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結婚について

なぜ父は母をいじめていたのだろうか?
いじめたというと語弊があるのかもしれないけれど、父は嫁いできた母が困っているときや不快に感じているときでも手を差し伸べず、むしろ周りの自分の家族や親戚に合わせて母を突き放してきた。家事も育児もご近所や親戚とのあれこれもすべて丸投げで手助けしない。何なら周りと一緒に母にダメ出しをしてバカにする。母が家族の中や親戚の中で孤立しても見て見ぬ振りして放置。
何のために母はここにいるのだろう? 結婚って何? そう思ってきた。
永久就職って本当なんだ。24時間働いて、それが死ぬまで続くの? 地獄じゃん。結婚ってもっと楽しかったり、幸せだったりするものじゃないの?
絵本や漫画、テレビの中に出てくる幸せそうな花嫁とのギャップに困惑していた。父は母のことが好きで結婚したんじゃないの? 母をいじめて何がしたかったのだろう? 未だに答えが出ていない。父は母とどうなりたかったのか? 父が思う妻・嫁・母親にならなければ、母は父に認められず大事にされないということなのか? 何様? 父は自分にどれだけの価値があると思っているのだろう? なぜ自分が評価する側だと思っているのか謎過ぎる。田舎の長男、親同居って、わざわざこんな場所に嫁に来ていただいたという自覚はなかったのか?(偏見)どうすれば母は幸せに生きられたのだろう? どうすれば母は子どもを痛めつけずに生きられたのだろう? もちろん、母の育った環境と母が乗り越えられなかった母自身の問題を抱えていたのも理解しているが、それらを結婚で解消することは無謀なこと?
もし母が結婚で幸せになっていれば、子どもを痛めつけずにすんだのではないか? 父が母を幸せにすることができれば、家族は幸せに暮らすことができたのではないかと思ってしまうのは父に対する過剰期待なのだろうか? というか、そもそも母はどうすればどうなれば幸せだったのだろう? 
そんなことをずっと行ったり来たり考えてしまう。

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