八橋 東平
気の赴くままに詩を書いていきたいと思います。
僕は今 水平線の上に湧き立つ入道雲を 掴みに行こうとして 荒廃した世界の中を歩いている あの日 僕の中に実った果実が いつまで経っても熟れないままだから 生きる意味を見つけられたら みんなと同じようになれたら あんなものを追いかけなくて済むだろうか 分からないけど いつも こんな風に生まれた自分を悔やんでしまう 空に向かって飛び立つこともできないまま ただこの「地上」に縛り付けられている そんな僕を今日も置き去りにして みんなで嗤えばいい みんなで嗤えばいい! 僕は今