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コスモス賞(予想)

5頭立ての小頭数ですが単穴をねらってみたいです。

【予想】
◎ エーティーマクフィ (2着)
○ トーセンヴァンノ (1着)

【レース後の感想】
まさにバッチリでしたね。
単勝だけ買いましたが、馬連とか3連単も簡単にあたったな~。
札幌芝1800mは瞬発力のある馬を買うって事ですね。


まず、札幌芝1800mの特徴を紹介します。
以下は、3歳以上1勝C札幌芝1800mと芝2000mの良馬場のレースラップ比較です。

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ラップタイムは次の通り

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ポイントは前5Fが1800mの方が遅いという事です。

同じ条件で2勝Cを見てみます。

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2勝Cの場合、前5Fはわずかに芝2000mの方が遅いですが、それでも後半4Fは芝1800mが断然速いです。
これは(何度も解説したので)もう説明もいらないと思いますが、札幌芝2000mの方がスタート位置から初角までの距離が長いからハイペースになるんですね。

となると、血統的にも2010年以降の10年間で

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17頭/30頭はサンデー系です。
母父にもサンデー系の血を持たない馬は
◆レース名別集計
集計期間:2010. 9.11 ~ 2020. 8.15
ソート:着別度数順
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レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
------------------------------------------------------------------------
コスモス 4- 1- 1- 3- 5-23/37 10.8% 13.5% 16.2% 58 24
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6頭/30頭です。
1着馬が4頭と多いのは、素質が高かったからでしょう。
(3頭は1番人気)

そして、札幌芝1800mがスローの瞬発力戦になるという事で、次のデータをご覧ください。

過去3年間の出走馬の前走レースをまとめたものです。(JRAのレースのみ)

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【表の見方】
・PCI3の緑色は55以上の場合(スローのレースを表す)
・後1Fの緑色は11.9以下の場合(上がりが速かったレースを表す)
・上がり順位の緑色は上がり2位以内の場合(速い脚を使った)

<2020年>
1着馬はウインアグライアで緑色が3か所あった馬です。
2着馬も緑色が2か所
<2019年>
1着馬はルーチェデラヴィタで緑色が3か所あった馬です。
<2018年>
1着馬は地方馬でしたが、2-3着は緑色が3か所あった馬です。

更に3年分を見てみます。

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<2017年>
1着馬はステルヴィオで緑色が3か所あった馬です。
<2016年>
この年は緑色が3か所の馬がいませんが、2か所のサトノアリシアが1着です。
<2015年>
この年は3か所緑色の馬グローリーミストがいましたが、5着でした。
その理由は前走のレースがスローの瞬発力戦だったのは間違いないのですが、勝ちタイムが1.56.0とかなり遅く(過去10年で2番目に遅い)、それを逃げて勝ったものでした。2か所の緑色の馬も重馬場で記録したものであり、信頼性に欠けていた年でした。

なんとなく、コスモス賞の好走馬のタイプがつかめたんじゃないでしょうか。

そして今年ですが

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3か所緑の馬はおらず、2か所もセプテンベルだけですが、上がりが5位です。

実は過去10年の3着以内馬は全て前走上がり4位以内です。

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そこで、狙ってみたいのがトーセンヴァンノ。
前走函館2歳Sで上がり2位で6着です。
<推す理由>
・サンデー系の種牡馬
・前走函館2歳S組は(2001年以降)


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前走上がり3位以内なら、4頭いて全頭4着以内
正直、今年はかなり出走メンバーのレベルが低いと思います。
チャンスがあるんじゃないでしょうか。
気になる点はヴァンキッシュランというマイナー&実績に乏しい種牡馬
2戦目は0秒差とは言え、勝ちきれずの決め手(上がりは1位で2位とは0.6秒差)

そして本命はエーティーマクフィ。
前走芝1200mで上がり2位。
・母父がサンデー系
・父マクフィはミスプロ系も今年のアイビスSDを産駒が勝っているのでスピードもある
・1戦目の上がりは33.7(1位)
 ※33秒台はこの馬のみ、34秒台記録もトーセンヴァンノのみ。

どっちかが勝つのでは?




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