第38回エプソムカップ(レースの特徴)
ダノンキングリーはどうやったら拾えたのか、来年への大きな宿題になりました。
さて、エプソムCのレスの特徴を解説していきます。
まずは過去のラップバランスを見てみます。
昔はイーブンペースが多かったんですが、最近は後傾ラップが増えてます。
馬場が渋ると前傾あるいはイーブンラップになって上りがかかるようになるのがわかります。
よく見ると昔のイーブンペースも13年と12年は離し逃げの馬がいて、実質的にはスローの後傾ラップのレースでした。
10年・09年は明確なハイペース逃げ馬がいましたので、エプソムCは基本的にはハイペースの逃げ馬がいない、あるいは馬場が渋らない限りは後傾ラップになるレースと考えて良いと思います。
明確に後傾ラップだった年のレースラップを見てみると
後5Fからのロングスパート戦で、後5Fが57秒台なのがわかります。
つまり後5Fが58秒以下のレースで好走実績のある馬を狙えばいいんじゃないかとという予測が成り立ちます。
それとレースラップですが、以下は6月の2勝Cのレースラップを比較したものですが、他のコースと比較して緩急が少ないことがわかります。
エプソムCの良・稍重の場合の脚質別成績を見ても
意外と先行馬が好成績で、差して届かないケースが多いのがわかります。
但し、エプソムCは前半がスローになるので意外な馬がいきなり先行するケースが散見されます。事前に特定するのが難しい場合もあるようです。
例えば19年1着のレイエンダは、前走9-11-11でしたが、エプソムCでは2-2-2です。Ave-3Fは36.45⇒38.20なので、エプソムCは前走よりも遅いペースで2番手だった事がわかります。
それと野芝の高速決着という事で
若い馬が圧倒的に有利です。
それと斤量も同じ理由で
実績のある斤量の重い馬は苦戦してます。
エプソムCのレース特徴はこんな感じです。
恐らくこのレースの本命はファルコニアになるかなって思ってます。
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