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地盤の強さを調べる方法

能登半島地震を経験したのち、前回の投稿でも書いたが、いろいろ地震に強い建物を調べていると何より大切なのが地盤のかたさだと専門家がいっている。どんなに建築基準を突破した建物でも地盤が弱ければ倒れる可能性があると。そこで地盤の固さをどのように調べればいいのか。

調べるといくつかアプローチがある。

まず、
地盤サポートマップ【ジャパンホームシールド株式会社】 (j-shield.co.jp)

地盤の強さと防災情報を地形、地震、洪水、土砂災害などの分野で分かりやすく見てるサイトで、結論これが一番わかりやすい。
これで今住んでいる東京の住所や、能登の実家の住所、兄が住んでいる金沢の住所を入力してみてみた。当然それぞれの地盤の固さや、液状化の可能性、土砂災害の可能性、浸水の可能性などが5段階で表示される。
その場所の、地形や地質も出てくる

ハザードマップポータルサイト (gsi.go.jp)
これは国土交通省が提供しているようだが、すこし使い方の勉強をしないと使い方がわからない。住所を入れたくらいだと大雑把なコメントしかでてこないし、地盤のかたさなどは提示されていないようにおもうのだが、使い方を動画で見るというページも用意されているので、時間があるときにもう一度じっくり触ってみたいと思うが、すこし中級編なようにおもえる。

J-SHIS 地震ハザードステーション (bosai.go.jp)
防災科研が提供しているが、その地域でどれくらい揺れが起こるのかの確率を30年、50年単位で予測している地図です。その地域の地盤の揺れやすさを調べることが可能。ただこちらもとにかく見方ががむずかしい。。。
誰向けにつくっているのか?専門家向けなのか・・

住宅地盤情報提供システム GEODAS(ジオダス) (jiban.co.jp)
ジオテックという会社が提供している全国の地盤調査、補強工事の情報をまとめて、地形で見る軟弱地盤マップというのがあるが、これも非常に地図がわかりにくい良好地盤と軟弱地盤のマークがでかすぎて自分の家が隠れてしまいどこかわからなく結果どちらなのかがわからないという何とも意味のない表示がされる。。。

他にもあるのかもしれませんが、一旦僕は①の地盤サポートマップが使いやすいわかりやすいと感じました。
ちなみにたまたまですが、自分の東京の家の基盤チェックの資料を確認したところそのチェックをしたのも地盤サポートマップを提供しているジャパンホームシールド株式会社でした。

◇我が家の基礎の状況

とはいえ、この地盤サポートマップはあくまでも参考なので
この先は個別に専門家の意見を聞きながら、土地選びやそれぞれの地盤にあった補強などの対策が必要なんでしょうね。

近年は【地震に強い地盤】を調べる新しい地盤調査の方法で微動探査というのがあるらしいので、その辺もさらに調べてみたいと思います。

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