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週刊 金相場展望 2022年4月4日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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1日発表された3月の米雇用統計は市場予想前月比49万人増に対して43万1,000人増(NFP)と、前月(75万人増)から伸びが鈍化したものの、失業率は3.6%と、前月から0.2ポイント改善。企業の人手不足が改めて認識され、3月の平均時給は前年同月比5.6%増と高い伸びを示した。市場の評価は賃金上昇が、40年ぶりの高水準にある米国のインフレ率を一段と押し上げる恐れがあるとの見方を強めており、引き続きFRBのタカ派的な政策の継続が裏付けされる結果となっている。


FRBが5月のFOMCで追加利上げを行うのは既定路線だが、焦点は利上げ幅。市場予想は25~50bpを見込んでいる。FRBのタカ派的政策が金相場の上値を圧迫しているのは事実だが、利上げでインフレの上振れを抑えられるかが焦点になりそうだ…

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。


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