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年上とか年下とか

年下の兄弟に失礼な態度を取られても、相手は年下なんだからと許してきた。怒ったら負け、みたいな。でも最近それは違うよなと思い始める。私のことを舐めているというのは確かにそうだろう。でもそれだけではなく、甘えているなと思う。そういう失礼な態度を取っても、私なら許してくれるだろうと思っているからそういう態度を取れるわけで。そう考えると「気持ち悪っ」と思った。「何を甘えているんだろう、この人は」と。私に失礼な態度を取りながら、私に甘えているという矛盾。どうしてそんな気持ち悪い関係を許してきたのだろうかと自分にムカつく。

そもそも、年上は年下を守ってあげねばとか大事にしてあげなければといった子どもの頃からの常識? いや、大人からの言い聞かせ的なものが根深く私の中に残っていて、そういう関わり方になってしまっていた。それらはある一面では正しいと思う。でも、それを盾に気持ち悪い甘え方を許すのは違う話だ。自分が年下であると主張し、守ってもらおうとするのであれば、そっちもそっちで年上を敬えよと思う。少なくとも、失礼な態度を取るべきではないし、「年下なんだからやってもらって当然」といった考え方はなしだ。一方的に、自分は年下だから大事にしろという主張だけを常識として認めさせようとするのは違うんじゃないの? 私だったらそういう態度を取っても受け入れてくれるだろうという甘え。本当に気持ち悪い。何で私はこういう気持ち悪い態度を受け入れてきたのだろう。本当に自分に対してムカつく。

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