複利ってなに?のまとめ
複利ってなんやねん。を自分なりに整理しました。
目次
複利とは
複利の式
複利の式が表すものとは?
まとめ
複利とは
お金に関する言葉で、ある倍数で雪だるま式にお金・借金が増えていくことに使用します。
1、2、4、8、16、32・・・・
という増え方も複利です。(前の数字の倍が今の数字)
1、2、3、4、5、・・・・
という増え方とは違います。
複利の式
複利を式で表すと以下のようになります。
「投資元本(初年度投資額)A0に、(1+利回りr)の年数乗したものが、
y年目の資産額になる」という式です。
(1+利回りr)倍でお金が増えていくことを表しています。
先ほどの
1、2、4、8、16、32・・・・
はA0=1、r=1(=100%)の場合のことです。
A0=1、A1=1×(1+1)^1=2、A2=1×(1+1)^2=4、A3=1×(1+1)^3=8
複利の式の3つの変数
3つの変数がありますが、これが投資で大事な指標になります。
3つの変数のそれぞれは、
となっており、投資元本が、金利と年数で増えていくことを表しています。
複利の式が表すものとは?
式は分かりましたが、実際何を表しているのか見ていきたいと思います。
複利とは、「金利で増えたお金に、また金利が付く」ということです。
例として、下の条件でどのようにお金が増えていくか見てみましょう。
毎年10%の金利が付くとすると、以下のようにお金が増えていきます。
毎年お金が増えていくのですが、大事なのは増加額が増えていることです。
これを長く続けたらどうなるでしょうか?
ずっと計算するのは大変なので、Googleスプレッドシートを使ってグラフを描いてみましょう。
グラフで書くと分かりやすいですね。
資産額が増えていることが分かります。
利回りを変えた場合の資産推移のグラフも書いてみました。
資産額Ay1は利回り10%、資産額Ay2は利回り12%です。
2%の違いですが、年数を重ねると変わりますね。
複利の計算で、元本と利回りから将来の資産を計算することができました。
実際、役に立つの?というふうに感じる人もいるかと思います。
この複利の式がどう役立つか、次の記事で話したいと思います。
まとめ
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