[ツアーナースのひとり旅]宮崎
最終更新2023年3月17日
47都道府県制覇まであと2県。
全国旅行支援適応の間に、もう一気にクリアしちゃえという軽いノリで、とりあえずサクッと雑な計画を組み。
※4月以降も延長になりましたね
とりあえずスタンプラリー感覚で
ザックリ旅程を組んだ結果、実は宮崎って見どころ満載!時間足りんっていう事実に到着してから気づき。
結局やり残し多数で終わってしまいました。
相変わらず、旅専業女とは思えない
大雑把なひとり旅をどうぞ。
名物の地鶏とマンゴー食べ
観光地も、モアイ観れたら充分では?と、
わかりやすいことをクリアするという、激甘な1泊2日を組みました。
1日目
羽田→宮崎
12:25羽田発のソラシドエア。
快晴過ぎて、窓から目が離せず。美しすぎる景色を眺めながらあっという間に到着。
スープの素、ネットで買えるからいいやと機内で買わなかった。
久々だけれど、やはりうまい!
宮崎空港
13:50宮崎空港
東京からたったの1時間半で南国へルーラ。
空港が異様に混んでいるのはなんなのか。
宮崎といえば巨人のキャンプなんだけれど、まだやってるのか?
🚌空港→サンメッセ日南
ひとまず空港ロッカーにスーツケースを預けて、
モアイのあるサンメッセ日南に向かいます。
空港→モアイ
本数はかなり少ないながらも、直行バスが出ているようで、車のない民には唯一の交通機関。この時点で、空港内が異様に並んでおりまして。
平日の割に、なんでこんな若い兄ちゃん沢山いるいるんだ?と。ひとまず空港からバス乗車し少し進んだところに球場らしき停留所。そこでの乗車っぷりと、みなさんの様子でようやく気づきます。
侍ジャパン強化合宿最終日!
お客さんもワンサカ。平日だし2月の末なんて空いていると思って呑気に観光できると想定していたのに、真逆の状況。
※当時、さして興味のなかった私ですが 開幕すると、ヌートバー選手にハマりまくり喜び表現にペッパーミルを取り入れるまでに。 よって、この日の事を色々後悔することになります。と言っても、宮崎キャンプにたっちゃんは参加していなかったけれどね。
-鬼の洗濯板
バス車窓で拝めた、洗濯板という名の独特な地層。
存在自体は知っており、あんま興味なかったが、実際みたら独特の形状が海の美しさとマッチして見惚れてしまいました。
これだとさすが公式、わかりやすい↓
翌日観に行く、柱状節理もですが
この鬼の洗濯板=隆起海床と奇形波蝕痕の成り立ちは、YouTubeでわかりやすく解説している人がいますので、そちらおすすめ。私は“地理ライダー”さんという方の説明がスッと入りました。
他の動画も勉強になるものばかりで、感謝の気持ちとしてチャンネル登録・Twitterフォローしたくらい。
しかしまぁ“鬼の洗濯板”とは上手く名付けたもんですね。昭和後期に糸井重里が命名したに違いない!と思ったら、案外もっともっと昔から言われていたそうで。
サンメッセ日南
空港からバスで1時間。
みなさん車利用なようで、下車したのは私くらいでした。
案の定、侍ジャパン観てきたっぽい客だらで(持ち物・髪型や態度など、明らかに野球部男子軍団とか)混み混みの車内でした。
バス停から10分くらい坂を登って向かいます。
モアイがなぜ?
そもそもチリ地震や紛争などで、倒れっぱなしになっていたイースター島のモアイ像。
↓
テレビで観た日本の会社が、修復を名乗り出て復旧。
↓
おージャパニーズピーポー!
お礼にお前らの国でもモアイ作っていいよと特別に許可。
↓
せっかくモアイ置くなら、それっぽい映えるところに置こうぜ。
↓
宮崎が良くね? という流れらしい。
宮崎チョイス、立地と景観のみで
特に宮崎の英雄がモアイ救ったとかそういう訳じゃなさそう。
そして、日本のモアイ
宮崎だけかと思いきや他、宮城にもモアイあるのよね。しかも目付き:
私ここ↓仕事で何回か訪れているんですが、全く記憶にない。体調不良者対応とかで、バス待機でみなかったとかそんなな気が。
ひとまず宮崎モアイ。
この記事の表紙(アイキャッチ)にしておいて言うのもなんだけれど、人生1回でいいな。
いや、別にここまでして(交通費往復2,600+入場料1,000)で見なくてよかったな。でも1回は観ておかないとスッキリしなかったかもな。
まいいか、という超微妙な気持ちでモアイの郷を後にします。
ホテル JR九州ホテル宮崎
モアイ→🚌1時間で空港→🚃10分で宮崎駅というルートで、駅目の前のホテルに到着しました。
もっと味わって乗ればよかった。
確かに、いかにも特急・上品なシートであれ?これ別料金必要?と挙動不審で過ごしたのよね。
スタッフさんの対応がものすごく良く、お部屋もちょうど良く、立地も最高でまた泊まりたいホテルになりました。
朝食ビュッフェが有名らしく、宮崎名産を網羅できるようで。食べりゃよかったわ。
夕食 チキン南蛮/杉の子さん
宮崎名物・冷や汁目的。
ググるとだいたい、杉の子さんでくっとけと書いてあるので先人に従って。
有名な老舗?らしいじゃないの。うまい店の情報ソースとして信頼を寄せている、おにぎりあたためますかでも昔訪れていたらしいので間違い無いでしょうね。
地鶏一択で、メニュー見る間も無く注文しましたが
21:00頃で、本日品切れと。ショック過ぎてあからさまに落胆しちまいました。早よ来ない私が悪いので受け止める。じゃ、南蛮だな。
正直、こんな立派なお店で食べずともチキン南蛮なんぞ、ファミレスでも一緒なような、、、と思った私を15分後に殴り倒すことになります。
うっっっっっっまーーーーー!!!!!
は?ごめん。肉の歯応え?質感とタルタルとのハーモニー、今までこんな食べたことないぞ。アツアツ出来立て補正?と思って、最後に1個残して冷めたの食べたけれど、遜色なし。問題なし!チャンピオン。
と一人で脳内大暴走と
ニヤニヤ盛り上がったところで、お目当ての冷や汁。
あ、うん。
多分美味しんだろうけれど、私そもそも冷や汁初めてで正解の味がわからんこと。最初に食べたチキン南蛮の破壊力が凄まじ過ぎて、もう何も入ってこないことなどで、さらっと終了。
これまた自家製なのか?
安いっぽいシャリシャリ感はなく、しっとりでもシャー感はあって黒豆も濃厚。うまい!このお店、何食ってもうまい気がする。サイドメニューも頼みたい!と思いつつ、すでに腹一杯なのと、もう一件うどん食いたいので我慢。
そういや↑サチコの席で頂きましたわ。
ーうどん断念
宮崎ってうどんが有名と知らず。
ちょうど、杉の子さん徒歩圏でうまそうなお店があったので〆で食べるつもりが。↑よく伝わらないと思うけれど並び中。10分だけ待って心折れて帰りました。
もうちょい粘れば良かったかな。
そもそも、このお店の周りの治安が。宮崎の歌舞伎町?なのかいるだけでも怖く、前で待っていたお兄さんもカタギじゃねえなこりゃ感があり。
後から調べたら、有名店で並んででも食べろ系のところでしたー。悔しいが、まぁあの時は仕方ない。またいずれ。
でも結局、ここが宮崎うどんラストチャンスだったから粘ればよかったかな(2回目)。
ー他にも寄りたかったうどん店
今後の私のためのメモです。飛ばし推進。
忠太郎茶屋 青島方面
こちらのゴボウ天うまそうで。
朝7:45から営業なので、電動自転車で向かいここで朝飯にしてそのまま青島観光というコースも考えましたが、後述のように別の観光地へ。
おくのうどん店 宮崎駅からはめっちゃ遠い
こちらは、宮崎の朝うどんと言えばここ的に
よくおすすめで出てくる。
ふくや 宮崎駅から徒歩5分
こちらは、焼きチーズカレーうどんが魅力的。
じゅるり!
11:00〜15:00のみ営業だから、日向市駅から戻っても、帰りの飛行機(12:25発)の時間をあと1本遅くすれば食べられる!と気づいた頃には遅し。
パックツアーなので変更不可という涙。あほだったー。
おやつ ご当地プリン
全国各地にあり過ぎ!なご当地プリン。
映えるほど味は…な法則を勝手に決めていた私でしたので、全く微塵も期待せずに購入。何度各地で騙されたか。ところがですよ。
うめえのなんの。
具なしプリンは、テゲセボン(なめらか)・カタセボン(レトロかため)の2種。うーん悩むわね。
ちなみに、ご当地プリンでも
騙されずこれはハイレベル!とリピートしたものは、尾道のヤマネコプリン・奈良の大仏プリンですね。
マンゴーは今回はこれでクリアにしました。
いま時期じゃない事、夜パフェ的な?マンゴー🥭食べられる有名店もあったようですが、レビューみたらわたしに合わなそうだったにで、無しで。
プリン美味しかったから大満足。
寝る前にテレビ観ていて、なんかチャンネルおかしくね?と思ったら
2日目
🚃宮崎駅→日向市駅
ビュンと40分で移動します。
写真、全く伝わらないけれど座席が立派で感動。
🚲日向市駅→日向岬/馬ヶ背・展望台へ
国の天然記念物である、日向岬の柱状節理を観に行きます。今回、宮崎に行くって調べるまで存在すら知らず。生で拝んでみたくなりまして。
こちらの、まちの駅で自転車を借ります。
荷物は1個100円でお預かりと。
この前行った(2月上旬)宮古島では、自転車レンタル利用者は荷物なんぼでもタダで預かるよ!だったので、え?金取るの?!と思ったが、そりゃ普通は有料だよな。
ここから往復約15kmの道のり。近いっすね。
中年がチンタラ漕ぐ電動自転車だと片道20分弱計算。
ここから標識が少なくなり、ようわからんまま取り敢えずそれっぽい駐車場に止めて、延々と長い階段を登ることになりますが、やっぱ正規ルートじゃなかったようで。本当は、茶屋とかからもっと簡単に辿り着ける模様。
後から調べて知りました。いやーありゃわからんて。
通称・スケルッチャと言うらしく公募で決まった様子。
馬ヶ背に掛けてもっと、なんか名前なかったのかと考えたけれど、思い浮かばず。
少し歩くと、ガッツリ日向岬。
一人でぼーっとしていたら、他の観光客もじわじわ増え。
そうだ、私割と時間がないんだったと気づき、急いでチャリを漕ぎます。
そうそう!
日向市駅ってデザインがよく有名らしいですが、まぁなんせバタバタでゆっくり観れず。これも後悔。
こんなん、生で観たかったわ。観れたのにねー。
旅先での電動チャリ。
阿嘉島→高知→宮古・多良間島(noteまだ書いていないが凄まじい距離漕いだ)→今回の宮崎と来て、グイグイ漕げてどこでも行けるじゃん!と調子こいていたこの頃。
2週間後、出雲で一気に詰むことになりますが、それはまた別の話で。
🚃日向市駅→宮崎空港
余裕を持って到着したので、再度空港内ウロウロしてお土産見たり。
普段こういうの微塵も興味ないのに
島根に向けて、古事記読んでいる最中だったのでテンション上がって仕方がない。
南房と言ったら、首都圏林間学校の聖地のひとつ。
えぇえぇ、3年振りに私も駐在しますよ。今年こそ、ピーナッツソフトと枇杷食ったる!と、数ヶ月後の仕事の合間にいかにして旨いもん食うかの決意を新たにし、宮崎旅は終了。
そのまま夜勤に向かいました。
旅程と費用
さて、旅の反省会でもしながら振り返ります。
ケチり過ぎましたね。
出発早め、かつもう1泊増やしてモアイはカット、高千穂・青島にも行くべきでしたね。
あと杉の子さんに次の日も行って地鶏食べたり、うどんハシゴしたり。
HISの旅行パック
羽田↔︎宮崎往復ソラシドエア+ホテル1泊で、差額が発生しない最低限の便・ホテルを選びました。便の時間や、ホテルの種類によって差額が発生するのが、こういう旅行パック。
なおかつ、一度確定すると変更不可なのも恐ろしい。
節約に走りすぎ、24時間滞在にした結果、最低限にも至らないサクッと旅行になってしまい悔いが残りまくり。
よく考えて、差額出してでも早い便にしたり。なんなら、もう1泊増やせば良かったと、プラン確定してから泣きました。
ざっくり計算ですが
LCCではない飛行機往復+駅前ホテル1泊で32,000円。
ホテルが定価で7,000〜8,000円として(同時期ざっくり調べ)、差し引き飛行機片道12,000円くらいの計算。まぁまぁ安く済ませられたのでは。
とは言え1月くらいに、ソラシドのセールで片道6,000円ちょいで出ていたのを買いそびれたのが痛かったなー。
3週間前に決めた旅としては予算抑えられた部類と前向きに。
◇交通費
🚃宮崎空港⇔サンメッセ日南
安定のペーパードライバーなので、バスしか選択肢がなく。
料金は、往復2,600円ならばまぁそこまで。
ですが、本数が絶望的に少なく夕方にして最終バス利用でしたので、途中下車して青島に寄ったりなど自由が利かないのは痛いですね。
見てくださいな、この絶望的なバスの本数。
車でサクッと行ける方は良いのでしょうが、私のように交通費往復2,600円+入場料1,000円払ってまでは、お勧めはしないかなぁ。
映えとか求めている人にはいいんでしょうが、食いしん坊中年ひとり旅とかで行く場所じゃねぇな。
ま、モアイこんなもんかーと見れて良かったけれど。
🚌🚃宮崎空港↔︎宮崎駅
近いので、バスも電車もどちらもイケる。
宮崎市内のホテルから、空港までの1,000円タクシーもあるようでした。荷物多い時や、バス・電車逃した時に便利かもと思ったら、前日までの完全予約制かー。
ひとまず、今後のために覚えておこう。
🚃宮崎駅→日向市駅→宮崎空港
特急は1時間早く着く分、1,000円高い
普通:約2時間1,310円 特急:約1時間2,310円
🚲日向市駅⇔馬ヶ背
駅前のレンタサイクル利用が、運転できない民にはお気軽ルートらしいので。
駅から電動自転車で片道20分ちょい。坂道も、後半に少し程度なので中年でも大丈夫。
お土産屋さん併設で、受付がわからん仕様で初見殺しにも程があるんですが、普通にレジの方へ「自転車レンタル受付お願いします。」って声かけたらOK
ー本来ならば、もう少し巡りたかった
市の公式おすすめルート。
灯台とクルスはあんま興味ないのでカットするとして、大御神社は行きたかったなー。昇り竜と柱状節理見たかった。
🎁お土産など
やたらチーズ饅頭推しだったので、何個か試してみたものの、そこまで…。
すぐにネットで取り寄せて、配りました。好評。
楽天とかでも出ているけれど、公式で3,000円以上(13個以上)買って送料無料にするのが一番安そうでしたよ。
全く調べずに、空港などでなんとなく選んだものばかりでお勧めとかようわからんです。なんせそもそも24時間滞在のくせにという身でして。
今回、柱状節理に魅了され
うわーだったらもう一泊増やして高千穂行って、デカめの柱状拝みたかった!と思ったり。
次の、出雲大社の旅に向けて古事記読み漁っていたら、宮崎と島根は神話繋がりでじゃねーか!と今更日本の基本事項に気づいてひとり盛り上がるなど。ニニギ、降り立ったの高千穂かよとか、山&海幸彦とかの話って、青島だったんかい!など。
ただただ、景色よくて旨いもん食えたら良いという
中年とは思えないほどの、欲望に赴くままの呑気な旅に明け暮れていた私でしたが、47都道府県制覇を目前にようやく旅の醍醐味に気づけたようで。ま、旅の目的・スタイルは人それぞれだから、なんだっていいんだけれどね。
たったの1泊とはいえ、そういった意味で充実した宮崎旅でした。
次、島根をクリアしたら
ひとり旅はおしまい。来月から本業・ツアーナースとして仕事での旅に集中。仕事の勉強も色々溜まっているので、遊んでいる場合じゃないですね。
宮崎の勉強不足を反省し
島根・出雲大社に向けては、しっかり古事記を読んで理解して臨みます。
漫画版も何冊か読んだんですが、あんまり絵面がしっくり来ず。
サザエとドラでまとめてみました。
スサノオは暴れん坊だからジャイアン
大国主は虐められて2回も殺されるけれど、うさぎ助けたりいい奴だからのび太
イワナガ姫は、花沢さん以外ありえない
という軸から味付けしました。
島根では
のび太を祀っている出雲大社
サザエの使者がのび太説得成功した、稲佐の浜
ジャイアンの須佐神社に行く予定。
ではまた。