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思いつくままのなにか

あの時 なにを忘れてきたのだろう?
あの日 なにを信じていたのだろう?
いつか すべて失うと知りながらも
誰もが なにかを手に入れようと
いまも どこかでもがき続けてる

手に入れたものは君を満たしてくれただろうか?
それは永遠に君を満たし続けてくれるだろうか?

もしも形あるものを手にし満たされたのだとすれば
それが壊れた時 君は不満を口にするだろう

もしも形ないものを手にし満たされたのだとすれば
それを失った時 君は不満を口にするだろうか?

形がないからこそ もしかしたら
永遠に満たされているかもしれない
失った それでも一度は手に入れたんだと
君は君を誇っているだろうか

君が君を誇れるように
形あるものを失ったとしても

それでも一度は手に入れたし 大切にしていたと
不満をこぼさずいてほしい

けれども悲しむ気持ちは忘れないでほしい
君が手にした形あるものや
君が手に入れた形なきもの

彼らもまた 悲しんでいると思うから

どうか人を恨まないで そんなことに意味はない
そんなことに時間を使うくらいなら
君は君を 誇ってほしい

これは、僕の勝手な願いだから
届かないかもしれないけれど
信じることだけならできるよ

君ならば君を誇れるだろう
たとえどんなに悲しくやるせなく
人を憎みそうになったとしても

君ならば誰も恨まずに 誰も憎まずに
己を誇り前へ進めると
僕は信じる。

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