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オリジナルコンテンツの作り方①掛け算に必要なのは、好きと得意、そしてあと2つ。

117文字の漢字で読む心理リーディング
名前の漢字(ことば)で読むセラピー
これらは、完全なオリジナルコンテンツです。


オリジナルの強みは、
 自分の好きなように使える
 自分の好きなように変更できる
 自分の好きなように応用できる

でしょうか。

もちろんデメリットもあります。
一番大きなデメリットは認知度がないことでしょう。

それでもオリジナルコンテンツを開発する価値はあります。

何故なら誰も知らないってことは、教えることが出来るし、
新しい価値やサービスを生み出せるなど、無限の可能性があるからです。

オリジナルコンテンツを作る方法は掛け算です。

まずは、「好きなこと×得意なこと」

なんだ、当たり前って思っていませんか?
でもそれだけでは足りません。

さらに必要なのは
全く新しい知識、そして既存のモデルなのです。

この4つをかけわせたモノ中からオリジナルが生まれるのです。
漢字117文字で読む心理リーディングを例に解説していきます。

 好きなこと 読書・映画やドラマの登場人物の台詞や言い回しとその心情分析
 得意なこと 書くこと・ストーリー作り

実際、その人の言葉や言い回しから、心情を読み取ることが出来ました。
また、言葉で問いかけることによりいろいろなことが想起されることにも気づいていました。

でも、それだけではセラピストやカウンセラーにもなれない。
そこで心理学を本格的に学び始めました。
 
 新しい知識 心理学

また、言葉と心の作用を示すため、言葉カードを作りました

 既存のモノ 言葉が書いてあるオラクルカード

これが原型です。
好きなこと、得意なことからは持続可能なモチベーションが生まれ、新しい知識からは新しい価値観を付加することが出来ます。そして既存のモノからは親しみやすさ、扱いやすさを得ることができます。

そしてここから不要なモノをどんどん取り除く精査を始めます。
まずはカードの枚数。言葉は人の数だけあり1000枚を超えました。
それに言葉の使い方、イメージは人それぞれでそれを読み解くなんて不可能。
言葉が心に作用するとして、人の感情の表現も様々。
喜怒哀楽などの基本感情をどんな言葉で表現しているだろうか、と言葉という概念を取り除き、シンプルに漢字一文字に当てはめてみました。

こうして出来上がったのが、117枚の漢字で読む心理リーディングの一覧表、
そして漢字を言葉として読む心理リーディングです。

またコンテンツとして成り立たせるための重要な要素はいくつかあります。
 
 どんな状況でも対応できるコンテンツであること、
 人にとって普遍的な価値があること、
 自分が無理なく続けられること

漢字心理リーディングが完成した頃、世の中はパンデミックの真っ最中。
対面で密接にカードを使うなんてことはできませんでした。
でも、漢字一覧表はオンラインで対応可能。好き・嫌い・気になるとチェック済みの漢字表の画像を送信してもらえば、
それで充分鑑定ができました。

また自分を知りたい、というのは誰もが持っている欲求、思った以上に自分達の姿を映し出していました。

漢字表が出来上がるまでは、毎日唸っていましたが、一旦完成してしまうと時々漢字表を眺めながら新しい漢字を探したりする程度、いつでもどこでもリーディングを行えるようになりました。

そこから波及して生まれたのが名前の漢字(ことば)で読む物語セラピー、
これもどんな状況でも続けられるし、人として絶対的な価値を持っていて、
無理なく続けられるコンテンツです。

最近ではもっと応用できないかと、改めてカードを作ってみたり、カードゲームやボードゲームにならないかと思案中です。

そして、オリジナルコンテンツを生み出したことにより、
オリジナルコンテンツの作り方、という新しいコンテンツも生まれました。

やはりオリジナルコンテンツは最強ですね。

次回は、なぜ電子書籍にしたのか、ということについて書いていきます。

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