第44回新潟2歳S(分析~予想)【最終予想UP】
★ この記事に最終予想まで加筆していきます。
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★ 0821記事を加筆しました。(2021年以前分)
★ 0822記事を更新しました。(今年の出走馬の分析の続き)
★ 0823記事を更新しました。(5)中京5Rの注目馬
★ 0824 最終予想UPしました。
1)今年の出走予定馬の勝利時データ
前回の記事で紹介した、勝利時の前後差データの今年の出走予定馬版を作成すると以下のとおりです。
※上段が走破タイム順で、下段が人気順です。
赤色該当馬が6頭もいます。また3番人気以内の馬が10頭もいます。
前回の記事の考え方では全く絞れません。
ここで、次に紹介する内容が非常に重要になってきます。
恐らく、新潟2歳Sだけでなく、他の平場レースでも役に立つ考え方だと思います。
2)出走レース内のパフォーマンスの判断方法
これから紹介する内容は、出走したレース内で出走メンバー内でどれだけ高いパフォーマンスを発揮したかを推測する考え方です。
同じ前後差が赤色の馬でも、好走する馬と凡走する馬がいるのは
レース内で他のメンバー相手に高いパフォーマンスを発揮できていたかどうかで判別することができます。
また、前回の記事で前後差が赤色や緑色でなくても、やはりレース内で他のメンバー相手に高いパフォーマンスを発揮できていたかどうかが重要になります。
それでは、新潟2歳Sの過去のレースを使って解説していきます。
<2024年>
1着馬 アスコリピチェーノ
赤色の馬ですが、同じ赤色でも高いパフォーマンスを発揮していた例として解説します。
以下は前走の新馬戦1着のレースのデータです。
2段ありますが、上段が着順別の表で、下段が位置取り順の表です。
まず、上段の表の一番下の平均値で前後差の平均値を見ます。
上記の表は「-2.0」となっています。
これは全頭の前後差の平均値なので、前半より後半が2.0秒速かったスローのレースという事を示します。
いくつかレースを分析するとわかりますが、これは前が有利なスローです。
次にAve-3Fの欄の一番下に隊列の長さが表記されていますが、-3F地点で先頭と最後尾が2.25秒あったことがわかります。これは隊列が長いです。
つまりスローですが、隊列の長かったレースという事です。
次に1着のアスコリピチェーノですが、前後差が「-3.8」と上位に好走した馬の中では抜けた脚を使っていることがわかります。
つまり、スローの前残りのレースでアスコリピチェーノは、後方から抜け脚で0.4秒抜け出しての1着という事になります。
同じような位置取りにいたニシノコイゴコロ(5着)は、前後差-3.2の脚を使っても0.8秒差でした。ちなみにこの馬は次走2着で、2走後は未勝利を勝ち上がっています。
下段の表を見るとわかりますが、1着馬から1.0秒差以上を離された馬はグレーに塗っています。グレーで無い馬は、前目につけていた馬で、後方にいた馬でグレーで無い馬は2頭しかいません。これでも前残りレースであった事がわかります。
まとめるとアスコリピチェーノは、スローの前残りのレースで、隊列の長い不利な位置取りから差して、1頭抜けた脚で楽勝をしていた馬という事になります。
ここで改めて、23年の出走馬の前後差の表を見ると
赤色の馬がもう1頭います。ヒヒーンです。
では、このヒヒーンの勝ったレースを見てみます。
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