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週刊 金相場展望 2023年7月3日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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 先週のNY金相場(期近)の安値は29日、7月限で1,892.5㌦と1,900㌦を一時割り込んだものの引けは回復し1,909.2㌦で終えた。ただ中心限月はこの日、8月限に移行しているため、チャート上での安値は1,900.6㌦と辛うじて1,900㌦は維持した。翌日は、物価関連指標の鈍化を背景にした米長期金利の低下を受け買いが強まり、4日ぶりに反発。中心限月8月限は前日比11.50㌦高の1,929.40で引けた。

材料付けとされたのは米商務省が発表した5月の個人消費支出(PCE)物価指数であり、前年同月比3.8%上昇と、伸び率は前月から2カ月ぶりに縮小し、約2年ぶりの低水準となった。これを受けて、インフレ圧力の高まりに対する過度な警戒感が後退したことから、米長期金利が低下、金が買われたとされている。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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