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【投資初心者入門編】機会損失の考え方

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投資やビジネスの世界では、よく機会損失という言葉が出てきます。


機関損失とは、簡単にいえば、「儲け損ない」を表した言葉で、
行動していれば本来稼げたはずのチャンスを見逃したために、
将来的に得られるはず利益を失ったとする考え方です。


画像1

9114デサントの日足チャート。
ここで買っておけば爆益だったなぁ…
というパターンの機会損失。


ここで損切りをしておけば微々たる損失で済んだものを、
だらだらと保有し続けたために、損失が拡大してしまって、
行動していれば未然に損失を防げたというパターンも
機会損失に当てはまります。


画像2

4488AIinsideの週足チャート。
リバウンドすると思って、持ち続けたのに…
早く損切りしておけばよかった(泣)
というパターンの機会損失です。


この2つのパターンの機会損失に対応するには
決断力と行動力、そして準備が必要です。


まず、1つ目の9114デサントの日足チャートです。
白丸で囲んだ部分は、一目均衡表の雲を上抜けして、


直近の株価から、1段飛び出した形になっています。
指標に沿ってトレードするという基本にのっとり、
雲を上抜けしたタイミングが買いのポイントになります。


ここで買いを入れるのは、
もちろん決断力と行動力の要素も必要ですが、
あらかじめ準備しておけば対応することができます。


急な上昇を見せる銘柄は
必ず上昇率ランキングに食い込んできますから、
常にパソコンの前で銘柄を監視している
デイトレーダーであれば、すぐに気づくはずです。


では、ずっとパソコンの前で監視してないといけないのか?
その必要はありません。


再び9114デサントの日足チャートを見てみると、
白丸で囲った日の、次の日で買ったとしても、
余裕で間に合っていることがわかります。


サラリーマンの方ならば、仕事が終わって帰ってきてから
毎日ランキングをチェックしているぐらいでも、
このようなチャンスに巡り合うことはできるはずです。


とはいっても、いつもこのような綺麗なチャートになるとは限りません。
買った瞬間から、損失を抱えることももちろんあります。
その場合は、指標やチャートに沿って、
潔く損切りしましょう。


ポイントとしては、買う時は少額で買うことです。
自分の資金ギリギリで買ってしまうと、
損切りするのに躊躇する原因になります。


少額でも、このような銘柄をつかめば、
思ったよりも大きな利益を得ることができるのですから、
常に全力の資金をつぎ込む必要なないと考えます。


さて、2つ目の4488AIinsideの週足チャートのパターンです。
この場合は、決断力と行動力がものをいいます。
投資初心者ならなおさらで、
普段から、潔く損切りする心がけがないとできないものです。


このような下げ基調の銘柄を保有している理由として、


「すごく下がっているから割安だろう」
「これだけ下がっているんだから、リバンウンドするだろう」


という理由で買ってしまった場合が多いと思います。


買ったものの、自分のイメージ通りに株価が上昇せず、
損失が膨らんでいくのであれば、
チャートや指標に沿って、すぐに損切りしてください。


この場合の機会損失は損失からスタートするので、
1つ目のパターンと比べて、緊急性は高いものです。


投資初心者の失敗体験談で上位にくるのが、
保有銘柄の塩漬けです。


間違ってもナンピン買いをしようとは考えないでください。


ナンピンは漢字で書くと「難平」と書くように、
大変に難しいものです。



機会損失と時間 皮算用はするな


ここでもうひとつ、特にデイトレーダーが意識しがちな
機会損失のパターンを紹介します。


一般的にデイトレーダーと呼ばれる人は、
1つの銘柄を長く保有するとしても1日程度で、
たいていは数秒~数分の売買を繰り返します。


極めて短期的な値動きに注視するためには、
常にパソコンの前で、銘柄を監視していなければなりません。


投資初心者のトレーダーに対するイメージは、
働かないで楽をして稼ぐ、みたいな感じかもしれませんが、
実際には、時間に追われているトレーダーも多いようです。


生活がかかっているわけですから、
食べる時間も惜しんで、
パソコンの前に向かう気持ちはわかります。


私も専業トレーダーの時は、
眠くなっても、パソコンの前にかじりついていましたし、
たまにどこかに旅行に出かけたくでも、
市場が空いている時は、
かならず銘柄を監視するようにしていました。


ただ、今になって思うのは、
その時は心の余裕がほとんどなかったことです。


特にここ数年は、米国株の上昇や、
アベノミクスの恩恵を受けてきたこともあり、
日本の株価は上昇を続けてきました。


「周りがすごく稼いでいるのに、今参加しないともったいない」
「こんなチャンスに見てるだけなのは、バカみたいだ」


そう感じてしまう人も多いのではないでしょうか。


でも、将来を確実に予測することは不可能だし、
まして、心の余裕がなければ、正確なトレードはできません。


自分のペースで人生を楽しみながら、
投資を続けていくのが一番です。


このような機会損失の「損失」とは、
おおよそ架空のものであり、
インフレ率などを考慮しなければ、
実際に損失を受けるものではないのです。


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