2023.10.4~5 函館研修レポート
■研修旅程
■1日目
札幌6:00→函館9:33(JR特急北斗)
函館駅10:27→垣ノ島遺跡下11:50(函館バス) ●縄文文化交流センター
●垣ノ島遺跡
垣ノ島遺跡下14:05→大船遺跡下14:13(函館バス) ●大船遺跡
大船遺跡→ホテルひろめ荘(宿泊者専用送迎バス)
■2日目
ひろめ荘10:00→函館駅11:00(宿泊者専用送迎バス)
函館駅→湯の川(市電) ●湯の川温泉大盛湯
湯の川→十字街(市電) ●北方民族資料館・郷土資料館
十字街→青柳町(市電) ●市立函館博物館・谷地頭温泉
谷地頭→函館駅前(市電)
函館18:48→札幌22:41(JR特急北斗)
■研修報告
■1日目
始発のJRに乗る。車窓から海を見るため、窓側D席指定席をえきねっとで30%割引で購入した(期間限定で55%割引も可)。
函館駅到着後、朝市の二番館食堂で500円丼(税込550円)を食べる予定ではあったが、朝ごはんをもともと食べないので全く食欲が無くてやめた。
さすがに海鮮丼に数千円は…予算オーバーなので無理。
●函館市縄文文化センター:函館駅前のバス乗場6番から99番鹿部方面ゆきのバスに乗って約1時間半、函館バスは全国の交通系ICカード利用可。
垣ノ島遺跡下下車徒歩10分弱。先月まで北海道博物館(札幌)で展示されていた中空土偶は、端の壁側に置かれ、360度見渡すことができず不満だったので、函館市縄文文化交流センターでリベンジ。
隣に道の駅が併設、縄文ソフトを食べた(クルミ味)。
●垣ノ島遺跡:13時~垣ノ下遺跡ガイドツアー(無料)に参加。
所要時間約45分だったが、バスの時間を考慮して早めに切り上げる。
遺跡は全体のたった2%しか発掘されていないらしい。さらに、衝撃的だったのは、2002年年末に発掘調査をしていた事務所が放火され、重要文化財を焼失、損害を受けたことだった。これまで習った歴史の事実を覆すほど発掘されては困るものがあったのではないかと思ってしまう…
●大船遺跡:当初、大船遺跡は計画に入れていなかったが、パンフレットを見たら、大船遺跡からの景色が素晴しいと記載されていたので、快晴だったから行くことにした。ホテルの送迎バスも大船遺跡に変更を快諾してくれた。
竪穴式住居が再現されていたり、海が見えたり、写真映えするスポットとして絶景だった。
大船遺跡下バス停から坂道を登って10分位のところに大船遺跡があるが、車で行く場合は迂回が必要である。
大船遺跡の駐車場でホテルの送迎バスが待機してくれていた。遺跡の管理棟で待っていたが駐車場は見えないところにあり、ホテルに電話をして確認取ってもらう。遺跡のスタッフに駐車場の場所を教えてもらった。
函館市内、北斗市、七飯町及び近郊の自宅、指定場所まで無料送迎してくれるので、時間が合えば車が無くても行ける。
●ホテルひろめ荘:北海道じゃらんで、じゃらんネットユーザーが選んだお風呂の良かった宿ランキングで2年連続第1位を獲得した秘湯宿である。
源泉「南茅部温泉郷(大船温泉上の湯)」は重曹泉と硫黄泉の2種。
1階サウナ、ジャグジー、水風呂、洗い場のある大浴場は重曹泉、露天風呂は硫黄泉。露天風呂は真っ白な乳白色の湯で、中温・高温と2つの湯船が並んでいる。
2階は内風呂・露天風呂が重曹泉。塩素入っていない(最重要!)源泉かけ流しの濃い温泉だった。1階では日帰り入浴ができる。
ロビーに土偶・埴輪のUFOキャッチャーがある。恐らくここだけではないだろうか…
夕食は海の幸盛沢山だった。お酒を飲んで温泉に入ったら、心臓がバクバクして死にかけたことがあるのでアルコールは控えた。ごはんを食べるときは温かいお茶に限る。
■2日目
朝食2時間前に早起きして朝風呂に入る。7月下旬から12月上旬の朝食は、イカ刺し食べ放題になる(漁の状況により中止の場合もある)。
あいにくの雨で、JR北海道のHPを見たら午前中札幌方面の特急が運休していた。JRは大雨で頻繁に運休するようになったので、高速バスの空席状況を調べた。JRが運休するとみんな高速バスにかえるので満席になってしまうから早めに決める必要がある。
10時前にチェックアウト、送迎バスは10時出発、函館駅で降ろしてもらう。道中、天気が急変、暴風雨と落雷で乗客のおばちゃんたちが叫ぶほどだった。
駅に着いたときには雨は小雨になり、駅でJRの運行状況を再確認、一応運行は再開していたが、路線バスで行く予定だった郊外にある西ききょうグランドはバス停からちょっと歩くので諦めて、市電で行ける所に変更することにした。
函館駅の観光案内所で、市電の1日券を購入。函館は、市電の1日券のみ紙チケットでも買えるが、他の1日券や24時間券、2日券はもう紙チケットが無い。WEBチケットは個人的にあまり好きではない。紙チケットをなくさないでほしい。
駅前にある朝市ひろば内の花丸で手作りのおにぎりを購入。コンビニの添加物だらけのおにぎりよりおいしい、安い。
●湯の川温泉大盛湯:湯の川駅徒歩3分ほど。銭湯だが源泉かけ流しで、激アツ湯49度、アツ湯45度、ぬるくないぬる湯43度の3つの浴槽がある。ぬる湯から入った。真ん中のアツ湯も入れた。地獄の激アツ湯は数秒だけ挑戦した。番台のおばちゃんに話したら「よく入ったね、私は入ったことない」と言われた。490円
●北方民族資料館:極北の狩人アリュートの皮船の裏話を聴く。アイヌの木偶など貴重な北方民族の資料の数々が展示されている。入館料300円。
●郷土資料館:1880(明治13)年に建てられた「旧金森洋物店」を改修し、郷土資料館として公開。
建物に惹かれて入った。入館料たったの100円。
●市立函館博物館:市電青柳町駅下車、函館公園内徒歩7分。
公園内には猫がたくさんいた。入館料300円。郷土資料館で、市立函館博物館企画展「外国人が見たみなとまちHAKODATE」10月15日迄のポスターを見つけた。谷地頭温泉に行く途中に行ける位置にあるので急遽行くことにする。博物館内にも土偶がいた。自然資料、歴史資料、民俗資料多数。
●谷地頭温泉:特別史跡五稜郭跡をかたどった星形の露天風呂と、高温湯(43度)中温湯(42度)低温湯(41度)、水風呂、サウナがある。源泉。460円。市電谷地頭駅から徒歩5分位。函館博物館からも徒歩10分位で行ける。
市電で函館駅に戻る。駅前のラッキーピエロもハセガワストアも混んでいて並んでいたので諦める。みかどの駅弁を購入して札幌へ帰る。無事に定刻出発。18時以降すでに日の入り後、真っ暗で車窓からは何も見えない。往路よりも時間が長く感じた。
モデル:中空土偶ちゃん(私物)
■まとめ
2日目は悪天候で、函館山ロープウェイなどの景観メインの観光は行かなかったが、函館は雨の日でも見る所が多く観光にはお勧めの街だった。
郊外路線バスの本数が少なすぎて、世界遺産にもなっている中空土偶を見に行くには不便なのが残念。
函館の観光案内所のスタッフ曰く、夜遊ぶところが少ないとのこと。函館は早朝オープンする銭湯や温泉があるので早寝早起きして温泉を勧める!
(Reported by C.S.)