![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117315747/rectangle_large_type_2_0ae08374fc08cc4ca591bafae6fdb684.jpeg?width=800)
西宮S(攻略のヒント)
西宮Sは3歳以上3勝C芝2000mで行われるレースです。
土曜日の阪神10Rで行われます。
競馬の予想方法はいろいろあると思いますが、サラブレッドの成長曲線という視点で3勝C芝1800m~芝2000m混合戦(牝馬限定は除外)を3歳馬が参戦する6月から12月まで、年齢別の成績を調べてみました。
その結果がこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695785359330-LjfsuRWhjE.png?width=800)
この表からいろいろ見えてくるものはあるのですが、ひとまず10月だけにフォーカスしてみていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1695785418465-dVRiWxs5w4.png?width=800)
牡馬・牝馬とも3歳馬の成績がかなり良いです。
6月~12月の中でも一番良いと言えます。
但し、回収値は低いので人気馬が好走しているのがわかります。
牝馬は12月にまた上昇しますが、牡馬は11月12月と下降してきますので、エリートといってもいいかもしれません。
この10月の3勝Cを勝った馬の次走成績は以下のとおりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695785798075-1HUg1u2xFA.png?width=800)
OP特別に挑戦する馬はダメですが、思い切って重賞に挑戦するような(素質を認められた)馬は、かなりの好成績を残しています。特に牡馬は回収値も高く、もし、西宮Sを3歳牡馬が勝つようなら、次走どのレースに挑戦するのか注目ですね。
そしてこの4歳馬、前走クラスは次のとおりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695786066394-mUBlYLgWeq.png)
前走クラス2勝Cからの昇級戦で勝った馬の次走成績はこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1695786143204-UoqmDSXIUv.png?width=800)
4頭中1頭しか、次走3着以内に好走していません。
このパターンは苦しいことがわかります。
例外の1頭はレイパパレです。
なるほどという結果ですね。
次に前走も3勝Cだった2頭の次走成績です。
![](https://assets.st-note.com/img/1695786264433-odX7RrrKEJ.png?width=800)
OP特別の方は次走5着ですが、0.2秒差です。
2走後にはOP特別を勝っています。
最後に前走重賞だった組です。
前走の内訳は次のとおりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695786388175-Ce0mZ5IHHe.png)
そして次走成績
![](https://assets.st-note.com/img/1695786480357-2LjcrKpQvn.png?width=800)
ちなみに、次走距離別成績
![](https://assets.st-note.com/img/1695786543267-ND3qBlMlKj.png?width=800)
-400mの距離短縮をした馬と、G1に挑戦した馬が凡走している事がわかります。なかなか興味深いですね。
まだサンプルが少ないので断言はできませんがね。
さて、上記の傾向を踏まえて、10月の3歳以上3勝C芝1800m~芝2000mに出走してきた3歳馬全頭について、最後詳細に見てみます。
まず、前走クラス別の成績と当日の人気別の成績は以下のとおりです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695786809247-vYhDHCval6.png?width=800)
当日3番人気以内に入っていれば、好走確率はぐんと上がる感じです。
<前走2勝C>
![](https://assets.st-note.com/img/1695786998424-Ms0Bi4a2rw.png?width=800)
ここでも「400mの壁」理論は有効です。
![](https://assets.st-note.com/img/1695787123812-PS9WjePV8u.png?width=800)
上がり1位の場合は複勝率100%です。
<前走3勝C>
![](https://assets.st-note.com/img/1695787252633-IpL1C1QEkN.png?width=800)
前走3着以内が一つの基準でしょかね。
![](https://assets.st-note.com/img/1695787356026-PhSgJ8Ztjl.png?width=800)
距離短縮はペースの問題でダメなのではないでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1695787438060-HHiiaiKFxg.png?width=800)
やっぱり当日3番人気J内が一つの目安です。
<前走G3>
前走レース名は以下のとおり。
![](https://assets.st-note.com/img/1695787548213-QY4jj05ww9.png?width=800)
長期休み明けが2頭いることを考慮すると、なかなか好走している気がします。
![](https://assets.st-note.com/img/1695787638072-BJttAecdYY.png?width=800)
やはり人気がバロメーターですね。
<前走G1・G2>
![](https://assets.st-note.com/img/1695787715010-hI3ZqsTBB3.png?width=800)
この条件だと、当日1人気の場合は勝率80%近いということは覚えておく必要があると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1695787850651-107yFGRhc7.png?width=800)
牝馬はサンプル数が少ないので何とも言えませんが、牡馬の信頼性は高いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695788006195-Fm3K9aWlph.png?width=800)
セントライト記念組も10着以下だと信頼性が落ちます。
ここまで調べておいて、西宮Sには3歳馬が1頭しか出ません。
それも前走3勝Cで9着に負けているので、まず好走は難しいでしょう。
しかし、これから10月の3勝C戦が始まりますので、きっと上記のデータが役に立つ場面があると思います。
「果報は寝て待て」ですね。
さて、3歳馬がダメとなると
![](https://assets.st-note.com/img/1695788311904-sry5OCqJ9P.png?width=800)
勝つのは、4歳牡馬・4歳牝馬・5歳牝馬ということになります。
その場合、ほぼ6番人気以内で決着します。
![](https://assets.st-note.com/img/1695788539183-Y1N67bbJ8f.png?width=800)
なので、軸馬から6番人気以内に流せばだいたい当たるはずです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695788758785-bKm5KmrVZp.png?width=800)
最も好走馬が多いのは、前走3勝C組です。
![](https://assets.st-note.com/img/1695788828735-IlCpp6mNWn.png?width=800)
そして0.9秒差以内負けまでです。
この条件で、登録馬では以下の4頭にまで絞られます。
![](https://assets.st-note.com/img/1695788953071-Y08xuWNyFY.png?width=800)
アインゲーブングは当日6人気以内に入るとは思えないので、実質3頭ですね。
この中から選ぶならアサケレディですかね。
そもそも阪神芝2000mは先行馬に有利になりやすいコースです。
またこの馬本来は遅いペース向きの馬です。
![](https://assets.st-note.com/img/1695793452162-MRj2QRUzV0.png?width=800)
斤量56kgで3勝C3着の実績もありますし、3着以内を期待したいです。
素質がピカ1なのは、セントカメリアでしょう。
あずさ賞(1勝C)ではガイアフォース、マテンロウスカイを負かし
月岡温泉特別(2勝C)ではラーグルフの2着
蛍池特別(2勝C)では、-0.5秒差の楽勝
その後、休みがちで順調に使えていませんが、能力が発揮できるのなら、この馬があっさり勝ってもおかしくないと思います。
もし私の予想が役に立ったと思われた方がいらっしゃいましたら よろしければサポートをお願いします。