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第163回天皇賞(春)(分析⑦)

日経賞からの好走パターン、仮説ですが推測しました。
結論から申し上げると、疲労+ペース経験なんじゃないかと判断しました。

まず、レースラップの比較をご覧ください。

2021天皇賞春27

日経賞や阪神大賞典と比較して、天皇賞春のペースがかなり速いのがわかると思います。

そして距離を考えると最も緩いペースなのは日経賞になります。
前回の記事で日経賞と阪神大章典の勝ち馬を列挙しましたが、同じG2でもメンバーの質がやや低いのが日経賞だと思います。そのため道中のペースも緩みやすいです。

なので、私の結論として日経賞組の凡走パターンは2つあると思っています。
① 勝ちタイムが遅い+上位好走馬が厳しいペースの重賞好走経験がない
② 勝ちタイムが速や過ぎる又は最後1Fが大きく失速
ある程度過去のパターンを調べて、ある程度は手ごたえをつかんでいますが、細かく説明するときりがないので、興味がある方はご自身でお調べください。
<参考>
・天皇賞春Ave-3F:36.892(良)
・日経賞Ave-3F:37.383(良)
・阪神大賞典Ave-3F:37.457(良)

今年は阪神コースに変わりますが、天皇賞の良馬場10年の平均勝ちタイムが3149で、ディアスティマが阪神3200mで2月に3149(-2.9の超高速馬場)を出してますから、大きく全体のタイムが変わる事はないと思ってます。
個人的な天皇賞春を好走するのに必要なペース経験は遅くともAve-3Fが37.19以下くらいではないかと。

<参考:日経賞>

2021天皇賞春28

【個人的独断の分析】
タイム1位 15年 恐らくタイムが速すぎて疲労残りで凡走
タイム2位 09年 天皇賞春1-2着
タイム3位 07年 後1F:12.5で失速し過ぎ(疲労?)
タイム4位 13年 天皇賞春1着
タイム5位 08年 1-2着馬出走せず
タイム6位 17年 後1F:12.6で失速し過ぎ(疲労?)
タイム7位 20年 後1F:12.5でも天皇賞2-3着(天皇賞春が低レベル?)
タイム8位 今年
タイム9位 18年 ペース遅い
タイム10位 10年 ペースは合格、天皇賞春2着
タイム11位 19年 ペース遅い
タイム12位 14年 好走した2頭は、過去に速いペースで好走経験あり
タイム13位 16年 ペース遅い
タイム14位 12年 重馬場なので参考外。好走したのはウインバリアシオン

まあ、あくまでも私の独断なので違うかもしれません。
ちなみに今年はスローなので、過去レースで速いペースで好走経験が必要です。上位馬は
1着 ウインマリリン オークスで36.83の経験あり(世代限定戦)
2着 カレンブーケドール JCで36.13の経験あり(0.2秒差4着)
3着 ワールドプレミア 19年の有馬記念が35.76だが、0.9秒差で最後尾からの展開に恵まれたもの。20年JCは速いペースで凡走。20年の有馬記念は37.67で遅いペース

P.S. 最初の方の記事で書いたスローペース経験馬の好走率が高かったのは、疲労残りの問題もあったのかなと今は考えています。




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