F=残り3Fまでのタイムがわかります。
それの3F平均タイムがAVE-3Fです。
個別の馬の「Ave-3F」と上がり3Fのタイムをグラフ化したものが下記になります。

前後差は「上がり3F」ー「AVE-3F」です。
これがマイナスの数値だと加速ラップで上がりが速いということになります。逆にプラスだと上がりが遅いレースとなります。
19年のマイルCSはピンク色の全頭平均が「-1.3」で後半が速いレースということがわかります。グラフも右側が下がっており、個人的に「右下型」と呼んでいる型になります。
この場合、上がりが速いので基本的には前が有利になります。
※但し速い上りに対応できる必要があります。

これを踏まえて残りの年を見ていきます。

18年も右下型です。

17年は右広型です。
上がり3F側が広がっています。
これは先行馬が上がりが遅くなっている場合に出現します。
つまり差し有利なケースになります。
(※先行馬の能力が低い場合もある)

16年は右上型です。
ピンク色の全体平均も0.7とプラスに転じています。
これは更に逃げ・先行馬が苦しい展開です。
(または切れよりも持久力が問われる)

この様に、4年間だけを見ても様々な展開がありますし、前が有利になったり差し馬が有利になったりします。


さて、次に安田記念を見ていきます。
安田記念もひとまず19年~16年を見てみます。
これから非常に大事な話になりますので、じっくりお読みください。

19年は右下型です。

1-4着の前走距離は
1着インディチャンプ 1600m
2着アエロリット 1600m
3着アーモンドアイ 1800m
4着グァンチャーレ 1600m
★マイルより長い距離です。


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