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ジュニアカップ(予想)

ジュニアCの傾向の変化をまず紹介しておきます。
以下は2001年以降の良・稍重のジュニアCのレースにおいて
前走1200m以下のレース出走馬頭数とレースラップの変化及び1-3着馬の3角位置取りをまとめたものです。

まず、大きな傾向として、3歳馬の距離体系が整備されたことで前走1200m以下の馬の出走が減少傾向にあります。
それに伴い、前傾ラップのレースが減少し、スロー気味のレースが増えています。
また、前後差が1.6秒を超えると3角10番手以下の馬の好走が増えます。
全体的に1-2番手の馬の好走が目立ちますが、前傾ラップで好走するのは持続力タイプで、山型や後傾ラップで好走するのは瞬発力タイプになります。なので同じ先行タイプでもラップにより好走するタイプの違いがあります。

これを踏まえて今年の出走状況をみると
<前走逃げていた馬3頭>
・キャプテンシー 前走未勝利戦1600m(前走初逃げ)
・カズゴルティス 前走G3戦2000m(2戦とも2000mで逃げ)
・ボーモンド 前走未勝利戦1800m(2戦とも1800mで逃げ)
という状況なので、小頭数という事もありハイペースになることは考えにくいです。

恐らく枠順から考えて逃げるのは⑦ボーモンドか⑩カズゴルティスだと思いますが、⑩は外国人騎手に乗り替わりなので、日本のペースも経験不足もあり外から番手を狙う可能性が高いかなと思ってます。
ボーモンドは、2戦とも逃げて上がり2位という瞬発力型なので、スローだと残る可能性があるので押さえておきたい1頭です。
(但し<後方待機大好き>戸崎圭太騎手に乗り替わりなので控える可能性もあります)

本命にしたいのは⑧シンドリームシン
前走阪神芝1600mの未勝利戦ですが

1頭だけ抜けた脚(上がり2位とは1.0秒差)を使っています。
これだけ全体の流れに逆らって速い脚が使えるならば、スローでも差し切ってくれるのではないでしょうか。前走は位置取りが後方ですが、ハイペースのためで、Ave-3Fが36.06は1400m~1800mの距離ではメンバー中3番目の速さです。前につけようと思えばつける脚はあると思います。

もう1頭怖いのが①キャプテンシー
前走未勝利を逃げて上がり2位で1着ですが、負かした2着馬はガロンヌです。ガロンヌの前走は以下のラップタイムで
12.6-11.9-12.3-12.6-12.5-12.1-11.2-11.1
加速ラップを上がり2位で2着です。
この時の1着馬がタガノデュードで、朝日杯で5着に好走しています。
(脚色はタガノデュードが余裕がありましたが)

それでもこのガロンヌを押さえ切って、逃げて上がり2位で0.3秒差の1着なら、スローになった場合の前残りは警戒したいです。

【予想】
◎ シンドリームシン
〇 キャプテンシー (1着)
▲ アレンジャー (4着)
△ ソニックライン (5着)
△ ボーモンド


アレンジャーとソニックラインはスローになる前提で割り引きました。




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