[備えよ常にプロジェクト]緊急時アクションカードを作り直す2023年春③
最終更新2023年5月3日
→フローシート更なる微調整
そもそもの全体フロー類は?
大体は、こういったフローや説明書
端っこをカードリングでまとめておいてあるんですが
正直、数多くてゴチャゴチャするんですよね。
パッと開いて、傷病者の横に置きつつ
管理者中心に、今どの段階まで動いてきちんと役割が遂行されているか?ということと、エピペン・心肺蘇生法などみんなで手順確認しながら行う処置など、4枚に厳選して観音開き+αでシンプルにします。
あ、そもそも
アナフィラキシー以外でも、救急搬送必要時全般で使えるようにしたいという指針を書くのを忘れていました。
とにかく一刻を争うから、みんなで連携して動かねばならんときに使うフロー&アクションカードにします。
というわけで、
全般となりますと、エピペンのシートが不要だったり、心肺蘇生法まで行かない場合も出てきます。
その時は内側に折り畳んで、カードは隠しておきフロート役割分担表だけ見えるようにするとか、状況に合わせて情報の出し入れというか。折り畳んで使えるようにします。
ちょっとわかりにくいかと思うので、後々試作品の写真でご紹介します。
サンプルとして、前回紹介した名古屋のフローを出していますが、ほぼ引用しつつもツアー仕様に改めて作る予定です。
というわけで今回は、全体フローと役割分担表を作っていきます。
全体フロー試作
役割詳細は、見開きで使う詳細版で書くとして
ここではとにかくパッと見で全体の流れが簡潔にわかるようシンプル化。ちょいとシンプルにし過ぎたか。
アクションカードを連動させるのに頼って、各カードで細かいポイントを記載するとして、指揮しやすいようにを重視。
緊急性の高い症状・心肺蘇生法手順は、別シートに載せます。
プライバシー配慮という文言は迷ったんですが、かえって介入時に混乱を招くから入れない方がいいかな。そこは、「いいから脱がせてください!」など看護師も指示だしするからいいかな。とりあえず保留。
役割分担試作
シートは、書き込み式・使い捨て前提
誰が何をやって、何が終わって何に手が行き届いていないのかなど、書き込みながら把握できた方がいいかなと思って。
教員→引率表記
学校とも限らないので、教員ではなく引率で統一しました。
学校団体だとしても、添乗員さんや宿舎の方に依頼することもあるし。
情報共有者追加
余裕があったらでいいかしら。
宿舎や見学先のスタッフ、合同開催の場合は他団体への説明(向こうが変に騒ぎ出したらとかでいいと思う、わざわざ伝えなくても)をし、現場の混乱を出来るだけ抑え、なおかつ必要時に協力を仰げるようにしておく。
保護者連絡に加え、搬送準備も追加
お金は団体サイドでやると思うので、
学生団体の同行時は、靴・保険証・普段飲んでいる薬になりますね。
靴は、実際に忘れて帰りに売店でサンダル買ってもらうことになって。修旅で余計な出費をさせて申し訳なかったので、気をつけたい。
救急車同伴者
これもすでに書いておいてもいいかなと迷ったんですが、流石に決め過ぎかなと。おすすめは看護師・担任と記載しつつ、管理者に現場判断で。
注意にも書いてある通り、医師説明を保護者代理で受けるので、団体関係者も同乗もしくは後ろから車で追いかけて、病院にはいてもらわきゃ困るので、付け加える。そこわかってない学校めっちゃ多いです!(声を大にして)。
基本シートはこんな感じ
ちなみに、昨日UPした版はこちら。
次は、心肺蘇生法+やばい症状 エピペン使用方法と残り2枚のシートを作っていきます。これ、連休明けの添乗までにカードまで間に合わない説が浮上してきたので、シートだけ完成という状態でいくと思います。