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第73回フジテレビ賞スプリングS(分析~予想)【中京芝コース攻略法追記】

★この記事に最終予想まで記載します。
★0315一番下にフラワーCの予想を記載しました。
★0316一番下にスプリングSの最終予想をアップしました。
★0317一番下に中京芝コースの攻略法を追記しました。


昨年の記事の延長上にある考え方で2つの有効な好走馬絞り込み方法を発見しました。

その2つを紹介します。

1)好走コース
以下は、10年以降のスプリングS1-4着馬の出走時までに好走していた競馬場をまとめた表です。以下の2つの条件でまとめています。
・1着になった競馬場(内・外を分けてあります)
・重賞で3着以内に入った競馬場(()表記は1勝Cで2着実績、漏れがあるかも?)

驚くべきことに、東京コースで該当した馬が31頭/52頭(4頭×13年)もいます。実にスプリングSで4着以内の馬の59.6%が東京で1着または重賞で3着以内を持っていた馬です。
特に1着馬は11頭/13頭が東京実績のある馬でした。
中山実績の馬も21頭いますので、決して少なくないのですが東京実績と比較するとかなり劣ります。どちらかと言えば、2-4着に中山実績の馬が多い印象です。

この理由はいくつか考えられます。
・牡馬のクラッシック路線では東京コースのレースが主流であり、素質を見込まれた馬は、東京コースを使われることが多い。
・上記の影響で東京コースを好走した馬はレベルが高くなる。
・中山コースは一瞬の脚が必要と思われるので、それは東京コースでも必要になる。
もちろん中山コース適性というのも当然あると思いますが、3歳馬の皐月賞トライアルであるスプリングSでは3歳馬でも素質馬が集まってくるので、勝ち切るのは、高い能力>中山適性ということなのかもしれません。

今年の出走予定馬の上記好走コースを調べたものがこちらになります。


東京コース実績のある馬は3頭います。
中山実績よりも優先して考慮する必要があるのが東京実績です。
これは覚えておいて損はない情報です。


そしてこれを踏まえて、2つ目の好走馬絞り込み方法を紹介します。


2)レースラップから探るスプリングSを好走しやすい馬のタイプ

次の条件で、スプリングSの出走馬の出走時までのレースラップを一覧にした上で、どういうレースラップで好走していたらスプリングSでも好走したのかを調べました。
・芝レースで1着
・芝重賞レースで2-3着
(※場合により1勝Cで2着も含む)

その結果、スプリングSで好走するタイプには2つのタイプがあることがわかりました。それをこれから過去6年分のデータを使って年ごとに細かく説明します。

最初に10年以降の良馬場開催のスプリングSのレースラップをご覧ください。

区間ラップが12.7以上の箇所は緑色を塗っています。
昨年の記事でも紹介していますが、中間で緩みの少ない締まった流れのレースだということがわかります。
そして、基本的には後2F目に11.6以下の加速が入るのが一般的です。
※中間に緑色の区間が生じると、後2Fが11.6以下になる

これを踏まえて各年毎の出走馬の好走レースのラップを見ていきます。

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