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連載第21回「成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明」第十八章「現代のバビロンの崩壊」

●はじめに

 前回連載第20回は、ヨハネの黙示録第十七章、「大淫婦に対する三大王権の勝利」についての解明でありました。
 本日は、第十八章、「現代のバビロンの崩壊」を解明します。


●解明01
ヨハネの黙示録第十八章は、「三大王権完成準備時代」の中のどこに位置するのでしょうか。

下のスライドを参照していただきたいと思います。
 ヨハネの黙示録・第十八章は「三大王権完成準備時代(2018.9~2022.8)」の一番最後の章に位置することが分かります。

「三大王権完成準備時代」は三代王の子羊の婚苑挙行奉献のための準備時代です


七つの「鉢」は第三祝福を意味し、「聖地奉献」が大切な神の御業となります。
 第十八章は、第十七章に引き続き、米国テネシー州に聖地を選定し、勝利奉献した後、「子羊の婚苑」奉献を前に、「大淫婦」「大いなるバビロン」に対する神の審判の黙示を見せるのです。

 それでは、さっそく本文の解明に入ってまいりましょう。


●解明02
【大いなるバビロン】とは何か。


18:1この後、わたしは、もうひとりの御使が、大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。地は彼の栄光によって明るくされた。
18:2彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。


【大いなるバビロン】
⇒韓鶴子総裁が率いる「世界平和統一家庭連合」と韓国清平聖地を表す隠喩です。


●解明03
【地上の商人たち】とは何か。


18:3すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。
18:4わたしはまた、もうひとつの声が天から出るのを聞いた、「わたしの民よ。彼女から離れ去って、その罪にあずからないようにし、その災害に巻き込まれないようにせよ。


【地上の商人たち】
⇒家庭連合の教会幹部、牧会者、職員のことを示しております。真実の神の公職者の立場にある者は、あまりにも少なく、信徒の献金を自分たちの個人的な生活のために消費する「商人」に過ぎなかったことを預言しております。


●解明04
【彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の 行いを覚えておられる】とは何か。


18:5彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の行いを覚えておられる。
18:6彼女がしたとおりに彼女にし返し、そのしわざに応じて二倍に報復をし、彼女が混ぜて入れた杯の中に、その倍の量を、入れてやれ。


【彼女の罪は積り積って天に達しており、神はその不義の 行いを覚えておられる】(以下その犯した12の罪一覧)

①「八大教材教本」廃止と改竄
②「天一国国歌(栄光の賜物)」の廃止
③神様の尊称を「天の父母様」に変更
④「成婚問答」の簡略化(改竄)
⑤女性神の実質導入(フェミニスト神学)
⑥合議制による「天一国憲法(教会法)」の制定
⑦真のお父様への反逆と後継者に対する主管性転倒
⑧自らを神とし「独生女論」神学宣言。
⑨「文氏の血統」を軽視し「韓氏の血統」を誇る
⑩単独玉座に座る ⑪祝福リングに単独自分の名を刻む
⑫統一聖殿に対し「統一マーク」訴訟を起こす
*統一マーク訴訟で家庭連合は敗訴しました。


●解明05
【わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない】とは何か。


18:7彼女が自ら高ぶり、ぜいたくをほしいままにしたので、それに対して、同じほどの苦しみと悲しみとを味わわせてやれ。彼女は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。


「わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない】
⇒韓鶴子女史の心中を的確に表現した聖句です。韓鶴子女史は、自らを「女性メシヤ」、文鮮明師が「失敗したメシヤ」であることをさまざまな表現で公言しました。


●解明06
【おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた】【彼らの商品を買う者が、ひとりもいない】とは何を表しているのか。


18:8それゆえ、さまざまの災害が、死と悲しみとききんとが、一日のうちに彼女を襲い、そして、彼女は火で焼かれてしまう。彼女をさばく主なる神は、力強いかたなのである。
18:9彼女と姦淫を行い、ぜいたくをほしいままにしていた地の王たちは、彼女が焼かれる火の煙を見て、彼女のために胸を打って泣き悲しみ、18:10彼女の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた』。
18:11また、地の商人たちも彼女のために泣き悲しむ。もはや、彼らの商品を買う者が、ひとりもないからである
18:12その商品は、金、銀、宝石、真珠、麻布、紫布、絹、緋布、各種の香木、各種の象牙細工、高価な木材、銅、鉄、大理石などの器、 18:13肉桂、香料、香、におい油、乳香、ぶどう酒、オリブ油、麦粉、麦、牛、羊、馬、車、奴隷、そして人身などである。


【おまえに対するさばきは、一瞬にしてきた】
⇒日本における安倍晋三元首相狙撃事件に端を発する「世界平和統一家庭連合」の宗教法人格剥奪にむけた動きはその事例の一つだと思われます。


【彼らの商品を買うものが、ひとりもいない】
⇒最後の審判がなされると、もう彼らの商品(偽りのみ言と偽りの救い、偽りの恩恵)を誰も求めなくなることを預言しています。


●解明07
【心の喜びのくだもの】とは何を表しているのか。


18:14おまえの心の喜びであったくだものはなくなり、あらゆるはでな、はなやかな物はおまえから消え去った。それらのものはもはや見られない。


【心の喜びのくだもの】
⇒韓鶴子女史は、36家庭を始めとする元老祝福家庭や、直系の御子女様に、定額の年金を毎月支給していたとされます。日本からの献金に全面的に依存する体質にあった韓国家庭連合は財政難に陥り、難破してしまう様を預言しています。


●解明07
【彼女から富を得た商人】【大いなる都】【海で働いている人たち】とは何を表しているのか。


18:15これらの品々を売って、彼女から富を得た商人は、彼女の苦しみに恐れをいだいて遠くに立ち、泣き悲しんで言う、18:16『ああ、わざわいだ、麻布と紫布と緋布をまとい、金や宝石や真珠で身を飾っていた大いなる都は、わざわいだ。
18:17これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立ち、 18:18彼女が焼かれる火の煙を見て、叫んで言う、『これほどの大いなる都は、どこにあろう』。
18:19彼らは頭にちりをかぶり、泣き悲しんで叫ぶ、『ああ、わざわいだ、この大いなる都は、わざわいだ。そのおごりによって、海に舟を持つすべての人が富を得ていたのに、この都も一瞬にして無に帰してしまった』。18:20天よ、聖徒たちよ、使徒たちよ、預言者たちよ。この都について大いに喜べ。神は、あなたがたのために、この都をさばかれたのである」。


【彼女から富を得た商人】
⇒韓鶴子総裁のこの世の権勢にひれ伏し、迎合した家庭連合の教職者たちは、正しく「商人」でした。

【大いなる都】
⇒韓国の清平聖地を表します。

【海で働いている人たち】
⇒文鮮明師は、後半生において、「海洋摂理」を重要な摂理の柱として推進してきたことは周知のことです。この聖句は、このことを象徴的に表していると思われます。これから三代王権とともに海洋摂理を推進する時代がくると思われます。


●解明08
【都バビロンは全く姿を消してしまう】とは何を表しているのか。


18:21すると、ひとりの力強い御使が、大きなひきうすのような石を持ちあげ、それを海に投げ込んで言った、「大いなる都バビロンは、このように激しく打ち倒され、そして、全く姿を消してしまう
18:22また、おまえの中では、立琴をひく者、歌を歌う者、笛を吹く者、ラッパを吹き鳴らす者の楽の音は全く聞かれず、あらゆる仕事の職人たちも全く姿を消し、また、ひきうすの音も、全く聞かれない。


【都バビロンは、全く姿を消してしまう。】
⇒韓鶴子総裁のコンセプトは、「清平のバチカン化」であったと言われています。
 「勝利した再臨主」の都ではなく、「摂理的に破綻した文鮮明師を助け、最終的に勝利に導いた女性メシヤ」の都という独生女論の思想は、内装絵画や陳列物、自らの彫像に遺憾なく表現されています。
 ローマのバチカンを凌駕するような壮麗な神殿建築物建築に力をいれ、全世界から巡礼者を受けいれる「聖都」を目指していたのですが、日本信徒からの献金停止により、その目論見は挫折したのです。


●解明09
【まじない】【地上で殺されたすべての者の血がこの都でながされた】とは何を表しているのか。


18:23また、おまえの中では、あかりもともされず、花婿、花嫁の声も聞かれない。というのは、おまえの商人たちは地上で勢力を張る者となり、すべての国民はおまえのまじないでだまされ18:24また、預言者や聖徒の血、さらに、地上で殺されたすべての者の血が、この都で流されたからである」。


【まじない】
⇒韓国清平聖地で行われていた「聖火式」や「霊石」、「御札」等の免罪符販売等は、「まじない」とよぶべきものでしかありませんでした。

【すべての者の血が、この都で流された】
⇒韓鶴子女史の背信、付き従う元老幹部たちの背信によって、成約聖徒たちの永遠の生命(霊的生命)が失われたことを、血を流したと表現しています。

●おわりに

 第十八章は、第十七章に引き続き、韓鶴子女史が率いる家庭連合(天の父母様聖会)が、この世の商人と成り果て、すべての成約聖徒(祝福家庭)から捨てられるにいたる様を黙示的表現で預言しております。
 まさしく、この預言のとうり、家庭連合の崩壊は止まるところをしらず、加速度的に進んでおります。
 韓国本部の腐敗の状況は、日本幹部には知らされず、日本の松濤本部の危機的状況は、一般信徒に知らされることはありません。

 したがって破局は、ある日、突然おとずれるのです。

 今回も、最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございます。
 みなさまと、御家庭の上に、神の加護と、祝福あらんことをお祈りいたします。

 祈り。アージュ!

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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!







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