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第167回天皇賞(春)(予想)【的中!】

どうやら馬場はあまり気にしなくて良さそうですね。

前回の記事で、有力馬を次の7頭に絞りました。
①ジャスティンパレス
③タイトルホルダー
⑥アスクビクターモア
⑦ディープボンド
⑫ブレークアップ
⑬ボルドグフーシュ
⑭マテンロウレオ

まず、⑥アスクビクターモアなんですが、菊花賞をレコード3.02.4で勝ったことが評価されています。
緩急差の無いレースラップが得意なのは既に述べていますが、京都コースで開催された菊花賞の速いタイムを勝った馬がどんな馬で、その後の成績を調べてみました。

※天皇賞春着順()表示は2着馬のもの
実は京都コースでも2秒台で勝った馬は、天皇賞春で好走した馬はいません。
ピンク色の馬は個人的にステイヤーぽいイメージの名馬なんですが、4頭中3頭は遅い勝ちタイムで菊花賞を勝っています。
京都と阪神という違いはありますが、2秒台と言う速いタイムで勝ちきったアスクビクターモアは果たして天皇賞春に向いているんでしょうか。
セントライト記念も2着で取りこぼしてますし、前走も不良馬場とはいえ日経賞で凡走しています。菊花賞でレコード勝ちという勲章が天皇賞春に向いてないとすると、途端に現在3番人気という高支持率は怪しいものに見えてきます。

次に阪神大賞典です。
スローの上がり勝負でした。
ぶっちゃけこの経験は(テンの速くなる)天皇賞春には活きてこないと思っています。
しかし、後5F:57.9は2001年以降(記憶では2006年のコース改修は外回りコースだけだった?)1位タイの速さです。しかも3位以下を大きく離してます。

そして阪神大賞典は後半5Fが速い年の方が、天皇賞春では安定して好走してます。04年リンカーンの13着がありますが、これはいくらんでも負け過ぎで(2年後に2着に好走している)、体調に問題があったんじゃないでしょうか。
それと08年のアドマイヤジュピタが1着になっていますが、この馬は阪神大賞典の前走が日経新春杯で前5F:60.7という速いペースを経験していました。
ジャスティンパレスはラップ分析でスロー向きなんじゃないかと分析してましたが、神戸新聞杯が前5F:60.0で0.6秒差の楽勝をしているんですよね。
ボルドグフーシュは斤量1kg差(長距離なので影響は少ないと予想で申し上げ毎ましたが、これだけスローだと影響は少なからずあったと思います。)で、0.3秒差しかも後ろから来て上がり3位(ジャスティンは1位)なら、ジャスティンパレスの方が上だと思います。また3着のブレークアップは58kgで上がり2位なのでボルドグフーシュよりブレークアップの方を上に見たいです。

ボルドグフーシュの評価を上げたのは有馬記念の2着だと思いますが、先行して1着のイクイノックスの活躍と追い込んで好走したジェラルディーナのその後の不振ぷりを見ると、かなり差し有利なレースだったんじゃないかと思ってます。

それとマテンロウレオですが、ハーツクライ産駒という事で期待したいところですが、前走大阪杯組で好走した馬は芝2400m以上のG2以上で好走経験のある馬ばかりなんですよね(長距離実績もあるけど、2000mでも通用するようなタイプ)。2200mまでの経験しかないこの馬には厳しいと思っています。400mの壁どころか、12000mの壁があると思います。

そして恐らくタイトルホルダーが逃げると思うのですが、アフリカンゴールドは鈴をつけに行かないと思っています。大阪杯のジャックドールもそうでしたし、キタサンブラックに鈴をつけに行った騎手はいませんでした。見え見えの人気の逃げ馬に喧嘩を売るような騎手は最近では記憶にありません。

なのでタイトルホルダーはどこかで息を入れると思っています。
そして逃げ馬が勝つような天皇賞秋は、前残りが多いです。
22年、17年、16年、
※12年は大逃げなので除外


【予想】
◎ タイトルホルダー   <競争中止>
○ ジャスティンパレス (1着)
▲ ブレークアップ (4着)
△ ディープボンド (2着)

以下馬連は買わない3連系の紐候補
× アスクビクターモア
× ボルドグフーシュ

これで勝負します。


【結果】
押さえの馬連的中です。
印を絞ったので押さえることができました。

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