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連載第16回「成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明」第十三章「天の父母様聖会」設立と「第一と第二の獣の幻」

●はじめに

 前回連載第15回目は、ヨハネの黙示録第十二章、「真の母捕虜及び復帰時代」の内容でありました。
 本日の第16回目からは、「三大王権完成準備時代」の黙示預言に入ります。

 それでは、摂理歴史の概要から解明していきたいと思います。


●解明01
「三大王権完成準備時代(2018.9~2022.8)」略年表

●2019(天0212)0318  『康賢實真のお母様天宙聖和式』(米国)
●2019(天0309)0413 「2019年キングダム・アカデミー」開催
●2019(天0501)0603 「210代先祖解怨式及び先祖祝福式」(米国)
●2019(天0914)1012 第Ⅰ回 『鉄の杖自由祝祭』 開催(米国・PA) 
●2019(天0916)1014 『10.14鉄の杖祝福式』(米国・PA)
●2020(天0408)0530 「2020年キングス・アカデミー」開催
●2020(天0501)0621 「210代先祖解怨式及び先祖祝福式」(米国)
●2020(天0823)1009 第Ⅱ回 『鉄の杖自由祝祭』 開催
●2020(天0823)1010 『真の父母記念館』開館式(米国)揮毫「天一本郷
           苑」
●2020(天0928)1014 『10.14鉄の杖祝福式』(米国・PA)
●2021(天0201)0313 「2021年キングス・アカデミー」開催
●2021(天0501)0610 「210代先祖解怨式及び先祖祝福式」(米国)
●2021(天0903)1008 第Ⅲ回 『鉄の杖自由祝祭』 開催(米国・PA)
●2021(天0909)1014 『10.14鉄の杖祝福式』 (米国・テネシー)
●2021(天0910)1015 『テネシー清平特別精誠路程』(~30日)*「テネ
           シー清平聖地」奉献
●2022(天0410)0510 文亨進二代王様御夫妻韓国訪問(~26日、信俊様・
           信得様御同行)
●2022(天0412)0512 『文亨進二代王帰還歓迎勝利報告麗水大会』
●2022(天0413)0513 『文亨進二代王帰還歓迎勝利報告昌原大会』
●2022(天0418)0518 『文亨進二代王帰還歓迎勝利報告清州大会』
●2022(天0420)0520 『文亨進二代王帰還歓迎勝利報告春川大会』
●2022(天0424)0524 『文亨進二代王帰還歓迎勝利報告ソウル大会』
●2022(天0427)0527 文亨進二代王様、特別聖燭伝授(韓国・順天)
●2022(天0501)0530 「210代先祖解怨式及び先祖祝福式」(米国)
●2022(天0524)0622 文亨進二代王様御夫妻御来日(~7月14日、信俊様
           御同行)
文国進監察総監様御来日(~27日)
●2022(天0527)0625 『文亨進二代王帰還歓迎勝利報告東京大会』
           (*家庭連合幹部が騒乱)
●2022(天0528)0626 『日曜礼拝・天宙天地人真のご父母様天一国生命の
           書入籍祝福式』東京
●2022(天0601)0629 『文亨進二代王帰還歓迎勝利報告九州大会』
●2022(天0604)0702 『文亨進二代王帰還歓迎勝利報告関西大会』
●2022(天0608)0706 『文亨進二代王帰還歓迎勝利報告中部大会』
●2022(天0610)0708 安倍晋三元首相銃撃事件(日本・奈良)
●2022(天0612)0710 『文亨進二代王帰還歓迎勝利報告北海道大会』
●2022(天0615)0713 安倍晋三元首相追悼訓読会及び祈祷会(日本・群馬
           天正宮)
●2022(天0913)1008 第Ⅳ回 『鉄の杖自由祝祭』 開催(米国・PA)
●2022(天0919)1014 『天一国入籍祝福式』 (米国・テネシー)
●2023(天0120)0210 文亨進二代王様御夫妻韓国訪問(~27日、信満様御
           同行)
●2023(天0121)0211 順天天正宮「入宮式」挙行(韓国・順天)
●2023(天0121)0211 文亨進二代王様、揮毫『真父愛宮』を下賜
●2023(天0127)0217 文亨進二代王様御夫妻日本訪問(~21日、信満様御
           同行)
●2023(天0128)0218 群馬天正宮「入宮式」挙行(日本・群馬)
●2023(天0128)0218 文亨進二代王様、揮毫『真父光宮』を下賜
●2023(天0129)0219 「文亨進二代王様日本信徒招請天運相続特別礼拝」
           (日本・東京、1000名参加)
●2023(天0129)0219 「天地人真のご父母様天一国生命の書入籍祝福式」 
           (日本・東京)
●2023(天0129)0219 『原理原本』(日本語版)出版
●2023(天0304)0423 文信俊三代王・酒井心佑王妃祝福聖婚式(子羊の婚
           苑)


●解明02
「三大王権完成準備時代」は、「ヨハネの黙示録」の第何章に該当するのでしょうか。

下のスライドを参照していただきたいと思います。
 ヨハネの黙示録・第十三章は「三大王権完成準備時代(2018.9~2022.8)」の最初の章に位置することが分かります。

「三大王権完成準備時代」は三代王の子羊の婚苑挙行奉献のための準備時代です

第十三章は、韓鶴子総裁が「天の父母様聖会」を設立し、世界を「偽りの世界戦略」によって混乱させる様を黙示・預言しております。
 それでは、さっそく本文の解明に入ってまいりましょう。


●解明03
【一匹の獣が海から上って来る】とは何を意味するのか。


13:1わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。それには角が十本、頭が七つあり、それらの角には十の冠があって、頭には神を汚す名がついていた。
13:2わたしの見たこの獣はひょうに似ており、その足はくまの足のようで、その口はししの口のようであった。龍は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣に与えた


●【一匹の獣が海から上って来る
⇒韓鶴子総裁は、2020年5月に「世界平和統一家庭連合」の名称を「天の父母様聖会」へ変更することを発表しました。
「角が十本、頭が七つ、角が十の冠」がある一匹の獣は、再臨主文鮮明師と全く無縁の宗教団体を意味する「天の父母様聖会」を設立した韓鶴子総裁を象徴しています。

2020年5月8日聖婚60周年記念特別集会で韓鶴子総裁は天の父母様聖会を発表した
真のお父様が定めた「世界平和統一家庭連合」の上を韓鶴子女史が定めた「天の父母様聖会」が占拠しているのである


●解明04
【頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な 傷もなおってしまった】とは何を意味するのか。


13:3その頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な傷もなおってしまった。そこで、全地の人々は驚きおそれて、その獣に従い、13:4また、龍がその権威を獣に与えたので、人々は龍を拝み、さらに、その獣を拝んで言った、「だれが、この獣に匹敵し得ようか。だれが、これと戦うことができようか」。


【頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な 傷もなおってしまった】
⇒「死ぬほどの傷」は、二人の証人である、文亨進二代王様と文国進監察総監様が、米国で霊的な文鮮明師の指導のもとで再起され、2015年1月18日に「沈黙を破って」の公開説教で、すべての家庭連合幹部を処断したことを示します。
 しかし、この致命的な傷も、韓鶴子総裁が示した「Vision2020」を実践する、イ・ヨンホ世界宣教本部長が主導した世界の第三諸国で大会や偽りの祝福式の挙行は、あたかも、神の世界復帰戦略が進行しているような演出を行い、失地を回復したのです。


●解明05
【大言を吐き汚しごとを語る口】【四十二か月のあいだ活動する権威が与えられた】とは何を意味するのか。


13:5この獣には、また、大言を吐き汚しごとを語る口が与えられ、四十二か月のあいだ活動する権威が与えられた
13:6そこで、彼は口を開いて神を汚し、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちとを汚した。
13:7そして彼は、聖徒に戦いをいどんでこれに勝つことを許され、さらに、すべての部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。
13:8地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、その名を世の初めからしるされていない者はみな、この獣を拝むであろう13:9耳のある者は、聞くがよい。
13:10とりこになるべき者は、とりこになっていく。つるぎで殺す者は、自らもつるぎで殺されねばならない。ここに、聖徒たちの忍耐と信仰とがある。


「VISION2020」と偽りの世界復帰戦略
⇒韓鶴子総裁は、2014年に「世界平和統一家庭連合」が2020年までの7年間で達成すべき計画を「Vision2020」として発表。その骨子は、2020まで最低7ヵ国主権を復帰し、神の国とする壮大なものでした。日本でも、2014年3月「Vision2020勝利のための出発結団式」が全国16地区で開催されましたが、結果は惨憺たるもので、再臨主に反旗を翻した「天の父母様聖会」は崩壊への道を転落し始めます。

●「家庭連合」の世界宣教7つの大会
⇒神側の摂理が、第三祝福の象徴である「テネシー清平聖地」を確定させる前に、家庭連合側がそれに先行して、7か国復帰のための象徴的な大会を挙行いたします。2014年に発表されたVision2020の総決算の大会ですが、以下にその大会の概要を示します。(*2019年開催行事です)
①「アフリカサミット」サントメ・プリンシペ民主共和国9・5
②「アジア・太平洋サミット」カンボジア11・19~20
③「世界平和華人連合世界大会」台湾11・22~23
④「アフリカサミット2019」ニジェール11月
⑤「アフリカ大陸レベルの20万人祝福式」南アフリカ12・7
⑥「アジア・太平洋ファーストレディサミット」パラオ12・9
⑦「中南米希望前進大会」ドミニカ共和国12・14~15
⇒膨大な信徒の献金をつぎ込み2020年を迎える間際に挙行された7つの大会は、当然主権復帰の成果はなく、韓鶴子総裁のご都合主義とメンツを保つための偽りの大会であったのです。

大言を吐き汚しごとを語る口】【四十二か月のあいだ活動する権威が与えられた
⇒「大言を吐き汚しごとを語る口」とは、「Vision2020」を語る韓鶴子総裁を表し、「四十二ヶ月(三年半)のあいだ活動する権威が与えられた」とは、2016年から「三大王権完成準備時代」の2019年末までの三年半が、「世界巡回大会」や「偽りの祝福式」活動のピークであったことを表します。

【ほふられた小羊のいのちの書に、その名を世の初めからしるされていない者はみな、この獣を拝むであろう】
⇒5章4節に「ほふられたとみえる小羊」という同じ表現があり、これは再臨主・文鮮明師の隠喩です。この聖句は、たとえ祝福家庭といえども、再臨主の「いのちの書」に名がしるされているか否かは、確定していないことを示します。
 「この獣」は、家庭連合の韓鶴子総裁の隠喩ですから、家庭連合に留まり、韓鶴子総裁を独生女(女性メシヤ)として崇拝している祝福家庭は、もはや「いのちの書」に、その名がしるされていないのです。


●解明06
【ほかの獣】【龍のように物を言った】とは何を意味するのか。


13:11わたしはまた、ほかの獣が地から上って来るのを見た。それには小羊のような角が二つあって、龍のように物を言った
13:12そして、先の獣の持つすべての権力をその前で働かせた。また、地と地に住む人々に、致命的な傷がいやされた先の獣を拝ませた。
13:13また、大いなるしるしを行って、人々の前で火を天から地に降らせることさえした。


【ほかの獣】【子羊のような角が二つあって、龍のように物を言った】
⇒韓鶴子女史は、2020年5月8日の「天の父母様聖会宣布」にて、側近の尹煐鎬(ユン・ヨンホ)氏を世界宣教本部長に任命しました。他の人々に先の獣を拝ませる「ほかの獣」とは、この尹煐鎬(ユン・ヨンホ)氏のことであり、韓鶴子女史の最側近として教会組織の全権を掌握することが預言されています。

世界宣教本部長のユン・ヨンホ氏


●解明07
【先の獣の像を造ることを、地に住む人々に命じた】とは何を意味するのか。


13:14さらに、先の獣の前で行うのを許されたしるしで、地に住む人々を惑わし、かつ、つるぎの傷を受けてもなお生きている先の獣の像を造ることを、地に住む人々に命じた
13:15それから、その獣の像に息を吹き込んで、その獣の像が物を言うことさえできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた


【先の獣の像を造ることを、地に住む人々に命じた】
⇒「獣の像」とは2020年9月28日に除幕式が行われて公開された韓鶴子女史の白い彫刻像のことを意味します。尹煐鎬(ユン・ヨンホ)氏の主導により、韓鶴子総裁の彫刻像がつくられ、すべての「天の父母様聖会」信徒にそれを崇拝されることが預言されています。


●解明08
【すべての人々に刻印を押させる】とは何を意味するのか。


13:16また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ13:17この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。
13:18ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。


【刻印を押させた】
⇒韓鶴子総裁により、偽りの基元節以降、天寶入籍勝利家庭になるための「天寶聖酒式」なるものが突然現れ、すべての祝福家庭はこの「聖酒(毒の聖酒)」を飲むことを強要されてしまいます。また、公職者は一人残らず、韓鶴子総裁に絶対服従を誓う宣誓書にサインすることを強要されたのです。


●おわりに


 聖書を解明してきた、ヨハネの黙示録の題十三章もまた、「第一の獣」「第二の獣」「先の獣の像」と象徴的な隠喩が、韓鶴子総裁、世界宣教本部長のユン・ヨンホ、「韓鶴子天一国安着宣布像」という具体的な人物と事物に見事解明することができました。
 年代的にもぴたりと的中するこれらの黙示予言の解明をつうじ、家庭連合はもはや審判の対象でしかなく、文亨進様、文国進様の「二人の証人」を基軸に、天界の真の御父母様は摂理を推進しておられることを、私たちは確信せざるをえません。
 すべての家庭連合の祝福家庭が、三大王権に復帰し、いのちの書に名が印される者となることを、神は切実にねがっているにちがいありません。
 最後まで、お付き合いいただいた皆様に、神の恵みと祝福あらんことを祈ります。

 祈り。アージュ。

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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!



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