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週刊 金相場展望 2022年3月22日号

株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、サイクル分析の大家でもある、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。

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NY金相場は3月8日に史上最高値を更新した後、先週も値を下げ、16日には1,895.36まで売り込まれ、週の引け値は1,921.19となった。


先週のコメントは次の通り。「2020年8月につけた史上最高値(2,078㌦)を僅かだが更新し、期近は2,078.8㌦をつけた。翌日は前日の陽線を包み込む大陰線が出現して前日比55㌦安の1,988.2㌦と2,000㌦を割り込こみ、ここまではダブルトップ系になっている。筆者はまだ天井を付けたとは見ていないが、高値を更新するまではその可能性には配慮しておきたい」。


ロシア・ウクライナ情勢にはあまり変化は見られていないが、米金融政策は先週のFOMCではっきりした。25bpの利上げとなったが、今年は今回を含め7回の利上げが予定されている。これは金相場にとっては弱材料だが、政策方針がはっきりしたことで、不透明感はない。あとはロシアとウクライナ情勢次第となろうが、依然としてインフレへの懸念は続いている。その意味ではまだ金が史上最高値を狙う余地はあるとみている…

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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、株式会社ワカバヤシエフエックスアソシエイツ 取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、投資日報α編集長。


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