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中原駿ドル円相場レポート     No.037 2024年8月5日

中長期見通し(4年サイクルが上昇中だが、現行11 カ月サイクルが7月にトップアウトか)

2021 年1月から8年と4年サイクルが上昇開始。2023 年1月は4年サイクルのハーフサイクルボトムとも、33 カ月サイクル の第二11 カ月サイクルボトムと解釈することも可能。4年サイクルの第二2年サイクルであれば、そのトップは強気であれば 10~11 月、中立であれば7月。一方第三11 カ月サイクルとした場合でも理想的な時間帯である23 年12 月にボトムアウトし、 第四11 カ月サイクルにあるが、強気を維持すれば10~11 月まで上昇、中立になれば(15 年パターン)7月3日にトップアウト した可能性がある。筆者は2024 年が過去の「4」の年のパターンから「3」の年のドル上昇トレンドが転換する可能性は低いと みなし10~11 月にトップアウトと考えてきたが、今回の下落で週足60HL バンド下限を割り込んだ可能性が高いため11 カ月サ イクルがトップアウト、2025 年1 月(24 年10 月~25 年4月)を目指す下落相場入りと考えている。



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 世界大恐慌を生き残った伝説の投資家、W.R.ギャン(1878~1955)が確立した相場分析手法「ギャン理論」。この理論の日本における第一人者として、弊社が発行している金融版投資日報においても、巻頭特集でギャン理論の観点からNYダウ、日経平均株価、外国為替(ドル/円相場、ユーロ/ドル相場)、金、原油を分析して戴いていた現役トレーダー、中原駿氏。
《サイクルとテクニカル、アストロロジー》で相場を読み解くR・メリマン氏の分析レポートを発行している投資日報社では、2019年5月から中原氏執筆によるギャン理論の観点から分析したNYダウと日経平均株価に関する週刊レポートを発行。メリマンレポートの「セカンドオピニオン」として好評を博しております。そしてこのレポートも、2024年で発行5年目に突入するにあたり、新たにコモディティと為替レポートを追加。当レポートは、当節何かと注目度の高い「ドル/円相場」に関する週刊レポートです。長期から短期、シンセティックスやアニバーサリー等々、ギャン理論から見たドル/円相場はどのように映るのか。「MMAカレンシーレポート」と併用してお読みいただくとより効果的です。

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