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細かすぎて伝わらないくてよいツアーナースの小話

最終更新2022年9月12日 
→まだまだあるので、日々ひっそり更新します。

超久々の更新ですが
なんの身にもならない雑記レベルの記事でございます。

添乗中に感じた重要度の低いことや
主観過ぎて公には胸を張って言えんけど的な、重箱の隅つつくような内容をひたすら綴っていく誰得記事です。

要は、ボツネタの墓場。
同業者が読んでも「はい?」な内容も多々あるかと。

すでにUPしている、ツアナスハックの下位互換セルフカバーといった内容でお気軽に読んでもらえたらと思いますが、人間関係分は自分でも書いていて具合悪くなりましたので、メンタルの調子によっては読み飛ばしてくださいね。

この記事の、上位互換はこちら。

そもそもお前、どの立場で物書いとるねんって方はこちら
ツアナス界の雑魚でございます。グェッへッへ。

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先生・生徒

◆先生方が慣れていないのは仕方ない、フォローしよう

コロナの影響で過去2年間、だいたいの団体旅行は中止された為
今年になっていざ解禁となっても、全体の動き・立ち回り・判断などスルッといかないことが多い印象ですわ。

仕方ないんですよ、全く責めていないしそんな気はない。
加えて、2022年夏はコロナの大きな流行下でも旅行を強行する学校が多く、緊張感もでかめ。ガッチガチになって疲弊したり、イライラ度高くて看護師への当たりも強い方がチラホラ。

大きな心で背景を察して俯瞰しつつ、先生方への心身フォローにもこれまで以上に
重視しながら同行する必要があるなと実感する日々です。

◆ツアナスの精神的支柱①野球部

主語、デカくし過ぎたかしら。
前に、夢子ちゃんや先輩ツアナスに言ったら「わかるわ〜!」と共感を得たので。

思春期真っ只中ってこともあり、外部の人間に対してやたらとドライな反応もあるあるな中高生。添乗員さん、ツアナス共々、食事会場前に並んで挨拶してるのに返してくれない団体とかさ。
そんな中、どんな団体でも明るく元気に反応してくれるのが俺たちの野球部。ほんと、素晴らしい!癒し!

ただ、具合悪くなる率が高いのも野球部(私の中でダントツ)。次点、吹奏楽部。
ついでに言うと、野球部顧問も人格者が多いので、困った時に助けてもらったりめちゃくちゃ頼りにしています。

あと、ティモンディの斉美ネタの如く
野球部独特の挨拶を生で現役から聞けるのが最高に楽しいので、私も「ざーっす!」とか勢いよく挨拶し返したりします。

◆ツアナスの精神的支柱②商業・工業高校の生徒

就職する子が多いからか、なんなのかどこの学校に同行しても礼儀正しく挨拶も返してくれて癒されます。
アルコール消毒シュッてやるだけでも「ありがとうございます!」って言ってくれるし(別に言わなくていいんだが気持ちが嬉しいね)、バス乗降時にも運転手さんやガイドさんへ、きちんと挨拶するし。
ここ10年ちょい、結構な数の学校さんと関わらせてもらいましたが、印象に残っているのは地方のこういった学校さんが多いですねー。

あと、語先後礼を徹底している学校=教育が行き届いているなぁという印象なので、嫌な思いをしたことないですね。都内の小学校、ちょいちょい出会います。
初日の出発式で、語先後礼のお姿を見ると心の中でガッツポーズをする私がいます。えぇえぇとことんマニアックですよあたしゃ。

◆男子はブス・デブ・ババァに容赦ないので覚悟しつつ受け流そう

小学生以下は割とフラットに接してくれる反面、中高生はまぁ容赦ない。
特に高校男子なんかあからさまですからね。ナースはまだしも、バスガイドさん・添乗員さんが美人だった時の盛り上がりと言ったら。

デブスババァ妖怪系ツアナスとして
不遇な目に遭ったエピソードはちょいちょいありましてですね。

(コロナ前に)発熱で2日くらい保健室対応した男子高校生。かなり密に関わり、我ながら献身的な看護を炸裂させ、最後の空港でのお別れ。
私に寄ってくるから、てっきり挨拶でもされんのかと思ったら、マジでドラマか漫画でもそんなベタな展開しねーぞってくらい、華麗に私をスルーし隣にいた北川景子激似の添乗員へ「最後にツーショット撮ってください!」と。そして私がシャッターを押すという。
いや、せめて最後になんか一言ないのかよと本気で涙が出ました。今となってはいいネタにできてますけれどね、当時は本当に落ち込んでしまいしばらく鬱でしたよ。

◆偏差値高い学校で、レク一緒に混ざるとマジ公開処刑

お受験系の有名私立小学校の男子から「看護師さんって専門卒なの?」とバスの中でバカにされたネタはもう何度も書きすぎたからいいですかね。noteでは初めてだっけ。Twitterではこれでもかというほど書いたわ。

最近だと、偏差値70ちょいの高校のレク。
お絵描き伝言ゲームで、最後尾にぜひ看護師さんを!とお願いされ、私も必死で校長先生へ「みなさんほどの知能はないので勘弁してください」と涙目で懇願。
校長「だいじょうぶですよ!さ、生徒と交流を!」と送り出されて渋々参加。

結果、答えがキャベツだったものが私で「ライオン!」
負けました。生徒全員大爆笑。校長先生アワアワ。私半笑い。

とはいえ、キャベツの時の生徒さんたちは爆笑しつつも暖かく優しい子たちでした。
一緒にレクとか滅多にないし、うまく逃げたら回避できますんで。
ただ、この時あまりに辛すぎてホテルの友達ナースにLINEしたら“ツアーナースってそんなこともしなきゃないの?!“と笑いより驚かれました。
ま、確かに。

ツアー中の行動

□常識の範囲内だったら、おかわりしてもOK

私、ツアナス2年目くらいまで、ツアナスはおかわりしちゃダメだと思い込んでおりまして。だって、私らの給与・宿泊・食費とか参加者負担なのにおかわりだなんて!

もちろん、常識の範囲内ですけれどね。
生徒・先生方皆さんある程度二巡目行ってるなーと思ったら、控えめに行く感じで。

女子校や、お堅い私学系とかだと食べにくい場合もあるか。
デブネタで行くと、ご飯盛ってくれる厨房の人が「看護師さん、大盛りにしておきますね!」と最初から、マンガ盛りにしてくれたり。

校長先生が「足ります?一緒におかわりいきましょうか?」と声かけてくれたりと、気を遣ってくれます。マジで。コロナ禍で激太りして、うおぉぉデブってこんな感じで声かけられるのか!と体感しながら生きています。いい加減、体重元に戻したい。

極端なケースですが、こういった↓ツアナスさんも実在しますので良識を持った行動を。。。

こんなナースいるわけない!という方、甘いですぞ。
野良のナースってほんと、私も含めて常識ない人多数いるってコロナ禍で学びました。療養ホテルで起こった数々の事件(弁当窃盗、布団窃盗、器物破損、ホテル物品メルカリで売っちゃうなどなど)は、氷山の一角。ほんと怖い世界です。

山系雑誌PEAKSに連載中の、山岳妖怪図鑑のツアナス版として、フォーマットをちょいパクリさせて頂きました。
ゆめちゃんとネタ出し合って、ツアナス妖怪30ネタ揃ったらnote記事にしたいですね。本気出せば即できそうですけれど、まぁチマチマ書き溜めますわ。
俯瞰した自虐も込めて、私自身も妖怪として登場させる予定です。

□己のQOL向上求めがち

ゆめちゃん提供ネタです。

大事ですね。私も持ち込みすぎて、荷物多い一因。

多すぎね。。。

リンパ流しセット毎回持っていきつつ、結局疲れ果てて使わないことも。お茶セットは必須。あとあえて書かないが、ワイヤレスイヤホンも大事ね。
寝る前にひたすらYouTubeみてストレス解消。AirPods pro2買うぞー!

ツアナス内外の人間関係

◇コロナ禍で添乗する事を、揶揄されても気にしない

むしろさ、コロナ7波真っ只中で同行せにゃいかんツアナスって大変ねと労って欲しいんですけれど!という本音を秘めつつ、黙々と業務に勤しんでいる私でして。

そんな中、コロナ手当?的な感じで(会社によっては)日給爆上がりしているので「いくら給与高めだからって、こんな中でツアーに同行するだなんて。」と、
何も知らん外野軍から揶揄され傷付くツアナス戦士もいるとかいないとか。
ひっでぇなぁおい。

そもそも論で
アサインの仕組みを復習しておきましょうか。

①に関しては固定で、1年前から。
②③も数ヶ月前から決定しているので、キャンセルできずに(私はする気もなかったが)同行しているツアナスも多いんですよね。

それでも夏あたり、
また波が来そうだなと予測しお断りしていた案件もあり。別に、高給(と言っても、ツアーの場合はたかが知れている)に飛びついてリスクを犯してツアー乗っている訳じゃないんですよね。。。

ものすごく生々しい現状を書くと、
私の場合、療養ホテル日勤(約8時間)と、添乗日給(24時間拘束)の金額差は7,000〜15,000(その日によってリーダー手当・残業の有無でこのくらい変動)ですが、7〜8月はホテル休んで3〜6泊の添乗3本入れていますからね。

添乗の感染リスクは、ほぼデスクワークのホテルの比じゃなく爆上がり。言うまでもなく、添乗全部蹴ってホテルやっていた方がそりゃお賃金いいですよそりゃ。

ホテル・ワクチン・コルセンなど、コロナ系兼業のツアナスは多いので、こんな感じで黙ってコロナ関連従事していた方がお金もらえるけれどっていう方々、わんさかいるはず。

何が言いたいのかわからなくなってきたけれど、単純に数ヶ月前から決まっていた仕事だからツアナスとして受けている。ただそれだけ。
ワーワー外から言ってくるのは、細かい事情もわからず脊髄反射でモノ言う類の妖怪と思って気にしない気にしない。

どちらもガッツリ従事している目線で。

添乗中の発熱者対応についての記載は?な部分が多いかと思いますが、長くなるので追々UPする“7波での添乗どうしてる?“記事で詳細は。

そのうちリンク貼ります。まだ完成度6割。

◇狭い業界なので、人間関係面倒臭すぎ

一人職×一期一会の仕事なので人間関係気楽と思われがちな職種ですが、実は違うんすよってのは別記事でもちょいちょい触れている通り。

そもそも私も含めて、ツアーナースって長く続けている人ほど強烈なキャラなのがウジャウジャ。
例えるならば、病棟にいるお局やキャラ濃い系のナースが、病院という檻を抜けて野に放たれ、各自で自由に野良ナースとしてウヨウヨしていると考えてもらって結構かと。ほうれ、考えただけで恐ろしかろう。

おまけに、頭数限られている仕事なので
よりいい添乗先をゲットするために、根も葉もないネガティブな話を仲介会社や添乗員さんなどに流布する等、手段を選ばない人もいたり。プチ仲介会社的にボスが案件を回す派閥もあったりと、ドロドロしています。

お局もわんさか。特に歴数年の新人さんとかだと、前述の案件紹介を餌に囲い込みというか派閥に入れられたりと気の毒なケースも聞いたり。逆に、そっちにズブズブと闇落ちしたり。

まぁね、それぞれいろんな目的でツアーやっているとは思いますが、人間関係の煩わしさが少ないと思いきや、実は長く続けるうちに面倒臭い渦に巻き込まれてしまうんですよね。
もちろん、派閥というかそういった強めのお局がいるグループに入っていれば仕事も回って来やすいんでしょうからデメリットだけではなさそうで。

私もなんか言われているんでしょうけれど、ってか言われていたけれど。
もう知らんがなって感じで。ペア組む人も限定して、派閥系には深く関わらないよう網にもかからないようにしています。
あと、ツアーの相談相手も首都圏外でテリトリー被らないor属性一緒(真面目にツアーの勉強して静かに過ごしたい系)のナースだけにしているので、腹割って話できるの片手もいないですね。

そう思うと侘しいツアナス人生ですが、わたし的には充分ざます。

◇独自の物差しでマウントとってくる人はツアナス業界にも存在

さっきの話の延長線上ですね。
わかりやすい部分だと、海外どんだけ行ったか?みたいなところ。他、有名校行ったとかどうの。
マジどうでもいいわ。

私の場合こういう記事を垂れ流している関係上、記事の信頼性目安として添乗経験値を国内外公開していますが、これをリアルには逐一言わないですからね。そんなんペラペラ言ったら、何をやっかまれて蹴落とされるか判りゃしない。

2022年10月〜海外案件も増えてきたらしいので、また妙なマウント合戦が始まりそうなのを横目に、国内近場でちょこちょこ添乗再開したいなぁとおります。

◇コロナで一変してしまったツアナス業界

ツアナスって一人職だから、横つながりが出来にくいという良くも悪くもある特性が崩れたのがコロナ。

コロナで添乗がなくなり、ツアー仲介会社がコロナ業(ホテルやコールセンター、ワクチンなど)を請け負いにシフト。
1現場1人から、1現場複数となり今までソロプレイで自由に生きていたツアナスたちが同じ現場で顔を合わせることとなりました。

仲良くなる者もいれば、逆もあり。
前述した通り、ツアナスって強烈キャラ祭り。ただの仲違いではなく、話を盛られて悪い噂を流布され、本丸・ツアー業にまで影響が出た人もいるとかいないとか。
かといって、悪いことだらけでもなく
お局系の方に気に入られて、仕事が回ってきやすくなった方もいるでしょう。人のふんどしで相撲を取れた典型例。

いずれにせよ、今まで出会わなかったナースたちがゴチャ混ぜにされて形勢が変わったっていう会社もあるのかなと、眺めています。

他、そうなる前に
そもそも2020年にツアー業界オワタってなった時点で就職しちゃった人もいますし。古参で出来る人が一挙に辞めてしまった会社もあるみたいです。

ちなみに私はというと
2020年5月早々に、看護協会からの募集で神奈川非常勤としてホテル業始める→年度末に契約終了→2021年〜ホテルの仕事楽しいし、ツアーもまだ復活しないから東京のホテルで働こう→今に至る。
東京・神奈川のホテル募集って、最初は派遣会社ではなく看護協会案件だったんですよね。派遣会社にシフトし始めたのって、数ヶ月経過してから。
更にいうなら、コロナ出始めってホテル業も謎すぎて、感染リスク高すぎ!よくやるわね!と冷ややかな目で見られていたので、勇者か無知が従事するものって認識の方が多かったのでは。
私も初めた当初、SNSで遠巻きに揶揄されましたね。

今みたいに、感染リスク低くて病院ほど忙しくなく高給と人気出たのは、ここ1年くらいの話ですから。

なんか大幅に脱線したけれど、要は私はツアー仲介会社から募集が始まる前に非常勤に逃げたので、ツアナス軍のゴチャゴチャに入らぬままで済んだという話で。
でも裏を返すなら、コミュニティに入れないままここまで来たので、今後本格的にツアー復帰してからは、不利な部分も多少あるのかなという懸念もあります。

ま、どうにかなるか。
特に、海外やりたい修学旅行だけ行きたい!など拘りはないので(コロナ前に広く浅く網羅した感はあるからかも)、回ってきた仕事に真摯に取り組むしかないね。

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ひとまず、この11エピソードで重箱話おしまい。