見出し画像

連載第14回「成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明」第十一章「二人の証人荒野追放」と「真の基元節」挙行奉献

●はじめに

 前回、連載第13回は、ヨハネの黙示録・第十章についての解明でした。

 そこで黙示録の聖句は文亨進様の「沈黙を破って」説教宣布と「天一国合衆国憲法」公布について預言していたのであります。

 今回解明する、ヨハネの黙示録・第十一章は、劇の時間軸から離れ、逆に時間を少々さかのぼって上演される、幕間劇(追想劇)の形式をとっております。ヨハネの黙示録の全体構成の中でも、この第十一章・第十二章は、それだけで単独に上演されるような代表的な幕間劇なのです。


●解明01
「ヨハネの黙示録」第十一章は、「天地王権分立時代」のどこに位置づけられるのでしょうか。

下のスライドを参照していただきたいと思います。

 ヨハネの黙示録・第十一章は、「天地王権分立時代(2012.9~2016.8)」9章~11章の最後に位置することが分かります。第十一章は、第十章が、文亨進様と文国進様が、米国で、「沈黙を破って」説教宣布と、「天一国合衆国憲法」宣布についての預言でした。時系列でみるならば、この第十章が、「天地王権分立時代(2012.9~2016.8)最後の章になります。

 第十一章は、単独の幕間劇(追想劇)で、二人の証人が、韓国清平聖地を舞台に、教会改革を試みるものの敵に殺され、天にあげられ、文鮮明師の導きの中で、米国で真の基元節を成就され復活する姿を預言しています。

ヨハネの黙示録第十一章は、天地王権分立時代(2012.9~2016.8)の最後に位置します。


●解明02
【異邦人に与えられた所】とは何を意味するのか。


11:1それから、わたしはつえのような測りざおを与えられて、こう命じられた、「さあ立って、神の聖所と祭壇と、そこで礼拝している人々とを、測りなさい。
11:2聖所の外の庭はそのままにしておきなさい。それを測ってはならない。そこは異邦人に与えられた所だから。彼らは、四十二か月の間この聖なる都を踏みにじるであろう。


【異邦人に与えられた所】
⇒韓国清平天正宮を中心に、当時世界会長であった文亨進様と財団理事長であった文國進様に対し、「異邦人」とは韓鶴子総裁率いる家庭連合(金孝南訓母が支える韓鶴子清平グループ)を意味します。

 つまり、「成約時代の摂理的同時性」の「天地王権分立時代」(2012年9月~2016年8月)に、文亨進二代王様と文国監察総監様が、家庭連合(韓鶴子グループ)と対立関係になることを預言している聖句です。


●解明03
【ふたりの証人】【二本のオリブの木】とは何を意味するのか。


(ヨハネの黙示録11章3節~6節)
11:3そしてわたしは、わたしのふたりの証人に、荒布を着て、千二百六十日のあいだ預言することを許そう」。
11:4彼らは、全地の主のみまえに立っている二本のオリブの木、また、二つの燭台である。
11:5もし彼らに害を加えようとする者があれば、彼らの口から火が出て、その敵を滅ぼすであろう。もし彼らに害を加えようとする者があれば、その者はこのように殺されねばならない。
11:6預言をしている期間、彼らは、天を閉じて雨を降らせないようにする力を持っている。さらにまた、水を血に変え、何度でも思うままに、あらゆる災害で地を打つ力を持っている。


【ふたりの証人】【二本のオリブの木】
⇒文亨進二代王様と文國進監察総監様を表しています。


●解明04
【獣が彼らを殺す】【彼らの主も十字架につけられた】とは何を意味するのか。


11:7そして、彼らがそのあかしを終えると、底知れぬ所からのぼって来る獣が、彼らと戦って打ち勝ち、彼らを殺す
11:8彼らの死体はソドムや、エジプトにたとえられている大いなる都の大通りにさらされる彼らの主も、この都で十字架につけられたのである。


【獣が彼らと戦って打ち勝ち彼らを殺す】【彼らの死体は都の大通りにさらされる】
⇒韓鶴子女史により、文亨進二代王様が家庭連合の世界会長の立場を解任され、文国進監察総監様が統一財団理事長の立場を解任されて荒野に追われることの預言です。

⇒死体をさらすというのは、死者に対する最大の屈辱的処置です。韓鶴子女史やその側近グループは、文鮮明師が定めた、二人の直系後継者をさらし者にし、罪をきせ、米国に追放したのです。


【彼らの主もこの都で十字架につけられた】
⇒「彼らの主」とは文鮮明師のことであり、「この都」とは清平聖地、「十字架につけられた」とは、文鮮明師の「聖和」を象徴的に表してます。

 文鮮明師は再臨主の使命を完全勝利奉献した基台の上で、三大王権に勝利圏を相続するために「三大王権への勝利相続の十字架」を選択し寿命を短縮しました。


●解明05
【地に住む人々は、互いに贈り物をしあう】とは何を意味するのか。


11:9いろいろな民族、部族、国語、国民に属する人々が、三日半の間、彼らの死体をながめるが、その死体を墓に納めることは許さない
11:10地に住む人々は、彼らのことで喜び楽しみ、互に贈り物をしあう。このふたりの預言者は、地に住む者たちを悩ましたからである。


●【互いに贈り物をしあう】
⇒この聖句は、家庭連合の人たちが文亨進二代王様と文国進監察総監様が解任されたことを喜ぶことの預言です。


●解明05
【彼らは立ち上がり、恐怖に襲われた】とは何を意味するのか。


11:11三日半の後、いのちの息が、神から出て彼らの中にはいり、そして、彼らが立ち上がったので、それを見た人々は非常な恐怖に襲われた。


●【彼らが立ち上がり、恐怖に襲われた】
⇒この聖句は、2015年1月18日の説教「沈黙を破って」から始まる文亨進二代王様の家庭連合への断罪に対して、家庭連合の幹部たちが恐れることの預言です。


●解明06
【彼らは雲に乗って天に上った】とは何を意味するのか。


11:12その時、天から大きな声がして、「ここに上ってきなさい」と言うのを、彼らは聞いた。そして、彼らは雲に乗って天に上った。彼らの敵はそれを見た。
11:13この時、大地震が起って、都の十分の一は倒れ、その地震で七千人が死に、生き残った人々は驚き恐れて、天の神に栄光を帰した。


【彼らは雲に乗って天上に上った】
⇒文亨進二代王様と文国進監察総監様は、韓国清平の天正宮を離れ、米国のペンシルベニヤのニューファンドランドを宣教拠点に定め、信徒(雲)の支援の基に、教会活動を再開しました。すべて霊界にいまし給う真の御父母様の加護と導きによる、神の摂理的再建のための苦渋の決断でした。


●解明07
【第三のわざわい】とは何を意味するのか。


11:14第二のわざわいは、過ぎ去った。見よ、第三のわざわいがすぐに来る。


【第三のわざわい】
⇒「幕間劇」により時系列的に前後している唯一の章構成のために「第三のわざわい(偽りの基元節)」の具体的記述はこのあとに示されてない。


●解明08
【第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした】とは何を意味するのか。


11:15第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、大きな声々が天に起って言った、「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。主は世々限りなく支配なさるであろう」。
11:16そして、神のみまえで座についている二十四人の長老は、ひれ伏し、神を拝して言った、11:17「今いまし、昔いませる、全能者にして主なる神よ。大いなる御力をふるって支配なさったことを、感謝します。
11:18諸国民は怒り狂いましたが、あなたも怒りをあらわされました。そして、死人をさばき、あなたの僕なる預言者、聖徒、小さき者も、大いなる者も、すべて御名をおそれる者たちに報いを与え、また、地を滅ぼす者どもを滅ぼして下さる時がきました」。


●【第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした】(11・15~19)
⇒2015年8月30日(天暦7月17日)、真のカインとし て勝利された文国進監察総監様が、真のアベル勝利された文亨進二代王様に王冠を被せてさしあげました(「文亨進二代王戴冠式」)。このことにより、神様と文鮮明師を中心として、真のカインと真のアベルが一体化した勝利の基台が再び造成され、文鮮明師の聖和からサタン分立の3年路程を経て「真の基元節(蘇生段階)」が制定されたのです。

●【この世の国は、われらの主とキリストとの国となった
⇒真の主の家庭の「真の基元節」の勝利奉献によって、神主権の「天宙平和統一国(天一国)」が始まることを預言しているのであります。


●解明09
【真の紀元節】の概要についての解説

「真の基元節」は3段階で蕩減復帰摂理が行われました。
蘇生段階:2015年8月30日(天暦:7月17日)
『文亨進二代王戴冠式』(真の父復帰)
長成段階:2017年9月23日(天暦:8月4日)
『天地人真の父母様天宙完成祝福聖婚式』(真の父母復帰)
完成段階:2018年2月28日(天暦:1月13日)
『天宙天地人真の父母様天一国生命の書入籍祝福式』
(真の子女~真の家庭復帰)


●解明10
【声と、雷鳴と、地震、大粒の雹】とは何を意味するのか。


11:19そして、天にある神の聖所が開けて、聖所の中に契約の箱が見えた。また、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴と、地震とが起り、大粒の雹が降った


もろもろの声と、雷鳴と、地震が起り、大粒の雹が降る
⇒「真の基元節」の勝利により、文亨進二代王様が本然の位置に復帰就任されることを預言した聖句です。

●4章5節⇒「再臨主聖誕」
●8章5節⇒「文亨進様後継者宣布」
●16章18節⇒「文信俊様が三代王として立つ」


●おわりに

 第十一章は、ヨハネの黙示録の中で、第十二章とならび、それだけでもストーリー展開が完結している幕間劇(回想劇)であります。
 この第十一章の「二人の証人」は、キリスト教二千年の歴史においても、さまざま議論されてきた難問でありましたが、ついぞ解明できなかったのです。それもそのはず、成約時代に、ヨハネの黙示録が、「再臨主聖誕以後の三代王権の預言」として解明されてこそ、はじめて封印が解かれるのです。


 ここに、ヨハネの黙示録が、文亨進様と、文国進様の、二人の証人を証しするための、神の黙示テキストであった事実が、万民の前に確定したのです。
 世界平和統一聖殿こそが、二人の証人に率いられた、新たな選民圏の民に他ならないのであります。

 最後までお付き合いいただきました皆様に、心より感謝申し上げます。
 皆様の上に、神の恵みと祝福あらんことを祈念いたします。

 祈り。アージュ。


KINDLE電子書籍で公開中。小冊子も購入できます。下記アドレスをクリックください。

おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?