見出し画像

第163回天皇賞(春)(分析⑤)

今年は天皇賞春が阪神コースで開催されるわけですが、それについて少し考えていきます。

ぶっちゃけ個人的には例え阪神コースに変わろうが、京都>阪神代わりの影響よりも、距離延長やペース対応の影響の方が大きいと思ってます。

まず今回の予想の根幹であるペース予想が京都から阪神に変わると崩れる可能性につうてですが、個人的にはあまり心配してません。

まずこちらの表をご覧ください。

2021天皇賞春22

天皇賞春と阪神大賞典のPCI3とRPCIを比較したものですが、阪神大賞典の方がスローのレースが少ないです。ならばハイペースになりやすいのかというと、右端の馬場差を見てもらえばわかりますが、馬場が全く違います。
(先週の阪神の馬場差を3200mに換算すると「-3.3」)
基本的には馬場が悪くなるほどPCI3は低くなりやすいので、それを考慮するならやはり今年はスロー予想でいいんじゃないかと。

それとコースの全周距離を見ると
・京都外回り(Cコース) 1,932m
・阪神内回り(Bコース) 1,713m
京都コースの方が広いので、ペース自体は上がりやすい要素を抱えています。小回りな阪神コースの方が途中のラップも遅くなり、よりステイヤー気質の馬に有利になるんじゃないでしょうか。

なので、京都から阪神に変わる事での変化は
・高速馬場への対応力
・小回りコース実績
・遅いペースへの対応力(かかり癖が無い)
逆に中距離でのスピード力は不要な気がします。



もし私の予想が役に立ったと思われた方がいらっしゃいましたら よろしければサポートをお願いします。