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週刊 金相場展望 2022年1月24日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週末のNY金相場(期近)は週の高値が一時1,848.5㌦まで上昇、週の引け値は1,831.8㌦とやや売られたものの、前週比では15.3㌦高となった。10年債利回りは1月19日に2年ぶりの高水準である1.9%近くまで上昇した。この日は金相場が前日比30㌦高となったことから、金相場は明らかにインフレを警戒した動きとなった。


10年債金利のチャートでは1年近くに亘る保合を先週は上抜けた様に見えるが、まだ水星逆行中でもあり、今週の動きを見るまでは、はっきりしない。特に今週はFOMCを控え、年4回の利上げが確実視されている中、さらに4回目の利上げを示唆する内容となれば、債券は売られ、利回りは上昇する可能性がある。これをインフレへの警戒と金相場が捉えると、もう一段の上昇も考えられる。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。


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