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第26回ユニコーンS(登録馬分析①)

先週のエプソムCは実に悔しい外し方でした。黄色データ馬で戦歴から好走馬のイメージから外れると消したサトノフラッグも2歳時ですがレコード勝ちの記録がありましたね。迂闊でした。

さて、ユニコーンSですが昨年は4頭印で(運よく)○ー◎ー△ー▲の決着というほぼ完ぺきな的中で50万近い払い戻しでした。今年も何とか的中させたいですね。

ついでに土曜日に青梅特別があります。
古くからお付き合いの方はもうお分かりだと思いますが、今年は3歳馬が多数登録しています。Twitterで注目種牡馬で取り上げたディスクリートキャット産駒も出走を予定しています。このレースも楽しみですね。

さて、出走馬の分析に入る前に昨年の分析記事を紹介しておきます。

参考になれば幸いです。


では、登録馬の分析を行っていきます。

①イグナイター

新馬戦を1.1秒離して勝って、2戦目は1番人気で7着(1.8秒差)で惨敗しています。
■新馬戦 1着

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かなりのハイペースで最後失速ラップですね。
着差が開いたのはこのハイペースが大きな要因だと思います。
38秒台の決着でも、強い馬はこんな失速ラップにはなりません(18年メイクハッピー等)ので、重賞レースではそれほど評価はできないですね。

②オセアダイナスティ
■未勝利戦 1着

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これは強いと思いますね。

1勝Cの平均と比較しても

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かなり優秀ですね。しかもハイペースというのがユニコーンSへの適性もあるように思えます。
2010年以降、37秒台で1-2月の東京D1600mを1勝C以下で勝った馬は5頭いますが、未勝利だとこの馬だけですね。

その5頭の次走成績は(1頭芝レースは除く)
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日付 開催 R レース名 馬名S C 性齢 斤量 頭 人 着 距離
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200328 3中1 10R 伏竜S テーオーケインズ 牡3 56 13 5 2着 ダ1800
200223 1東8 9R ヒヤシン(L) ロンゴノット 牡3 56 14 5 4着 ダ1600
160515 2東8 10R 青竜S アルーアキャロル 牡3 56 12 1 2着 ダ1600
150517 2東8 10R 青竜S トゥルッリ 牡3 56 12 6 5着 ダ1600
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OP特別で2着2頭、4着1頭、5着1頭と掲示板を外していません。

この馬賞金的に除外対象みたいでですね。強い未勝利勝ちのあと、1勝Cのレースに出てこなかったのは何故なんですかね?
出走出来たら面白い1頭だと思います。

③カレンロマチェンコ

D1400m路線の馬ですから、過去記事にあったようにD1600m以上路線の馬が弱ければという事になります。不良馬場(馬場差:-1.6)で1.23.6なので、換算すると1.25.2になります。19年デュープロセス(ユニコーンS2着)が稍重(馬場差:-0.9)で1.23.6なので、1.24.5ですから、タイム的にも物足りないです。

④クリーンスレイト
ディスクリートキャット産駒ですね。
実は5月の1勝Cは今年3レースあったのですが2レースはディスクリートキャット産駒が1着でした。
■1勝C 1着

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ちょっと変わったラップ波形ですが、これはハイペースで前がつぶれて、後方からの馬が一気に速い脚で交わしたので、最後の1Fだけ速くなっています。

勝ったクリーンスレイトは上がり2位の馬に上がりタイムで0.7秒差をつけています。

評価が難しいのですが、強いのは強いんでしょうが脚質が極端なので安定しないのかなと思います。
また同じ時期に青竜Sがありますが(価値タイム1.36.9以下)4角3-6番手から3着以内に入った馬の平均的な上がり3Fは35.78です。つまり前も脚が止まらないので、後方一揆では厳しい気がします。

見せ場を作って4-5着のイメージがありますね。

⑤ケイアイロベージ
■1勝C 1着

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ハイペースの最後失速しているレースラップですね。
同時期同条件で次走ダートのOP以上を勝っているのが、クリソライト1頭なんですが、それと比較すると物足りないですね。このハイペースを差して勝っていますしね、展開面でも恵まれたので、もう少し離して勝ってほしかったというのが正直な感想です。

⑥ゲンパチフォルツァ
青竜Sの勝ち馬ですね。

■青竜S 1着

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昨年のデュードヴァンと同等レベルかやや上に見えます。
青竜Sの1着馬がユニコーンSに出てくると
◆レース名別集計
本レースより後の1走
集計期間:2015. 6.21 ~ 2020. 6.21
ソート:着別度数順
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レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
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ユニコーG3 1- 2- 1- 1/ 5 20.0% 60.0% 80.0% 92 128
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かなりの好成績です。
まあ、昨年のデュードヴァンは2着といっても0.8秒差ですし、その後も全く活躍していないので、過剰な期待はできませんが馬券内有力な1頭ではないでしょうか。


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