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第9回ターコイズS(予想)

17年から重賞に昇格した、比較的新しいレースです。

■馬齢
3歳馬・4歳馬が中心となります。

5歳馬はほぼ人気でしか好走してません。

唯一13人気で3着に入った馬がいますが、これは18年デンコウアンジュですが、後でその理由を説明します。

■脚質&上がり順位

中団から速い上りの脚を使った馬が好走率が高いです。


■3歳馬
ハンデ戦なので、斤量別成績を調べてみると

54kgは好成績なのですが、55kgだと好走馬0頭です。
55kgで負けた馬は
18年プリモシーン 1人気8着(NHKMC5着、関屋記念1着)
17年ラビットラン 1人気4着(ローズS1着、秋華賞4着)
17年リエノテソーロ 6人気6着(NHKMC2着)
となり、1人気で負けた馬が2頭います。

54kgで好走した馬は
スマイルカナ 1人気1着(桜花賞3着(重)、京成杯AF2着)
コントラチェック 3人気1着(フラワーC1着)
シゲルピンクダイヤ 1人気3着(桜花賞2着、秋華賞3着)
リバティハイツ 10人気2着(フィリーズレビュー1着)

となります。中山コースか内回りコース重賞実績のある馬が人気より着順を上げており、シゲルピンクダイヤは人気を裏切ってます。

今年恐らく人気を集めそうなコナコースト(桜花賞2着)は55kgです。
※例年なら54kg相当です
恐らく阪神芝1600m外の桜花賞の成績はこのコースとリンクしないと思われますので、怪しい人気馬だと思います。

このレースの特徴は、わずか6回の施行でミスパンテールが2勝、ミスニューヨークが2勝しており、4回は連覇馬で占められていることから、リピーターレースと言えます。つまり似た適性が問われるレースと推測されます。

レースラップを見てみると

中山芝1600mという下り坂コースなのもあり、前半速くて後半特に最後1Fが大きく失速しています。

今年も逃げ馬候補としてサーマルウインドが芝1400m~1600mを中心に使われているので、それなりのハイペースになると思われます。

ここで興味深いデータをお見せします。
2022年
3角15番手 フィアスプライド 12人気3着
2021年
3角15番手 ミスニューヨーク 4人気1着
2020年
3角16番手 シーズンズギフト 7人気4着
2019年
3角16番手 フィリアプーラ 12人気4着
2018年
3角15番手 デンコウアンジュ 13人気3着
2017年
3角11番手 デンコウアンジュ 7人気3着
ほぼ最後方にいた馬が追い込んで人気薄で激走しています。

先ほどの5歳馬で唯一人気薄で激走したデンコウアンジュもこのパターンに当てはまっています。

このレースは追込み馬が非常に穴で激走しやすいレースなんです。

そして今年激走しそうな馬が1頭います。
①ルージュエクレール
です。

前走の秋風Sはまさしく、ハイペースの中山芝1600mで

これを最後方から追い込んで勝っています。
しかも斤量が53kgから52kgに減ります。

これは昨年の3着馬フィアスプライドも、前走ハイペースの中山芝1600mを追い込んで勝って、このレースを激走したパターンにそっくりです。
(昨年は1kg増)
PCGを見ても、1頭だけ抜けた脚を使っているのがわかります。


ルージュリナージュも前走3勝Cを追い込んで勝っていますが、この馬は1800mから2000mを中心に使われており、前走もスローです。
ハイペースからの差し脚が未知数な点で、同コースを似たペースで追い込んで勝ったルージュエクレールの方を中心視したいですね。

人気も無さそうなので、ここは激走を期待します。


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