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週刊 金相場展望 2024年6月10日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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先週のNY金相場(期近)は前週比2.1㌦高の2,325.0㌦で引け、高値は2,406.7㌦、安値は2,304.2㌦と高/安とも前週のレンジ幅を上回った。特に週末の雇用統計での動きが大きく、その日の高値2,406.7㌦が週の高値となり、安値2,304.2㌦が週の安値となるなど、1日で100㌦以上を下げ、雇用統計がサプライズであったことが示された。ただ雇用統計発表前には金相場は既に50㌦近く下落していたのだが、強い内容が予想されたのか、発表前に買い方が逃げていたのか、定かではない。

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。

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