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第26回NHKマイルカップ (好走しそうな馬の絞り込み)

これまでの考察で、今年のNHKMCは
・ハイペース
・縦長の展開
と推測しています。

過去のNHKMCで似たような年を探すと

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ハイペースだった5回の中で、2009年と2003年の2回という事になります。

それぞれの年の出走馬のペース経験別の成績を確認してみます。

■2009年
以下の表は、出走馬の2歳9月以降の1勝C以上のレースで2着以内に入ったのもをラップバランス順(上が低い=スロー=加速ラップ)に並べたもので、右端にNHKMCの結果を記載してます。

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2着のレッドスパーダを除き、薄いオレンジ色のゾーンに集中しているように思えます。2着のレッドスパーダはスローでしか好走経験がありませんでしたが、それまで東京芝1600mを2戦2勝で、このレース後も東京新聞杯や京王杯SC等の東京重賞を制した東京コース巧者です。この時点でそれを見抜くことは難しかったのですが、その後の戦績を見ればなるほどなあという結果です。
ポイントはやはりラップバランスが1.8~2.5のレース好走馬がNHKMCでも好走しているという点ではないでしょうか。

■2003年
同様に見ていきます。

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この年はラップバランスが0.4~1.6のやはりプラス数値に好走馬が集中しているように思えます。1着のウインクリューガーは0.4とあまりハイペース経験無しで勝ったように思えますが、1勝Cをダート戦で勝ち上がって来た馬です。上りの遅いレースへの対応力はあったと言えるでしょう。ちなみに4着馬ユートピアはダート戦で3勝と5着馬エースインザレースダート戦で2勝、重賞2着1回と芝ではマイナス数値好走馬ですが、やはり上りの遅いレースへの対応力があった馬でした。

今年の本番当日の馬場次第ですが、もし時計のかかるような馬場でしたらダート適性のありそうな血統にも注目しておいた方がいいかもしれません。

さて、今年ですがやはりラップバランスがプラスのレース好走経験を重要視すべきだと思いますので、こんなイメージを持っています。

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可能性として考えられるのは
・シンザン記念 1着ピクシーナイト、2着ルークズネスト
・1勝C グレイイングリーン
・ひいらぎ賞 シュネルマイスター
・1勝C レイモンドバローズ
・中京2歳 ゴールドチャリス
・ファルコンS 1着ルークズネスト、2着グレナディアガーズ
・朝日杯 1着グレナディアガーズ
・紅梅S ソングライン
延べ10頭ですが、重複を除くと8頭ですね。

まあ、軸はルークズネストかグレナディアガーズだと思っていますので、紐をどこまで広げるかこれから検討していきます。
流石にゴールドチャリスは消しでいいと思うので、実質7頭ですかね。


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