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第55回読売マイラーズカップ(好走条件)

以下はマイル重賞のレースラップ(良)の比較です。

マイラーズCは唯一のG2であり、一番格が高いにも関わらず後ろ2Fが速いです。(※一般的には格が上がるほど上がりタイムは遅くなる)
直線の長い東京コースの重賞よりもコースの殆どが下り坂の中山コースの重賞よりも上がりが速い。これがマイラーズCの最大の特徴です。

上りが速いという事はどういう事かと申しますと、全馬に余力が残っているということです。最後の1Fも平均で11.47です。
つまり「前が有利で、差すには速い上りが必要」という事になります。


そこで、次の条件で過去のマイラーズCを調べてみました。
① G1レースで上がり6位以内(24か月以内)
② G2レースで上がり3位以内(同)
③ G3レースで上がり1位(12か月以内)
④ OP特別以上で4角1番手から3着以内(24か月)

上がりの速い馬と逃げて粘った馬をピックアップします。

<2023年>

該当馬はエアロロノアを除いた馬で1-6着です。

<2022年>

また、該当馬で1-6着を占めています。

<2019年>

条件③④で該当馬がいませんでしたが、それでも1-3着と6着馬は該当馬です。
2人気4着のインディチャンプは前走が3勝Cで該当していませんでした。

<2018年>

残念ながら2人気2着のモズアスコットが漏れてしまいました。
上がり馬で重賞経験が2戦しかなく、G3で上がり3位どまりでしたので該当しませんでした。この馬が好走できたのは当日2番手でレースをしての前残りです。上記該当馬が殆ど後方からのレースをする馬ばかりなので、1400mを中団からレースをしているこの馬が距離延長で先行すると考えたのなら拾えたかもしれません。
このレースは前が楽をするレースなので、人気薄が来やすいです。
モズアスコットは翌年もマイラーズCに出走して3人気で7着でした。
前で楽な競馬をして好走していたので、翌年は危険な馬と考えることはできたと思います。

このように好走条件①②③④でほぼほぼ好走しそうな馬を絞ることができます。


さて、今年ですが登録馬を好走データで調べると以下のとおりです。

・セリフォス
・ソウルラッシュ
・エエヤン

現時点ではこの3頭に注目したいですね。


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