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週刊 金相場展望 2023年4月24日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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先週のNY金相場(期近)は前週比25.3㌦安の1,990.5㌦で引けた。高値は2,028.0、安値は1,980.9㌦。先週、気になっていたテーマは次の通り。「2020年8月と22年3月のダブルトップから引かれた上値抵抗線に阻まれ、トリプルトップを付けるのか、それとも上抜けて史上最高値を更新し、続伸するのか?注目すべき時間帯に入った」。前者の懸念が強まった。

さらに、終値では2,000㌦の大台を割り込み、ストキャスティックスは弱気オシレーターダイバージェンスを示した。かなり警戒すべきチャートパターンになっている。

ストキャスティックス関しては先週は「%Kは83.84とスロー%Dは85.03で交差しつつある。少し警戒した方が良さそうだ」と述べたが、クロスし始めたようだ。まだ今週、上伸すればクロスが解ける可能性はある。
日足ベースでは先週次の通り述べた。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。
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