業務改善:業務改革ではなくて[20240729]
先週末から土日にかけて上越新幹線や東海道新幹線に乗って「お出掛け三昧」だった。
子供たちの夏休み本番だなと実感した。
何故か?
どちらの新幹線も、短い区間なので通常は「自由席」で移動するのだが、
どうも混雑しているようだったので指定席を取ろうとしたが完売だった。
上越新幹線では自由席でも座れなくて列車の連結部で立って移動することに。
客車からは子供たちのはしゃぐ声が。
そんなこんなで、夏休み本番なのだなと実感した次第である。
さて、今週は「業務改善」について。
業務改革ではないの? と質問をいただくかもしれない。
今回は業務改善についてである。
改善を英語ではimprovement と表現している。
改革は、いくつかの単語はあるが、re-engineering とか revolution 辺りが丁度良い感じだろうか。
日本語の語感では「改善<改革」という感じがするが英語でも似たような感覚か。
re-engineeringとは「企業における、既存の管理方法や業務プロセスを抜本的に見直し、変更すること」という意味なので、企業の戦略変更に従って発生するアクティビティである。
では、improvementとは如何なるモノか?
ビジネスの根本的な変革を必要としない「軽目」な変更くらいの意味なのだろうか。
実は、英語のimprovementは日本語で言うほど軽くはない。
今週は、業務改善をテーマに「軽目」の変更について話そうと思う。
基本的な方針は、エコノミクスが合致するならば「大いにやるべし」である。
エコノミクスが合わないから「小西さん、知恵を貸してください」という話をいただくことがある。
しかし、エコノミクスが合わないのならば業務改善にはならないので「実施不可です」と諭すことになるのだが。
合同会社タッチコア 小西一有
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