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読書の日々「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる」

こんばんは、藤里です。

今日は母の日ですね。ベタですが、毎年この日はカーネーションを買って母にプレゼントしています(*^_^*)

皆さんはFFS理論って耳にしたことがありますか?


私は今回初めて耳にしました。

きっとこの本の表紙が大好きな『宇宙兄弟』でなければ、関わることのなかった理論だと思います(笑)



それはさておき、FFSはFive Factors & Stressの略で、日本語だと5つの因子とストレスと訳されています。

「凝縮性」「受容性」「弁別性」「拡散性」「保全性」の5つの因子のうち、自分がどの分子を持ち合わせているのか。
またその持ち合わせた因子から個性を理解し、そして自分や他人の強みと弱みを客観的に把握することで、強いチームを作り上げていくというチーム編成のための1種の技法らしいです。


うーん、理論って難しい(;^_^A


まぁ、同じ因子をもつ人間同士だと、考え方も行動も似ているから共感が得やすいけれど、反発が少なく成長のないグループが出来上がるみたいな話が作中にありました。それを踏まえたうえでバランスよくチームを作る指針のようなものなのかな?


ちなみに日本人は「受容性」が80%と最も高く、次いで「保全性」が65%。
それらを組み合わせた「受容性・保全性」タイプが55%と、FFS理論に当てはめると約半数が同じ因子を持ち合わせている結果になるようです。

ちなみに私もこの「受容性・保全性」タイプでしたね。


『宇宙兄弟』のキャラクターで言うと、主人公の南波六太がこれにあたるようです。


日本人の大多数が当てはまるだけあって、こちらの本ではこの主人公タイプの解説が多めですが、他の因子の組み合わせも、登場人物に照らし合わせて丁寧に解説されています。

主人公の弟の南波日々人は「拡散性・受容性」タイプ。
このタイプじゃないかなと思える人が周りにちらほらいるので、かなりその解説も読み込みました。


『宇宙兄弟』を知らない人でも登場人物紹介やコミックの一部分をきちんと抜粋して載せているので、十分楽しめると思います。


ただ、なんとなく「ああ、こんな人いるよね」というイメージだった人が、こんな強みと弱みがあったのかと、私は理論より『宇宙兄弟』メインで楽しんで、また1巻からコミックを読み直したくなりました。


今ならストーリーだけでなく、登場人物たちの心の機微にも敏感に反応できそう。きっと読み終わった時、『宇宙兄弟』のイメージ変わります。
変わるというか納得する?(笑)


ぜひ、軽い気持ちでトライしてもらいたい1冊です。


今回の画像はparton様にお借りしました。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また来週お会い出来たら嬉しいです。





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