1/8(土)中山・中京芝レース見解
毎週、ほぼ芝のレースのみを予想しています。
2021年、芝レースの回収率は106%(計1109レース)。
土日は毎日、レース前に予想ツイートを出しています。
そちらも併せてご参考ください。
最終的な予想と買い目はツイートで公開となります。
以下、芝レースの見解です。
記載内容は主にこんな感じです。
・勝負度合い
・コースの特徴
・芝の状態
・展開予想
・有利なポジション
・有力馬の見解
・買いたい券種
記事のサンプルはこちらをご覧ください。
実際に販売した過去の記事です。
記事の金額は、対象のレース数や自信度によって変更しています。
1レースあたり100円が目処となります。
馬券の買い目や金額の指定はしていませんので、情報を参考に買い方を検討いただければと思います。
あくまで予想のための参考情報という意味で、レース見解としています。
レースの20分前までくらいに目を通していただくことをおすすめします。
◆中京5R 芝2200m
・勝負度合い
穴馬狙いで未勝利、全馬が初距離なのだが馬場傾向が強く出ているので勝負度合いは少し高め
・コースの特徴
1コーナーまでの距離が長く、隊列が読みづらい。
外枠からでも先行でき、先行有利の馬場では狙いづらいコース。
・芝の状態
時計が出ているもののやや重めの馬場で、差しが決まりやすい。
・展開予想
馬場傾向と2200mというコースから、差し有利と見て予想する。
前走が1800m以下、先行タイプは軽視。
大外ベガエクスプレスは、徐々に距離を伸ばし2走前の小倉では重めの馬場を後方から詰めて4着。
前走は3コーナー手前でまくって4着と持続力に長けている。前走は内枠でなかなか外に出せない中、最後まで脚を使えていた。
2200mへの延長はどの馬もプラスになるかわからないが、過去2走の持続力を見る限り、この馬には大きなプラスではないか。
好きなポジションを取れること、途中でまくりもできるので大外枠はよさそう。
中井騎手も3回目で特徴は掴んでいると思うので、人気がないなら単勝まで勝負したい。
その他、差し脚鋭いアーティットを中心に、前走2000mを使った差し馬を狙う。
・買いたい券種
単勝:17
複勝:17
馬連:17-8
ワイド:17-8,10,4,2
三連複:17-8,10,4,2-12,13,15
ベガエクスプレス1頭軸で、アーティットとの馬連。
ワイドと三連複は、アーティットが来ないと大波乱の馬券まで押さえる。
◆中京9R 芝1200m
・勝負度合い
馬場傾向がある程度強いが、人気サイドなので中程度。
・コースの特徴
他の競馬場の1200mに比べて芝がやや重いことが多く、1400mでも走れる持続力が求められることが多い。
枠は芝の状態次第だが、内枠有利なことも。ただ、内はごちゃつきやすい。
・芝の状態
時計が出ているもののやや重めの馬場で、スピードタイプは苦戦。
・展開予想
先行馬が少なく、やや内に多いため、横に広がりやすい。
隊列が固まると外枠の馬はかなり外を回ることになり、距離的に不利。
それを踏まえても、本命はアビエルト。
先行力があり安定して結果を出せている。3走前は出遅れた上に内前有利な馬場で外枠。2走前は1400mだったが粘っていた。
それ以外は近走で2、3着を連発しており、ここでも力上位。中京でも結果を出しており安心。
今回大外枠だが、外枠に先行馬がいないので無理なく先行しながら内に切り込めるだろう。
人気馬が1〜4番枠でごちゃつくのを見ながらポジションを決められる。大外枠で人気が落ちてくれたらラッキー。
リャスナも安定して走れている。特に近2走は2、3着で出遅れても安定した結果。ただ中京の1200mは未経験な上に乗り替わりで出遅れリスクは上がる。
内枠で出遅れるとポジションを大きく下げることになるので軸にしづらい。
プレシオーソは先行できて1400mでも走れるので、こちらの方が安心か。スタートも問題なさそう。
ただ、この馬も中京1200mは初めて。先行押し切りタイプだけにコース替わりは少し心配。
ファイアーボーラーは中京での好走あり。差し脚も安定していて買い目からは外せないが、人気馬が先行争いする中で再内枠。ポジションを下げすぎないか気になるところ。
メイショウドウドウは久々の1200m。今の中京の馬場と合っており、ローテーション的にも期待できる。
ある程度後ろからになるだろうが、内をロスなく回してくれば差し切りまで見えるかもしれない。
・買いたい券種
単勝:14
複勝:14
馬連:14,2,4 ボックス
ワイド:14,2,4 ボックス
三連複:14-2,4-1,3
14,2,4を含めた買い方はオッズ次第。14が買いづらければ単複なしでワイドボックスをメインにしてもよさそう。
5枠2頭も注目されそうだが、今回は期待値が高くないので見送り。
◆中京10R 芝2000m
・勝負度合い
人気サイド決着想定かつ自信も高くないので勝負度合い低め。
・コースの特徴
1コーナーまでの距離が短く、直線が長く坂もあるので途中でまくりづらいため、先行有利。
・芝の状態
時計が出ているもののやや重めの馬場で、差しが決まりやすい。
・展開予想
先行馬が少なく、前が有利な展開になるが、馬場の影響で差しも決まりやすく、読みづらい。
後方すぎない差し馬有利と見る。
サンテローズは、出遅れもあるが前走が強い内容。力はここでも通用し、軸に向く。
カイザーバローズは、前走が慣れない多頭数での競馬で後方から。ゆったり流れるここは多少の出遅れがあっても中団につけられるだろう。
タガノパッションは休み明けで距離延長。ポジションが見えないが、末脚にかけるタイプなのでトリッキーな中京で中団から進められるか。
あまり後ろ過ぎると有力馬相手に届かない可能性がある。
シュヴァリエローズは条件戦にいる馬ではないが、今回は400mの距離延長と馬場が合っていないかもしれない。
先行して粘ることができれば良いが、差しの流れだと微妙。
パトリックは追い込み馬。前走はインを突いて3着となったが、今回は後ろすぎると届かない可能性あり。
穴馬は出番がなさそうなレース。
・買いたい券種
単勝:7
馬連:7-4
三連複:7-4-1,2
人気馬のみの買い目なので点数は絞る。
◆中山11R 芝1600m
・勝負度合い
逃げ馬と隊列が読みづらく、前が残る自信もあまりないので、勝負度は低め
・コースの特徴
内枠有利。外枠先行馬が多いと内枠は被せられるので後方からとなる。
・芝の状態
雪の影響でやや湿っており、馬場の内側から乾いていくことが多い。
そのため、ラチ沿いを通った馬が有利となる。
・展開予想
枠を見るとエントシャイデンがハナを切る可能性が高いか。
前走、フォレ賞ではスタートで出遅れているのと騎手変わりで不安もあるが。
内外それぞれ先行馬がいるが逃げたい馬がいないかもしれず、探り合いになるとボンセルヴィーソまたはフォルコメンが逃げるかもしれない。
馬群は縦長にはなりづらく、かなり外を回らされる外枠先行馬は厳しい。
エントシャイデンは、確実な先行力があり、揉まれることなく先行できるだろう。
フランスでの2走は頼もしく、若干の重め残りとなる馬場も味方しそう。
おそらく内ラチ沿いを走ることができそうで、最後どれくらい粘れるかだけ。
スマートリアンは、前走はハイペースを先行して垂れてしまった。実力通りではなさそう。
今回は控えるようなことを陣営がコメントしているので、中団よりも後ろになるか。元々スタートが速い方ではなく、出していかなければ内枠で包まれてポジションを下げそう。軸にはできない。
トラインも同様に、内枠でポジションを下げると危険。前走でインを突いて好走したが、それで人気するようなら買いづらい。
リレーションシップは、1400mでも先行できるスタートを持っている。距離延長で中山マイル、6番枠の今回は中団よりも前につけそう。
外枠から先行する馬もいるので、あまり位置を下げすぎなければ。初関東と初マイルは少し不安。2走前に阪神で勝っているが、それ以前はずっとローカルだったことも気になる。
カラテは、ここでは力上位か。人気で買う馬ではないので今回は買いづらいものの、安定して走れるので2、3着はありそう。
相手には入れておきたい1頭。ただ、外を回すことになると厳しいシーンも。
ボンセルヴィーソは、逃げるか2番手までポジションを上げてくるだろう。外枠なのでそれができそうだが、逃げるかどうかはわからない。
コース適性も高く、枠と騎手次第では本命にしてもよかった。重賞ではないとはいえ、中山のオープンで藤懸騎手は軸にはしづらい。相手で。
サトノダムゼルは、コース適性は気にしていないが、先行すると外を大きく回されそうで不安。
道中も終始外になるので、展開は向かないだろう。それでも力でなんとかしてしまう可能性はあり、相手で。
タイムトゥヘヴンも可能性はあるが、さらに外なので買いづらい。差しの流れになれば。
グランデマーレはオープン実績が少なく休み明けで判断しづらいので、外枠なら押さえまでとする。
・買いたい券種
単勝:5
複勝:5
ワイド:5-7,12,13,15
エントシャイデンの単複だけでも回収できるならそれでもいいし、三連複まで広げるなら、7,12,13,15とするか、荒れ期待で多点買いなら3,4,6,8まで広げても。
◆中山12R 芝1800m
・勝負度合い
本命が3番人気想定で頭まで狙える。
相手もかなり絞れそうで、勝負度合いはやや高め。
・コースの特徴
スタートから1コーナーまでが短く、直線も短めなので前が有利。
外枠から先行する馬が多いとハイペースになり差しが届く。
・芝の状態
雪の影響でやや湿っており、馬場の内側から乾いていくことが多い。
そのため、ラチ沿いを通った馬が有利となる。
・展開予想
ナギサが外枠からでも逃げる。
ブリンカー効果で行き脚がつくようになったヴィオリーナと、マリノソフィアが内外で続く。
人気のプレミアエンブレムは中団から、クライミングリリーはスタートが決まらなければ後方から。
ヴィオリーナは、2走前からブリンカー着用。
札幌では3番手から上がり最速、前走は逃げ切るのが難しい東京2000mで2番手から2着。
先行して粘り切るのが向いているタイプだったのだろう。
今回もナギサの後ろでラチ沿いを確保できそう。内側のイルヴェントデーアも先行しそうだが、ヴィオリーナの方が速いだろう。
距離短縮で粘りが増しそうなのも好材料。ポジション、コース、ローテーションいずれも問題なく、有力馬が後ろからになればなるほどチャンスは大きくなる。
クライミングリリーは中山1800mがこれで4戦連続。
末脚はいずれも強烈で、差しが利く馬場なら勝ち切るだろう。
今回は内ラチ沿いが有利で1番枠で脚を溜められるのはよいが、それゆえにポジションを下げすぎることが懸念。
大野騎手への乗り替わりで見えづらいが、最後は大外を回すと思われる。わずかに届かず2、3着を想定。
プレミアエンブレムの前走、紫苑Sは大外枠が原因と思われるので度外視でよいが、未勝利勝ちが逃げ切り、1勝クラス勝ちが函館というのは気になる。
成長度合にもよるが、案外差し脚が伸びない可能性も十分あるので、人気なら評価を下げたい。
マリノソフィア、サンタグラシアはローカルで結果を出しているので中山では厳しいかもしれない。
マリノソフィアは前に行くと残る可能性もあるが、外を回しそう。
イルヴェントデーアはスタート次第だが、普通に出れば押していく可能性もある。
2列目のラチ沿いをとることができれば好走の可能性も少し出てくるが、ヴィオリーナとのポジション争い。
ガロシェは実績上位だけど外枠で吉田豊騎手だと後方からになり、外を回すことになりそう。
・買いたい券種
単勝:4
複勝:4
ワイド:4-1,3,9
三連複:4-1,3,9-1,3,7,9
ヴィオリーナ1頭軸で、相手も4頭に絞る。
特に、前に行きそうな 3,9は押さえて高配当を狙いたい。
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