刀剣乱舞 「特命調査」全5種爆速解説

刀剣乱舞の催物のなかでも、「特命調査」は毛色の異なるイベントです。
そこで、全5種類の特命調査の違いや共通点をかいつまんでさらっと紹介する記事になります。

実際の攻略における詳細の解説は他の方のNoteや刀剣乱舞wikiにお任せすることにして、ここでは比較的あっさりした解説にとどめます。
説明上必要な場合を除き過去の仕様などの解説を極力排除し、現在の仕様のみの解説にとどめます。
また筆者の主観的解説になりますので、一部不適当な表現・解説がある恐れがあります。引き続きあくまで読み物として参考になれば幸いです。

特命調査とは

特命調査は端的に言えば「サイコロを使用して、マスを移動して敵を倒す」すごろくタイプのイベントです。
その中で進め方がそれぞれに異なります。

特命調査の主な共通点

  1. サイコロを使って前進する。(回復は1日2回 午前5時と午後5時に3回復)

  2. 部隊をステージに出陣させたままにする必要が生まれる場合がある。

  3. 初期刀をモチーフにしたストーリーがある。(部隊にいなくてもそれなりのストーリーがある。)

特命調査 聚楽第(対象初期刀:山姥切国広)

略称:特になし
メインギミックにまつわる呼び名:殺戮ステップ/反復横跳び (※現在は不要(後述))

特命調査の中で最初に開催されたもの。
それ故、特命調査全体でのチュートリアルとも言えるシステムでできており、「マスをすべて踏む」「規定数の敵を撃破する」と実に単純明快なシステムで進行できる。
クリア以降はギミックが追加されることもなく、ただ最短ルートを進むだけでいい。

最初の実装時に先が見通せない中で「無課金でのクリアができないのではないか」などの憶測が流れたため、撃破数を不足したまま2周目に進むのではなく、1周目で確実に規定数の敵を撃破するため、敵の数が多いマスの間を往復して規定に到達するラインまで数を引き上げてからボスに向かう「殺戮ステップ/反復横跳び」と呼ばれる攻略方法が生まれたが、現在の仕様からすると不利であると言わざるを得ない。
それというのも「最終ボス撃破回数報酬」があるため、その分の歩数を反復横跳びに使うよりは、たとえ1周目は不可で刀剣男士を獲得できないとしても、先に進んでボス撃破回数を増やして確定報酬に近づけるほうがお得だからである。

しかし、これを逆手に取る場合メリットが生まれる場合もある。
例えば、まず初回刀剣男士入手までの必要サイコロ数が前者と比べると少なくなること。
これにより例えば途中の補充サイコロを多くロストしている場合などでも、最初の1振り目が獲得できる可能性が上がる。
単純に入手までの日数も減る可能性が見込める。
その代わり、前述したデメリットも存在するため、基本的に筆者は勧めないものとする。
またクリア後であれば、そういったメリットもないため本当に無駄になる。注意されたし。

特命調査 文久土佐藩(対象初期刀:陸奥守吉行)

略称:ぶんとさ・土佐
メインギミックにまつわる呼び名:追い込み漁

「自軍から遠のこうとする敵ボスを罠に追い込んで撃破する」というもの。
聚楽第と比べると考えることが一気に増えて、難易度が上がった格好になるが、ある審神者が発見した「15手ルート」で確実にロスを少なくすることが広く一般に浸透したため、かなり難易度としては低下した。
とはいえ、素手で戦うにはかなり難しく上記のルートも2周目以降でしか役に立たないため序盤やルートを知らない場合は苦労した審神者も多い。

特命調査 天保江戸(対象初期刀:蜂須賀虎徹)

略称:てんえど(江戸と略した場合、通常マップ・催物などで江戸を舞台にしたものがあるため混同されやすい。)
メインギミックにまつわる呼び名:マインスイーパー

「あるマスから○歩のところに爆弾(焙烙箱)がある場合に目印の札が出る」ことを参考にして爆弾を探す。というシステムからマインスイーパーとも言われるが、同ゲームが「爆弾を避ける」のに対して特命調査では「爆弾を探す」ほうなため、どちらかというと逆のルールである。
これも多くの審神者の先行研究の結果「爆弾の出現するエリア」が大きく4つあり、その中で1つづつ爆弾が設置され、エリアの中でも爆弾の出現するマスは10マス程度に限定される。というルールが判明したため、それを参考にすればかなり爆弾の出現する場所の把握の一助となっている。
落ち着いて考えたりアドバイスを聞けば難しくないが、数学的思考が求められる部分があるため、人によっては苦手とする人も多い。

特命調査 慶長熊本(対象初期刀:歌仙兼定)

略称:けいくま・熊本
メインギミックにまつわる呼び名:スタンプラリー/闇り通路

ここから特命調査は次の段階へと移行する。前半3つとは根本的にかかる手数が変わって来るため、同じ特命と思っていると苦労するだろう。
前半部分は「特定のマス4つを回るスタンプラリー」
これに関しては難しいことはないが、毎回どこかを押し忘れてゴール地点に向かってしまい、門番に弾き返される(無駄に手数がかかる)というミスを犯す審神者が絶えないので、スタンプが押せているかどうかはきちんと確認すること。(マップ内でも終わっていないところは表示される)

後半部分は「暗闇の中で迷路」
自分の周囲1マス程度とゴールのみしか見えない中から道を選択して、ゴールを目指す。
これに関してはマップが完全自動生成と見られ、完全にゴールまでのルートが塞がれることはないものの、マップによっては大きく迂回させられたり、見えないがゆえに出島のようなルートに誘導されてしまう場合も発生する。
完全な運のため、一度ハマってしまうと苦手としている審神者も多くいる。

特命調査 慶応甲府(対象初期刀:加州清光)

略称:けいこう・甲府
メインギミックにまつわる呼び名:タワーディフェンス/かくれんぼ・鬼ごっこ

前半部分は「拠点を守りながら、敵部隊を一定数倒してボスを撃破する」
拠点を守れないと、やり直しになってしまうので、ディフェンスの方に重きが置かれた呼び名が定着しているが、実際には3つある拠点のうち2つまでは取られてもよいため、早く攻略するためには適度な攻めが必要になる。
逆にすべての道中敵を破壊しても歩数はかかるがクリアはできるため、まだギミックのなかでもやさしいとはいえる。

後半部分は「かくれんぼ」
一定ルートで動く監視員を避けながらゴール方向へ向かう。
基本的には同じところを同じように動くのだが、最後の敵部隊だけ拠点を基準に反時計回り二周・時計回り一週を繰り返すため、仕様を知らない審神者などから「急に逆走してきた」というフレーズとともにセーブポイントからやり直しになっている例も見受けられる。
実際にプレイする際にはそこだけでも詳細な攻略を確認することをおすすめする。

補足

基本的には上記に上げた順で復刻しているが、2023~24年の復刻ではこれとは異なる順番で復刻している。
おそらくは実際に起きた年号の逆順で開催されていると思われる。(つまりより近代のものから古代のものにかけて復刻しているとおもわれる)

・以下は、実際の催物で想定されている出来事ではなく、聚楽第を除いて元号としての使用期間を参考までにまとめたもの。
慶応:1865年~1868年
文久:1861年~1864年
天保:1831年~1845年
慶長:1596年~1615年
聚楽第(築城開始~完成):1585年~1587年(元号としては天正)

おわりに

以上、駆け足にはなりますが、特命調査五種類の解説になります。
どの特命調査も特殊な仕様があるため、効率的にプレイするためにはメインギミックの下調べが必須です。
この簡単な説明を踏まえて、実際にプレイする際にはそれぞれの特命ごとにさらなる下調べをおすすめします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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