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あなたとわたし

いつもそばにいてくれてありがとう。

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あなたは、いつもわたしのそばにいてくれます。
左にいてはパートナーのようにわたしを励まし、
右にいては友のように笑い合い、
前に立っては、師のように導いてくださり、
後ろにいては、母のように背中を押し、
上にいては、太陽のように歩む道を導き照らし
下にいては、岩のような揺るがない信念で私を諭し、
私の内にいては、魂の一部であるかのようにあなたを身近に感じ、
私の外にいては、天使のような慈愛で私を包んでくれています。

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あたなの振る舞う行動や話し方などから、自分と同じところを見つけて喜んだり、あなたの怒る姿や悲しむ姿から、自分への気付きになったり、あなたの仕草の一部に、自分の心の一部が惹きつけられます。

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このことは、あたなただけでなく、わたしだけでなく、だれでも他の人に対して、自分と同じところを見つけることはあります。なぜなら、わたし一人を考えてみたとしても、わたしの本当の自分を見つけ出すことに大変な苦労をするからです。

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わたしの性格を紐解いてみると、わたしの家族に同じような性格の人がいて、これは自分が周りの人から影響を受けていることは一目瞭然です。

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だれしも一度は経験したことがあるでしょう。あこがれのアイドルのファッションを真似したり、スター選手の好きな食べ物を好きになったり、人生で憧れとする師匠の言葉使いや習慣を真似したり。だれしも、だれかの真似をしていて、だれしも誰かに自分の性格を見出しています。

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いま、あなたの目に映る世界。それらの世界はあなたの心を映し出しているとはよく聞く言葉です。苦手な天気、苦手は通勤路、苦手な人間関係、苦手な性格、フラストレーションの溜まるこの世の中。これらの全てに対して、不平不満悪口グチ文句を言おうものなら、それらは全て自分の心を傷つけているのと同じです。あなたと世界は別物ではなく、あたなと世界は同じだからです。

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自分のことは大好きでも、人の悪口をいう人は、本当に自分を好きだといえません。人を大切にしても、自分が嫌いな人は、人を大切にしていません。自分も他人も同じくらい大切であると感じ、行動する人が本当に自分のことを愛せます。

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”汝自身を愛せよ”と、神は仰った。
”汝自身を愛せよ”と、僕は聞いた。
本当の汝とは、自分自身だけのことではなく、
他人の中に観る自分や、
自然界や人工物や天気に見出す自分の姿を
愛するということ。
愛には良いも悪いもなく、本当にただ愛するのみ。

簡単なことしか言ってないけれど、
心の底からの行動に移すのが難しい。
大いに惑い、大いに苦しみ、大いに悩み、
その先にある愛するという行為は、一体どんなことばで表現できるのだろう?

わたしはあなたを、わたし自身だと思って愛し、あなたはわたしへの愛を、わたしがあなたを愛するように愛するのでしょう。

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